それぞれのこれから

ーーー立ち上がりから現在に至るまでの経緯、何を目的にしてメディアを運営するかによって、違いが生まれるところと、共通するところがありました。異なった道を歩んできたメディアは、今後どういった方向に進んでいくのでしょうか。

朽木氏
「この先はそもそもの企業理念に立ち返り、“Life is Good”の概念を伝えるためのプラットフォームに近づいていくのかなと思います。“Life is Good”つまり人生は素晴らしいと思えるようにするためには、単純な話ではありますが、素晴らしいものを増やすか、素晴らしくないものを減らすかしかありません。
素晴らしいものを増やすのが、例えばいいWebサイトの紹介であったり、おもしろ企画であったり。素晴らしくないものを減らすのが、ライフハックだったり、ビジネスハックだったりするのだと思います。そういものを伝えていくためには、やはり幅広く扱っていくのがいいのかなと思って、他社のコンテンツなども自社ドメインに置いていく方向性で新しいメディアの形を考えていますね。」

ferret 飯高
「この先もこれまでと変わらず、「集客方法がわからない、コンバージョン施策がわからない」などといった、企業のWeb担当者がWebマーケティングに関することを知りたいと思った時に解決できるメディアを目指していきます。LIGがいろいろな形でユーザーにアプローチしていくのであれば、ferretはWebマーケティングのみでユーザーにアプローチします。
そして、我々には会員資産があるので、ここを活用してこれまでにないメディアのマネタイズをしていきたいと思っています。」

ーーー様々な会社で「オウンドメディア」が立ち上がっています。なんのために作られたメディアなのかによって、コンテンツの目的や運用体制、チームメンバーも変化してきます。自社でオウンドメディアを運用してみたいと考えている方は、この特徴的な2つのメディアを参考にしながら、自分たちに合うスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。

マーケティングの基本である市場分析とポジション
ブランディングで集客数はほとんど変わらなくても売上1.3倍
セールスフロー理解の重要性と具体的事例

Web戦略カリキュラム

Web戦略カリキュラム

Webマーケティングを実践するうえで、まずは押さえておくべきWeb戦略の基礎カリキュラムです。Web戦略の基礎は、様々なプロモーション手法やマーケティング活動の基本と言える考え方なので必ず押さえましょう。