【初心者向け】サイト作成の手順から準備・方法まで詳しく解説

サイト作成に対して「難しそう」「トラブルが起こりそう」といったイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。

従来は、HTMLやCSSでゼロから自分で作る方法が一般的でしたが、近年はサイト作成ツール・サービスの充実化により、初心者でも簡単にサイト作成ができるようになりました。

そこで本記事では、サイトの作成方法をテーマに、事前準備や手順、おすすめツール・サービスなどについて詳しく紹介します。

目次

1. サイト作成の方法は2つ
2. サイト作成では目的の明確化が重要
3. サイト作成に必要な4つの準備
4. おすすめサイト作成ツール・サービス12選
5. ツールを活用して効率的にサイト作成しよう

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サイト作成の方法は2つ

サイトの作成方法には、「ツール・サービスを使う方法」と「HTMLで自作する方法」があります。それぞれのメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。

ツール・サービスを使う

ツール・サービスでサイトを作成するメリットとデメリットは次のとおりです。

メリット

• Web制作スキルが不要
• テーマ（テンプレート）をもとに作成できる
• 短期間で作成できる
• 更新の負担が少ない

デメリット

• 本格的なカスタマイズにはWeb制作スキルが必要
• 定期的なアップデートが必要
• ツール、サービスによっては十分なサポートを受けられない

ツール・サービスでサイト作成をする最大のメリットは、手軽に始められることでしょう。

デザイン性にこだわったサイトを作るのであればWeb制作のスキルが求められますが、近年は良質なテンプレートを豊富に扱うツール・サービスも数多く登場しているため、HTMLで自作したサイトとデザイン面で大きな違いはありません。

HTMLで自作する

HTMLを用いてサイトを自作するメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

• 自由度が高い
• 表示スピードが速いサイトを作れる
• セキュリティ対策を万全にできる
• 制限が少なく、自由度が高い
• ページの表示スピードが速い
• セキュリティリスクが少ない

デメリット

• 独自性が高いサイトを作るにはWeb制作スキルが必要
• 制作ソフトやFTPソフトの準備が必要
• 時間がかかる

HTMLを用いたサイト作成の場合、自由度が高く、工夫することで動きや見せ方などを理想通りに仕上げられるでしょう。

一方で、HTMLの知識を習得するには多くの時間を要します。そのため、初心者の方が今すぐサイト作成をしたい場合にはツール・サービスを利用する方法がおすすめです。

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サイト作成では目的の明確化が重要

サイト作成の方法を決める際は、目的を明確化することが先決です。自社ホームページの場合は、広告がないツール・サービスを選ぶかHTMLで自作する必要があります。また、こだわりのデザインを求める場合にはHTMLでの自作がおすすめです。

ただし、優れたデザインテンプレートを数多く搭載しているツール・サービスもあるため、一通りチェックしたうえで、サイト作成の方法を検討しましょう。

サイト作成に必要な4つの準備

サイト作成には、ドメインやサーバーなどの準備が必要です。サイト作成に必要な準備について詳しくみていきましょう。

1. ツール・サービスの利用登録・インストール

ツール・サービスを利用する場合は、利用登録とインストールをします。

無料ツール・サービスはサイト作成に必要最小限の機能とテンプレートのみですが、有料のものにはマーケティング機能や多種多様なテンプレートなどが搭載されています。

2. ドメインの用意

ドメインとは 、「○○.com」「○○.co.jp」といったもののことで、中でも「○○」の部分を自由に指定できるものを「独自ドメイン」といいます。

会社名や商品名などを入れることで、一目でサイトの掲載内容をイメージできます。今後、偽サイトが出てきた際の対策にもなるでしょう。

ドメインは、レンタルサーバー会社かドメイン専門会社で取得します。レンタルサーバー会社はドメインの設定全般を任せられる場合もあるため、初心者の方に向いています。

3. レンタルサーバーの用意

次は、レンタルサーバーを用意します。自社サーバーを用意する方法もありますが、難易度やコスト、維持管理、セキュリティ対策などを考慮すると、レンタルサーバーを利用した方がよいでしょう。

無料よりも有料のレンタルサーバーの方が読み込み速度が速く、サイトを検索エンジンに表示させるためのSEO対策が充実している傾向があります。

4. FTPクライアントソフトの用意

FTPクライアントソフトとは、パソコン上のデータをサーバーにアップロードするためのソフトです。

ホームページのデータをサーバーにアップロードして、インターネット上に公開します。知名度が高いFTPクライアントソフトには、「FFFTP」や「WinSCP」、「FTP Rush」などがあります。

ただし、ツール・サービスを使用する場合、FTPによるサイトのアップロードは不要なことがほとんどです。

おすすめサイト作成ツール・サービス12選

サイト作成ができるツール・サービスは非常に多く、その中から初心者向けのものを探すのには大きな労力がかかります。

ここでは、「ビジネス利用向け」と「個人利用向け」に分けて、初心者向けのサイト作成ツール・サービスを合計12個紹介します。

ビジネスで使用するサイト作成におすすめ

1. WordPress

WordPressは、世界でトップシェアを誇る無料のサイト作成ツールです。直感的な操作が可能なため、初心者にも推奨できます。

基本的な機能がプリインストールされているうえに、数万ものプラグインに対応している点も魅力です。世界中の多くのWebサイトがWordPressで作成されていることからも、高い人気を誇るツールということが分かります。

