アクセス解析を導入したら、次の打ち手にどんどん活用しよう

アクセス解析を導入する最大のメリットは、数字という客観的指標を用いて、自社サイトが抱える課題を日々、発見できることにあります。

サイトの課題を発見したら、ユーザー視点に立って仮説を立て、サイトをどんどん改善していくことが可能です。つまり、アクセス解析を根拠に自社サイトの「PDCAサイクル」を回していくことができるようになります。

例えば、自社サイト内でキャンペーンのためにランディングページを設置したとします。

  1. アクセス解析で成果を見る
  2. 流入数」は低くなかったが、「直帰率」が高かった
  3. 「直帰率が高い=ユーザーにすぐ逃げられている」ということは、ユーザーニーズに合致していない可能性がある
  4. ニーズを改めて考察し、サイトの構成・デザインを見直す

上記1〜4で示したように、アクセス解析を起点・根拠として、具体的な「次の打ち手」をどんどん投入していける、ということになるのです。

「使いながら慣れていく」ことも大切

アクセス解析は決して、「設置できたから安心」というところで満足していてはいけません。「アクセス解析をもとにPDCAを回すためのもの」と理解して運用していくことが重要です。

また、「なんだか難しそう」「使いこなせそうにない」と敬遠するより、まずは導入してみて「使いながら慣れていく」「日々、少しずつ理解を深めていく」という視点も大切です。

まだアクセス解析を導入していない方は、ぜひトライして自社サイトの発展に役立てていってください。

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