タイアップ広告のデメリット

メリットの一方で、「タイアップ広告」のデメリットについても理解しておきましょう。

制作から公開まで時間がかかる

タイアップ広告」を出す際は、制作から公開まである程度時間がかかるものだと理解しておきましょう。一例としては、「1ヶ月程度」掛かる場合などが挙げられます。

これは先述したとおり、自社側から媒体側に情報提供を行い、それを基に媒体側で編集・ライティングというプロセス踏み、その後さらに自社側でも記事内容のチェックをするという一連の工数を見越しておかなければならないためです。

媒体費用がかかる

次に、媒体費用がかかる、という点も理解しましょう。一例を挙げると、「掲載期間は1週間で、PV保証型」という掲載プランなどがあります。

1PVあたりの単価は、例えば「90円」だとしても、「1万PV保証」のプランとなれば、「90円×10,000PV=90万円」という計算になります。

リテラシーの高いユーザーには見てもらえない可能性もある

タイアップ広告は、必ず「PR」や「AD」などと、記事サムネイルや本文内に広告である旨を明記する必要があります。

そのため、特にリテラシーの高いユーザーにとっては、一見して「これは広告だ」と分かるので、その時点で離脱される可能性もあると言えます。

タイアップ広告出稿を検討する際のポイント

ここからは、「タイアップ広告」の出稿を検討する際のポイントについて解説します。

ペルソナにマッチする媒体を選定することが第一

「自社の新商品・サービスをできるだけたくさんの人に見てもらいたい、届けたい」という思いから、提携するメディアの権威性や人気度、PVの多さに目が行きがちになります。

しかしそれ以前に、タイアップ広告」を出稿することによる自社のゴールを明確にしましょう。

例えば、「今回、記事広告を出すことで、こんなペルソナのユーザー間での認知を獲得したい」「記事広告をきっかけに、今後、ユーザーに自社商品を想起させるきっかけづくりをしたい」といったようなゴールです。

ペルソナを細かに描くほど、自ずとどんなメディアと提携するのが適切であるか、絞り込まれてくるはずです。大規模なメディアと提携して高額な媒体費用を払っても、「ファンになってほしい人」「買って欲しい人」に情報を届けられなければ意味がありません。

「自社が思い描くペルソナにマッチした媒体を選ぶことが最重要」と理解しましょう。

一本の広告記事だけで終わらせないアプローチ・企画の仕方

タイアップ広告」の見せ方・出し方には、企画次第でさまざまなスタイルが考えられます。「ただ、自社商品・サービスについて1本の記事を書いてもらって終わり」だけではありません。

「ある程度期間をかけて認知度を高める」「ファンを醸成する」「商品・サービスについて深く理解させる」「自社とのタッチポイントをまずは作る」など、ゴール次第でさまざまな企画が考えられます。

<例>
・著名人をアサインして、対談形式の記事で見せる
・1本きりで終わりではなく、連載形式で見せる
・記事広告と、商品のサンプリングキャンペーンとをセットにする
・記事広告を入り口に、ウェビナー参加者募集につなげる
・読者へのアンケート調査を含んだ記事として見せる

上記で挙げたような例は、自社のランディングページで展開することも考えられます。

しかしそこへ、「もう一つの立場(=提携先メディア)の視点」を加えることで、より説得力を持って読者にメッセージを伝えられる手法だとも言えるでしょう。