ロングテールの弱点

ネット通販でも、ロングテール戦略には致命的な弱点があります。それは通販である以上、テール商品の在庫は少数しかおけないというものです。ロングテール戦略は、たまに売れるロングテール商品が、多くの種類集まることで効果があるというものです。
たまにしか売れない商品で大量の在庫をかかえてしまったら、経営がパンクしてしまう可能性だってあります。

ロングテール商品を扱ったとしても、その在庫数はわずかしか確保できないということは、そこでヒット商品がでたとしても在庫がすぐにはけてしまいチャンスロスとなり、結果としてヒットになることが難しいということになります。つまり、それらをすぐに補充できる物流や仕組みがなければ、弱点はカバーできないということになります。

弱点を解消したリアル店舗 鹿児島のスーパー A-Z

近年、リアル店舗でもロングテール戦略で売上を伸ばす企業が出てきています。

鹿児島にあるスーパー「A-Z」は、東京ドーム6個分という広大な店舗面積に、ありとあらゆる商品を取りそろえ、周辺人口が減少するなか毎年増収を続けています。普通のスーパーの在庫量が数万点にも関わらず、A-Zの在庫数は37万点以上です。
リアル店舗でも、「売り場面積」という課題をクリアすれば、ロングテール戦略を実現できる事例といえます。

弱点を解消したリアル店舗 IKEA

IKEAは実店舗を持った販売形態ながら、ロングテール戦略で成功しています。
IKEAの成功の秘密は、おしゃれな家具を取り扱っており一度で家具の買い物を済ませられるために集客力が高く、郊外に店舗を構えられるというところにあります。
地価の安い郊外に倉庫と一体化した店舗を構えられるために店舗を巨大化しやすく、ロングテール戦略の条件が整えられているのです。

ロングテールを実行するには

ネット販売において、ロングテールを実行するためには、検索エンジンで上位に表示されるページを大量にもつ、ロングテールSEOを実施する必要があります。そのためには以下の4点をおさえる必要があります。

  1. 検索エンジンの推奨するページ作り
  2. GoogleSearchConsoleにホームページを登録
  3. 定期的にページを増やす仕組みを作る
  4. 専門知識コンテンツを増やす

1.検索エンジンが推奨するページ作り

ページはただ作るだけでなく公開後、検索エンジンインデックスされることが重要です。そのためにGoogleが奨めているのは、標準的な技術仕様にもとづいてページをつくることと、それらをより察知しやすくするために彼らの用意したWeb担当者向けのサービスGoogleSearchConsoleを活用することです。

参考:
SEO対策とは〜初心者でも分かるSEOの基礎〜

2.GoogleSearchConsoleにホームページを登録

ホームページGoogleSearchConsoleに登録し、Googleが見つけやすいように準備をします。

参考:
Google Search Console

具体的には上記のGoogle Search Consoleカリキュラムに記載しておりますが、ホームページ全体のページ一覧リスト(サイトマップファイル)をつくり、それをGoogleSearchConsoleに送信すればOKです。

こうすることで、あなたが立ち上げたホームページ検索エンジンに登録され、検索対象になる=インデックスされていきます。

Googleはこれらに関する情報は日々公開していますので、ぜひほかの情報も見ておきましょう。

参考:
<公式PDF>検索エンジン最適化スターターガイド
<公式>SEOが必要なケース - GoogleSearchConsole ヘルプ
<公式>PageSpeed Insights ※ホームページ表示テスト・ツール

3.定期的にページを増やす仕組みを作る

さらに重要なのは、「ページを増やす=入り口を増やす」ことを仕組み化することです。GoogleSearchConsoleを活用しても、インデックス数=入り口が定期的に増えていかない状況で、競合がそれをうわまわるページ数を公開してきましたらリスクとなります。

具体的には、「スタッフでブログを書く、定期的に商品を追加する、関連情報を外部のライターをつかって情報追加する、イベントや派生商品の開発」などを定期化すると良いでしょう。

そして、ページが増えきてきましたら、前述の「site:ドメイン」検索で確認をし、つねにその施策が適切かどうかチェックしながら、ロングテール戦略を進めましょう。そうしますと、気づけば徐々に集客が増えていきます。

4.専門知識コンテンツを増やす

専門的な知識が必要なコンテンツの場合、素人の意見はあまり信頼されにくいものです。そのような場合は、専門家にインタビューし、実際に書いてもらうなどをしましょう。専門家が提供するコンテンツを増やしていくと、ユーザーからの信頼を獲得し、Googleからの評価も高めることができるでしょう。