顧客獲得に悩んでいる方必見!フリーランスが新規営業にWebを活用する2つの方法
フリーランスをこれから始めようという方の中には、案件を獲得し、安定した収入を得られるかどうか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
前職で関わった取引先や個人的な人脈を持っていない場合、安定して案件を獲得していくためには自分で営業活動をしていく必要があります。
今回は、顧客獲得につなげるためのフリーランスのWeb活用法2つを紹介します。
会社の肩書きを持たないフリーランスの場合、飛び込みやテレアポで案件を受注するには限界があります。Webマーケティングの手法も学んで、広く取引先を集めていくようにしましょう。
フリーランスがWebを活用するメリット
中小企業庁が発表している『2015年版小規模企業白書』によると、フリーランスになる際に直面した課題として、もっとも多い回答として41%の方が*「顧客の確保」*を挙げました。
引用:[2 フリーランスの実態|2015年版小規模企業白書|中小企業庁] (http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H27/h27/shoukibodeta/h27/html/b1_3_2_2.html)
また、顧客を獲得するための方法としてはは47.1%の人が既存顧客からの紹介を挙げている一方で、「自分の営業活動・売り込み」を挙げている人も42.4%にのぼり、自身で積極的に新規開拓を行う必要性があることがわかります。
その点、Webはネットにつながる環境さえあれば距離に関係なく営業活動を行えます。
特にデザイナーやプログラマー、ライターといったWeb上のやりとりで業務が行える職種の場合、 Webで顧客の範囲を広げることは安定した顧客の獲得につながるでしょう。
フリーランスがWebを活用する2つの方法
フリーランスがWebを使って新規開拓を行うためには、企業でいうところのマーケティング部門・営業部の業務を自分1人で担わなくてはなりません。
マーケティング:自分の価値を高める・発信する活動
営業:案件を募集・受注する
ここでは、上記2つの分野ごとにWebを活用する方法を紹介します。
参考:
[フリーランスとして成功するための10の秘訣|Wix公式ブログ] (https://ja.wix.com/blog/2015/09/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%99%E3%82%8B10%E3%81%AE%E7%A7%98%E8%A8%A3/)
1.自分の価値を高める・発信する
フリーランスは自分のスキルやクライアントとの関係性によって案件の価格が変わります。
そのため、自分の価値を高め、クライアントに納得感を持ってもらえるような価格や条件で取引できるようになりましょう。
こういった自分の価値を高める活動は*「パーソナルブランディング」*と呼ばれ、フリーランスにおいても重要な考え方です。
参考:
個人経済の到来!パーソナルブランディングの成功に必要な5つの要素|ferret [フェレット]
1-1.ホームページ/ポートフォリオサイトの作成
【ポートフォリオサイトの例】[デジタル岩合 動物写真家・岩合光昭氏 公認サイト] (https://www.digitaliwago.com/)
Webを利用した新規開拓を行うには、自分の職歴やスキルを明らかにしたホームページを作成しましょう。特にデザイナーやカメラマンの場合、自分の基本情報だけでなく、過去に手がけてきた作品がクライアントからの評価の対象となります。
自分の基本的な情報に加えて、過去の実績や作品をまとめて掲載したホームページをポートフォリオサイトといいます。WordPressなどのCMSを利用すれば、自分でも無料で作成できるので、以下の記事などを参考に自分のポートフォリオサイトを作成してみてもいいでしょう。
参考:
意外と重要!クリエイターがポートフォリオサイトを作る時のポイントと役立つツール5選|ferret [フェレット]
ポートフォリオに最適!写真やイラストを魅力的にレイアウトできるWordPressテーマ10選|ferret [フェレット]
1-2.SNSアカウントの運営
ホームページだけでなく、FacebookやTwitterなどのSNSも自己の価値を高め、情報を発信していくには有効なツールです。
自身の情報を発信していくだけでなく、業界や自身のスキルに関わる情報収集やセミナーなどの交流の場を見逃さないためにもSNSを積極的に活用していきましょう。
【主なSNS】
- Facebook:実名制であり、職歴や学歴といった基本情報もプロフィールに書き込めます。長文の投稿も可能なので、自分が受け持った案件などを詳しく書き込めるのも魅力的でしょう。
- Linkedin:世界最大のビジネス向けSNSであり、職歴やスキルなど詳細に書き込めます。日本国内では利用者は100万人程度と他のSNSに比べて少ないのがデメリットです。
- インスタグラム:画像・動画を中心としたSNSです。ビジュアルを重視したSNSのため、デザイナーやカメラマンとの親和性が高いのが特徴です。
- Twitter:日本国内ではLINE、Facebookに次いで3番目に多い利用者がいるSNSです。76%が匿名で利用しており、140文字という短文形式のため仕事に関する詳細な情報を書き込むには向きません。
