WebページのようにPDCAを回せる。動画を数値で評価できるように

pictuer03.jpg

タッチスポット水嶋氏:
「インタラクティブ動画」は動画を見たかという指標にとどまらず、「どのボタンを押した」「押していない」「どの広告経由で入ってきた人はどのルートに行きやすい」「どのボタンを押した人はCVしやすい」など、Webページと同じようにすべてに分析指標を置いて計測できます。その辺りもインタラクティブ動画の強みですね。

バルクオム菊池氏:
従来の動画と違って、取れる情報が凄く多いですよね。PDCAもすごく回しやすいです。感覚的なところでなく数値ベースでしっかり対応できるところが凄く良いです。

タッチスポット水嶋氏:
「これぐらいの人は診断をやるんだな」「これぐらいの人たちは乾燥肌だったんだな」とか
「診断結果に対してこういう風に情報が出てきている人のほうが買いやすい」「流入経路によって結果がぜんぜん違う」などを見れているので、数字を見ながら次はどんな目標を立てよう、といったことができます。

バルクオム菊池氏:
今までの動画と違う最大の部分は、数字でコンテンツの良し悪しが振り返られる点ですね。流入媒体によって、例えばFacebookだったらこっちのコンテンツが選ばれるとか、こっちのコンテンツをLPに多めに入れようとか「次の一手」をプランニングできます。

タッチスポット水嶋氏:
ヒートマップではどうしても見きれない部分がありますが、「インタラクティブ動画」では*「興味」も数値化*されます。「インタラクティブ動画」の枠を超えたマーケティングにまで情報提供できるところも強みです。だからこそ僕らは、動画制作だけでなくマーケティングを一貫してサポートできます。

PDCAをインハウスで速く回したい企業向けには、インタラクティブ動画を編集するツールも提供しています。テキストや画像一枚入れ替えるぐらいであれば自社内でやってきたいという企業におすすめです。LPならインハウスでテキスト置き換えなどできるものですが、動画だけは今までインハウスでテキスト入れ替えなどできなかったことなので、そこは動画の進化だと言えます。

チャットボットと連携して、さらにシームレスな購買体験を実現できる

ferret:
ユーザーが選択肢を選んでそれに対して個人に最適化して進めていく…というインタラクティブ動画の仕組みは、チャットボットと似ているようにも感じます。ユーザーにアクションを促すだけならわざわざ動画でなくても良いのでは?とも思うのですが、その辺りの棲み分けはどう考えていますか?

タッチスポット水嶋氏:
チャットボットも購買を促すものがあったり、双方向性と言えば双方向性ですよね。お客様の状況に合わせた返答が返ってくる。「私自身のための情報を提供してくれている」という感覚をお客様に持っていただけるものです。

ただやっぱり、動画かテキストであるかは大きく違います。1分間の動画は、Webページ3,600ページ分の情報量があると言われています。ファーストビューだけだったとしても、それだけ理解できる情報量が増えます。それが、チャットボットとの大きな違いだと言えます。

pictuer01.jpg

タッチスポット水嶋氏:
まず、クリエイティブがあってブランディングイメージがある。その上で「次はいかがなさいますか?」と1秒2秒で訴えてくる。このブランディングイメージの部分は、チャットボットだと難しいのではないでしょうか?

ただ、インタラクティブ動画とチャットボットは、必ずしも切り分けて考える必要もないと思っています。ブランドの「カッコいいな」というイメージがあって「買いたいな」と思わせることができたら、そのままチャットボットに案内して買い物ができる、来場予約が出来る、といった連携が取れますから。「インタラクティブ動画」からボタンを押すとチャットボットが立ち上がる、といった連携方法ですね。

チャットボットの良さは購買までのUXをシームレスにしていく点にあり、例えば新規のお客様など、問い合わせフォームでたくさん聞きたいことがある人たちに対しては効果を発揮するものです。購買に意欲を向かせた後の動線としてはチャットボットが向いていると思います。

インタラクティブ動画とチャットボットの連携で、より購買意欲も高まるし、購買のストレスもなくなっていくと思いますね。

バルクオム菊池氏:
「インタラクティブ動画」の役割は入口でしっかり離脱率を防ぐ部分だと思いますが、チャットボットはクロージング部分ですからね。

タッチスポット水嶋氏:
「インタラクティブ動画」で「今すぐ購入」を押したらチャットボットが開く、そこから購買申し込みになっていく、というのが良い流れだと思います。