ホームページランディングページを活用したWeb集客手法が一般的になり、自社でもWeb集客に力を入れ始めようと検討している企業もあるのでしょう。

とはいえ、いままでWeb媒体への広告出稿を行ったことが無い担当者であれば、どういったWeb広告があるのかそもそもわからない…。という方もいるのではないでしょうか。

Web広告には、バナー広告やWebメディアやブログの記事広告、動画広告のような広告から、リスティング広告のようにリアルタイムで配信方法を設定できる運用型広告まで様々な手法があります。

今回は、予算やキーワード、ターゲティングを効率的に行える「運用型広告」についてご紹介します。広告配信の1つの手段として参考にしてみてはいかがでしょうか。

運用型広告とは

「運用型広告」とは、その名の通り「運用」できる広告配信方法のことを指します。具体的には、予算やキーワード広告クリエイティブをリアルタイムで設定を変更させながら出稿できる広告です。

また、インプレッション数やクリック数など効果測定もリアルタイムで行えるため、戦略を立てて出稿できるでしょう。

バナー広告や記事広告タイアップ広告)のように、枠を購入する純広告と異なり、広告主(運用者)の裁量によって予算や効果が変動しやすいのが特徴です。

参考
運用型広告とは|デジタルマーケティングラボ
純広告とは?今さら聞けない主な種類・契約形態まとめ|ferret

運用型広告の定義

「運用型広告」は、上述の通り予算やキーワードなどを運用する広告配信方法ということから、様々なWeb広告が含まれます。運用型広告の具体的な定義を確認してみましょう。

電通が発表した「2012年 日本の広告費」を参照すると、次のように定義されています。

運用型広告とは、膨大なデータを処理するアドテクノロジーを活用したプラットフォームにより、広告の最適化を自動的にもしくは即時的に支援するような広告手法のこと。

枠買い型の純広告とは異なり、運用型広告は、予算やターゲティング、配信数、期間などをリアルタイムで調整もしくは自動的に最適化させることができる手法と言えます。

参考:
2012年 日本の広告費|インターネット - ナレッジ&データ - 電通

運用型広告のメリット・デメリット

運用型広告のメリットは、予算や配信期間、出稿方法をコントロールしやすい事です。インプレッション数やクリック数に応じて課金する料金体系の広告なので、求めるインプレッション数に応じて予算を調整できます。1枠50万円などのような枠買い型と比べて、社内の広告予算に併せて出稿しやすいのが特徴です。

一方で、デメリットとなりえるのが入札方式で配信枠を購入する点です。運用型広告の中でも一般的なリスティング広告の場合、配信したいキーワードに対して入札します。競合が多く人気のあるキーワードほど入札単価が高くなる仕組みです。

そのため、狙うキーワードや配信媒体を予算と照らし合わせながら運用し、配信に見合った効果が出せているのか日頃から検証する必要があります。

運用型広告の種類

運用型広告の種類をまとめました。検索エンジンに掲載されるリスティング広告や、サイトや閲覧利益を元にバナーを表示するディスプレイネットワーク広告など様々ありますので、自社の商材に適した配信方法を探してみましょう。

1.リスティング広告

リスティング広告」は、「検索連動型広告」とも呼ばれる、GoogleやYahoo!のような検索エンジン検索結果に表示させる広告配信方法です。予めキーワードを設定し、該当するキーワードユーザーが検索した結果に広告が表示される仕組みです。ニーズが明確なユーザーへのアプローチが行えます。

Googleへの配信は「Google アドワーズ」、Yahoo!への配信は「Yahoo!プロモーション広告」を利用します。

参考:
リスティング広告とは〜成功に導くための基礎知識|ferret [フェレット]

2.ディスプレイネットワーク広告

ディスプレイネットワーク広告」は、ホームページブログ上で表示されるバナーテキスト広告の1つです。枠買い型のディスプレイ広告と異なり、掲載されているホームページに合わせて配信したり、ユーザーの関心の高いと思われる広告を配信することができます。

リスティング広告はニーズが明確なユーザーにアプローチしやすいのに対し、ディスプレイネットワーク広告は、潜在的なニーズに対するアプローチが行いやすいという特徴があります。

3.リターゲティング広告(リマーケティング広告)

リターゲティング広告(リマーケティング広告)」とは、過去に特定の商材に関心を示したユーザーに再び広告配信(リターゲティング)をする広告手法です。

リターゲティングタグをホームページに設定し、ユーザーのクッキーを取得します。そのクッキー情報をもとに、リターゲティングするという仕組みです。広告に1度触れて離脱したユーザーに対して成約率を高める効果がありますい。

参考:
リターゲティング広告とは - Webマーケティング用語|ferret

4.SNS広告

「SNS広告」は、Twitter広告やFacebook広告、YouTubeの動画広告などSNS上で配信する広告も運用型広告の一種です。「いいね数」や「ホームページへの流入数」を促すために行われます。

そのため、CPC、CPM、CPAなど目的に応じた下記方式が選べます。また、キーワードや地域、性別など細かなターゲット設定を行えるのが特徴です。

5.DSP広告

「DSP」とは、「Demand Side Platform」の略称で、広告主の効果を最大化するための広告配信プラットフォーム(ツール)でこれを用いた広告配信を「DSP広告」と言います。

複数のアドネットワークから横断的に広告配信を行う仕組みです。媒体側のプラットフォーム「SSP」と連動し、1インプレッションごとに入札を行います。複数の媒体に対して、好みの条件で広告出稿ができます。

参考:
DSP(Demand-Side Platform)とは?近年流行っている広告手法の基礎を徹底解説|ferret

まとめ

運用型広告は、リスティング広告のように目的のキーワードやターゲットに対して入札する形式で予算を決定できます。運用方法によっては低予算で出稿できる他、狙ったターゲットに対してピンポイントで広告を配信できるというメリットがあります。

常に広告に対してどれくらい効果があるのかを検証して運用を行う必要があるため、一定のリソースが必要になります。メリットが大きい一方で、ある程度の人的コストが発生することを考慮した上で実施してみましょう。