SNSは上記のようにそれぞれ特徴が異なります。自分の職種や使いやすさに合わせて、注力するアカウントを決めるようにしましょう。
参考:
[フリーランスのためのSNS活用法 | 株式会社Luxy(ルクシー) 東京・池袋のITベンチャー] (http://luxy-inc.com/freelance/how_to_use_sns/)
[総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSの利用率] (http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html)
[LinkedInとは?|SlideShare]
(https://www.slideshare.net/linkedinjapan/linkedin-31300088)
2.案件を募集・受注する
自分の情報を発信していくだけでは、クライアントからの連絡待ちの状態になってしまいます。
自分で案件を募集し、受注につなげるようにしましょう。
主な方法としては以下の2つが挙げられます。
2-1.クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、Web上で不特定多数の人に案件の依頼内容を公開し、案件ごとに個別で取引をする仕組みです。
案件を依頼する側としては案件単位で気軽に依頼できるメリットがあり、案件を受注する側としては自分の納得する条件の仕事のみ選んで応募できるというメリットがあるでしょう。
【クラウドソーシングサービスの例】
クラウドワークス
ランサーズ
また、上記のような幅広い分野を取り扱っているクラウドソーシングサービスだけでなく、商品企画や記事作成といった特定の分野に特化したクラウドソーシングサービスもあります。
参考:
専門家が欲しいときに頼りたい!特化型クラウドソーシングサービスまとめ|ferret [フェレット]
こちらの記事では、特定の分野に特化したサービスをまとめているので、参考にしてみてください。
2-2.クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、商品やイベントの企画をWeb上で不特定多数の人に公開し、個人から少額の投資を募る仕組みです。
【クラウドファンディングサービスの例】
CAMPFIRE
READY FOR?
Makuake
上記のようなクラウドファンディングサービスでは、企画ごとに募集金額を決めて公開できます。もし、自分で立ち上げたいサービスなどがある場合は、こういったサービスを利用してみるのもいいでしょう。
参考:
資金調達だけじゃない!「クラウドファンディング」の使い道と主要サービスまとめ|ferret [フェレット]
[資金調達の新たな手段!クラウドファンディングサービス19選|ferret [フェレット]] (https://ferret-plus.com/722)
まとめ
フリーランスではブランディングから営業まで、企業が行うことのすべてを自分一人で取り仕切る必要があります。特に新しい案件を獲得したい場合、自身の人脈や前職の取引先だけでなく、Webも活用していくといいでしょう。
自身が過去に作成・開発した実績を紹介するホームページを開設するだけでなく、SNSなどでの情報発信もブランディングには有効です。
また、クラウドソーシングを利用して案件を探したり、クラウドファンディングで資金を得たりといった方法で案件を増やしていくことができます。
ぜひフリーランスとして働くことを想定している方は、今回紹介した方法を参考に自分の望む条件の案件を得られるよう取り組んでいきましょう。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
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- WordPress
- WordPressとは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の1種で、ホームページ管理システムのことです。ブログ感覚で記事の修正・追加が行えるうえ、通常のホームページ並みのデザインを作成することができます。
- CMS
- ホームページを作成するための様々な作業を、一元的に管理できるシステムのことをCMS(コンテンツ マネージメント システム)と言います。ホームページを作成するには文章や画像などのコンテンツの作成からHTML、CSSを使った構成・装飾の記述、リンクの設定などが必要ですが、CMSを使用すればこれらの作業を自動的に行なうことができます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- LinkedIn(リンクトイン)とは、2003年に米国でサービスを開始した、ビジネス用途に特化したSNSです。ビジネス系のSNSでは世界で最大規模、登録ユーザーは3億人を超えています。日本国内ではまだあまり利用が広がっておらずユーザー数は100万人に留まっています。
- クラウドソーシング
- クラウドソーシング(Crowdsourcing)とはcrowd(群衆)とsourcing(業務委託)を組み合わせた造語であり、webサービス上のやり取りで不特定多数の人々に仕事を依頼する新しい雇用形態の一種です。
- クラウドソーシング
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