公式サイト：WordPress

2. Hubspot

HubSpotは、ドラッグ＆ドロップの直感的な操作が可能なサイト作成ツールです。SEO対策やチャットボット、リードジェネレーションなど、豊富な機能が搭載されています。

また、HubSpotのCRMと連携することで、訪問者を楽しませるデジタル体験の提供も可能です。月額3,000円でホームページ1件とサブページ15件の作成ができます。

公式サイト：HubSpot

3. ferretOne

ferret Oneは、上記2つのツールよりもさらに操作が簡単なサイト作成ツールです。UIがわかりやすく、Web制作スキルを磨くコストもほとんどかからない上、作業者が属人化しません。

それでいて、リード獲得やナーチャリングなど、Webマーケティングに必須の機能がすべて搭載されているのも魅力です。なお、月額費用は10万円からでプランによって異なります。

公式サイト：ferret One

4.STUDIO　

STUDIOは、多彩なテンプレートが用意されているだけではなく、白紙の状態で自由にデザインもできるサイト作成ツールです。900種類以上のフォントの中から、自由に選ぶことができます。

また、GoogleマップやYouTube、Figmaなどを埋め込めるため、自社商品・サービスの紹介サイトにも向いています。

公式サイト：STUDIO

5. BiNDup

BiNDupは、高品質なテンプレートと405種類のフォントを用意しており、シンプルな操作でサイトを作成できるツールです。素材ダウンロードサイトの「materials」の利用ポイントを毎月受け取ることができます。

また、作成したサイトはiCLUSTA+のWebサーバーへアップロードすることで、サイト準備の負担が軽減します。

公式サイト：BiNDup

6. Webnode

Webnodeは、4,500万ユーザーが利用するサイト作成ツールです。通常のホームページはもちろん、ネットショップの開設にも利用できます。

また、20年以上にわたりサポートしてきた経験により、不明点や疑問点に丁寧に回答してくれると評判です。

公式サイト：Webnode

個人で使用するサイト作成におすすめ

1. Google Sites

Google Sitesは、無料で利用できるサイト作成ツールです。他のユーザーと共同編集が可能なため、チームでサイト制作を行う際に適しています。また、アクセス権限の制限機能は社内ポータルサイトやサークル用サイトなどの作成にも役立ちます。

ポートフォリオやヘルプセンター、イベントなど、ジャンル別にある程度の型が用意されているため、初心者向けのツールと言えるでしょう。

公式サイト：Google Sites
関連記事：Google Site（グーグルサイト）で直感的にホームページを作成してみよう

2. Jimdo

Jumdo（ジンドゥー）は3,200万人以上が利用しているサイト作成ツールです。レイアウトと写真を選択し、任意の文章を追加するだけのため、Web制作スキルがない方も速やかにサイトを作成できます。

なお、独自ドメインの利用や広告非表示は「START」以上のプランに登録が必要です。

公式サイト：jimdo

3. Wix

Wix（ウィックス）は、世界190か国で2億人以上にが利用しているサイト作成ツールです。800種類以上のテンプレートと2万点以上の無料写真・動画を利用し、高品質なサイトを作成できます。また、ドラッグ＆ドロップの直感的な操作が可能です。

そのほか、数個の質問に答えるだけでAIが最短3分でサイトを自動作成してくれる「Wix ADI」も魅力の1つでしょう。

公式サイト：Wix（ウィックス）

4. Ameba Ownd

Ameba Owndは、オリジナルのサイトを手軽に作成できるツールです。複数のSNSを連携して1つのサイトにまとめて表示できる機能を搭載しています。

また、ブログエディタは直感的な操作が可能なため、日々の日記やニュース投稿もスピーディーに行えます。

公式サイト：Ameba Ownd

5. ペライチ

ペライチは、デザインとテンプレートを選び、文章作成・写真投稿をするだけでサイトを作成できるツールです。

テンプレートは数百種類が用意されており、目的に応じて選択できます。操作方法が簡単なうえにスマートフォンからでも編集しやすいため、隙間時間を利用した運用も可能です。

公式サイト：ペライチ

6. CLOUD LINE (edited)

CLOUD LINEは、20,500ユーザーが利用している無料のサイト作成ツールです。直感的な操作でサイト作成が可能なほか、250種類以上のテンプレートから目的や好みに合わせて選択できます。

ログアウト時にはバックアップファイルが自動作成され、予期せぬデータ喪失からサイトを守ります。

公式サイト：CLOUD LINE

ツールを活用して効率的にサイト作成しよう

サイト作成にはツール・サービスを使用するのがおすすめです。
個人利用や趣味のサイトなのか、企業でビジネス目的のサイトを作成するのかなど、目的に合ったツール・サービスを選びましょう。

ferret Oneは、当メディア「ferret」を運用する株式会社ベーシックが提供しているビジネス・企業向けのサイト作成のツールです。
サイト経由でのお問い合わせを増やしたい、その後のマーケティング施策も積極的に行ないたい方は、是非ご検討ください。

▼ferret Oneの詳細はこちら

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