単にサイトを作るだけでは、ユーザーのアクセスは集められません。マーケターはユーザーが訪れるように導線を作り、集客できるようにしなければ制作費や運営費が無駄になってしまうでしょう。

今回はマーケターが必ず知っておくべき「集客の基礎」を解説しながら、読んでおくべきおすすめメディアを4つ紹介します。

イケサイ

hagiwara0301_-_2.jpg
イケサイ

まず、集客するにあたってターゲットユーザーを決める必要があります。ターゲットユーザーとは、サイトのゴール(目的)を満たすユーザーのこと。そもそもサイトを誰のために作るのかを決めるべきなのです。

ターゲットを決めたら、近しいターゲットユーザーを対象とした類似サイトをたくさん見て競合分析しましょう。多くの競合サイトを比較することで、それぞれの長所や短所がわかりポイントをおさえられます。

そこでおすすめなのが「イケサイ」です。Webサイトをカテゴリーごとに分類しており、競合サイトが見つけやすいのが魅力。色別にも分類しているので、イメージカラーに合わせたサイトデザインを調べることもできます。

競合サイトを分析する際は、配色や配置をチェックしましょう。色を使いすぎると情報量が増えすぎて逆効果になるので、3色程度に絞るのがおすすめです。配置は「どんな情報をどんな順番で載せているか」ということ。予約ボタンやログインボタンなどユーザーの行動につながる導線は、配色や配置のバランスを整えてできる限り目立たせましょう。

Responsive Web Design.JP

hagiwara0301_-_3.jpg
Responsive Web Design.JP

SEOを強化するためにも、サイトの最適化は欠かせません。Googleなどの検索エンジンに評価されるサイトになるように、様々な最適化をする必要があります。

例えば、Googleが提供するサイトの管理ツール「Google Search Console」もサイトの最適化をするツールのひとつ。Web業界で「Google Search Console」に触れないマーケターはほとんどいないでしょう。ペナルティの有無やインデックス化のエラーを報告してくれ、修正後のクローラー巡回依頼(インデックス化の催促)まで可能です。

関連:
新しくなったSearch Console(サーチコンソール)の導入と使い方について

そして、今特に力を入れたいのがモバイルの最適化チェック。以前はパソコンからの利用が多かったインターネットも、すっかりスマホからの利用が多くなり、モバイル利用に適しているかどうかが重要な判断基準になりました。

Googleのサイト評価では、スマホからのサイト表示スピードが重視されます。日本国内の秀逸なレスポンシブWebデザインを集めたギャラリーサイト「Responsive Web Design.JP」でスマホ対応のデザイン例を見て、サイトの見直しを行いましょう。

レスポンシブWebデザインとは、パソコンやスマホ、タブレットなどどんな大きさの画面でも見やすく使いやすい、ユーザビリティが高いデザインのことです。同じHTMLで配信できるため、ユーザーデバイスに合わせて最適化された状態でサイトを見せられます。モバイルフレンドリーなサイト構築ができるため、検索エンジンからの評価が高くなるわけです。

「カテゴリー」「カラー」「テクニック」「タイプ」別にチェックできるため、優先したい条件に合わせて類似サイトをチェックするのもおすすめです。レスポンシブWebデザインに関する記事も多く取り扱っており、デザインを指示する前に基本的な知識を収集したいマーケターにも適しています。「Responsive Web Design.JP」は、モバイルファーストの時代に適したサイト構築への近道になるメディアです。

レトロバナー

hagiwara0301_-_4.jpg
レトロバナー

集客率を高めるためにはディスプレイ広告が欠かせません。ディスプレイ広告とは、Webサイト広告エリア内に画像や動画で表示される広告のこと。Googleのパートナーサイトとアドワーズ広告を掲載するGoogleサービスのサイトなど、数多くのWebサイト広告枠が設けられているのが魅力です。GoogleサービスのサイトはYouTubeやGmailなどがあり、多くのユーザーの目に触れるでしょう。

