企業サービスの認知拡大にはさまざまな手法が用いられます。リストをもとにしたアプローチなど、ビジネスを拡大するための手法は多岐にわたるでしょう。その中の手法の1つとして広告があります。

あらゆる媒体を活用して商品やサービスについての情報に触れてもらうことが広告の目的ですが、広告の中にも多くの種類が存在しているので、最適なものを選択することが重要となってきます。

この記事では、広告の中でもメジャーなもののひとつであるバナー広告について見ていきます。広告出稿を検討する上で気になる費用感や相場についてまとめたので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。

バナー広告の特徴

まずはバナー広告の特徴について解説していきます。バナー広告ディスプレイ広告と近い意味合いで使われ、テキストというよりは画像や動画をメインに使用したビジュアル重視の広告となります。アフィリエイト広告などをイメージするとわかりやすいでしょう。

ビジュアルを使った訴求が可能となるので、視覚的なインパクトから興味を引くことができることが強みだといえます。認知を拡大するためのきっかけづくりとして、有効な手段になるでしょう。

バナー広告の種類

たくさんの種類があるバナー広告ですが、課金の基準によって区分けされていることが多く、目的に応じた選択がビジネスの拡大にも影響を与えます。

主にクリック型・インプレッション課金型・成果報酬型・期間保証型の4種類に大きく分けられ、何かしらの数によってコストが決定するという仕組みです。クリック型やインプレッション課金型はユーザー広告をクリックしたり閲覧することで費用が発生し、成果報酬型は成約に結びついたり条件を満たした際に費用が発生します。期間保証型は広告枠を一定期間契約することで、定額での取引が可能です。

これらの特徴は小さな違いに思えるかもしれませんが、大規模にビジネスになればなるほど差が出てくるといえます。自社がどの程度のビジネス拡大を目指しているのか、予算はどれくらいなのかを照らし合わせて、比較していきましょう。

バナー広告の料金相場はいくら

では4種類のバナー広告の料金相場について見ていってみましょう。あらかじめ相場を知っておくことでKPI設定などの精度も高めることができ、効率的な運用につながります。ぜひ参考にしてみてください。

クリック課金型

クリック課金型は文字通り、1クリックあたり〇円といった形式で料金が決まります。より多くの人がリンク先に訪れることが基準となるので、ビジュアルに自信のある広告デザインを使用している場合に強いといえます。

気になる料金相場は、1クリックあたり30~100円前後です。競合の多さによって金額は上下するので、狙っている広告枠に広告を打つ前に一度チェックしてみましょう。

インプレッション課金型

インプレッション課金型は、広告ユーザーに見られた数でカウントされます。ビジュアルに自信がある広告では有効に働きますが、クリック型と比べて1インプレッションあたりの料金も低くなる傾向にあります。

料金相場は1インプレッションにつき1~3円前後です。より多くの層にアプローチしたいときに効果的にとなりますので、検討してみてください。

成果報酬型

成果報酬型はいわゆるアフィリエイト広告のことです。バナー広告を表示するだけではコストは発生せず、表示されたリンク先で成約および条件の達成が確認された場合に、掲載元に費用を支払うという仕組みになっています。

料金相場は商品によって変動する場合がありますが、目安は10,000円の商品が売れた際の3割程度が広告費となることが一般的です。またサブスクリプションによって定期購入が確約されているものであれば、月額料金の数ヶ月分が支払われるケースもあります。

売上が確保されたのちの支払いとなるので、他の広告に比べて費用対効果が高くなる傾向にあるでしょう。

期間保証型

これまで紹介したものは、基本的にメディアなどに費用を支払って不定期で掲載する形式です。期間保証型はあらかじめ一定期間分の枠を規定の金額を支払うことで押さえる形式になります。広告費が固定となることから、他の広告のように予算が足りなくならないかを心配する必要がありません。

期間保証型の料金相場は、1ヶ月あたり50~60万円です。高いものは1枠100万円以上することもあり、メディアの選定は慎重におこなうことが重要となります。メディアが大きいものであればあるほど、費用も比例して大きくなるので、比較的安い小さめの枠を狙ってみるのも良いかもしれません。

掲載費だけでなくデザイン費にも注意

バナー広告ではビジュアルでのインパクトやデザイン性が重要です。最大限の効果を得るためにも、プロに依頼するのが得策といえます。そこで掲載費とは別でデザイン費も合わせて予算を組んでいくことが重要になってきます。

デザイン費はどんな広告にするのかによって変動しますが、静止画では3,000~5,000円前後が一般的です。そこから「GIF」にするのか「Flashタイプ」にするのかで費用が加算されていきます。さらに動画を使用するとなれば、企画費や撮影編集費用も加わるので、事前に目的を明確にしておくことが大事になります。