ディスプレイ広告は、閲覧中の幅広い層のユーザーに向けて配信されます。認知度向上やブランディングに適していますが、見込みは低いためターゲットを定めて配信するのがコツです。

アップロードした画像をそのまま広告として使用するため、リサイズの必要はありますが自由にデザインできる点がメリットです。バナー広告なので文字を画像に入れ込んで表示できるため、訴求力も高いのが特徴。バナーのデザインが広告の精度を決めるでしょう。バナーをデザインする際は、パソコンとスマホの共通サイズである320×250を優先的に作りましょう。透過画像はNG、GIFアニメはスマホのみ対応です。

よく使われるディスプレイ広告のサイズは、レクタングル(300×250、336×280)、ビッグバナー(328×90)、スカイスクレイパー(120×600)の3つです。これらのディスプレイ広告を優先的に作成しつつ、他のサイズも作っておけばおくほど表示される可能性が上がります。

レトロバナー」は、多種多様なバナーが一覧で確認できます。バナーデザインの参考にできるので、ディスプレイ広告を検討しているマーケターはぜひチェックしてください。デザイナーにバナーを発注する際には、事前にイメージを明確にしておくべきです。「レトロバナー」はサイズ別、色別、業種別、テイスト別にバナーのデザインが確認できるので、イメージに近いものを探してみましょう。

広告のポイントは、以下の7つです。「レトロバナー」でバナーデザインをチェックする際は、下記のポイントも踏まえながら広告の構成を考えてください。

1.ユーザーは左上から右下の順で見る。(F字の法則)
2.飛び先との整合性を重視し、クリック先はCVにつながるページに。
3.メイン画像は、商品の使用イメージが湧くものを
4.ロゴは企業情報を伝えるデザインに
5.広告のタイトルは見出し。ターゲットユーザーへの問いかけをテキストに
6.説明文では競合優位性、差別化要因をコンパクトに伝える
7.ターゲットの年齢層が高いほどわかりやすい導線を設置※「注文はこちら」ボタンなど

ソーシャルメディアマーケティングラボ

hagiwara0301_-_5.jpg
ソーシャルメディアマーケティングラボ

SNS時代と呼ばれる今、マーケターはSNSマーケティングにも精通しなければなりません。これからは、SNS検索需要も増していくでしょう。

これまでの消費者行動モデルというと「AISAS」モデルが有名ですが、SNS時代の新しい消費者行動モデルは「SIPS」です。内容は下記のとおり。

S:共感する(Sympathize)
I:確認する(Identify)
P:参加する(Participate)
S:共有 & 拡散する(Share & Spread)

関連:
SNS時代の購買モデル「SIPS」

コンテンツを共有し拡散するユーザーを生むためには、共感できる広告・商品を出すのがポイントです。まずコンテンツの発信元への共感を生み、ユーザーのつながりのなかでコンテンツを共有・拡散してもらってユーザーの参加レベルを引き上げていきます。そしてファンになったユーザーは購買行動を起こすのです。

SNSは進化するスピードもトレンドの変化も速いので、逐一最新情報を入手する習慣をつけておくべきでしょう。SNS知識を身につけたいマーケターにおすすめのメディアが「ソーシャルメディアマーケティングラボ」です。

ソーシャルメディアの最新動向はもちろん、成功事例などの具体的なコンテンツまで配信しており、基礎から実践までの知識を幅広く習得できます。Facebook、Twitter、Instagramなどのカテゴリー分けも行っているため、これから運用したい・力を入れたいSNSに特化した情報を得ることも可能です。

まとめ

マーケティングの基本は、サイト流入を増加させる「集客」、サイト内で収益化をする「接客」、リピート率を向上する「再来訪」の3つですが、入り口になるのは「集客」であり、ここで母数を集めなければCVにはつながりません。

成果を出すマーケターになるために、まずは今回紹介したメディアを見て集客のノウハウを学びましょう。