メルマガは、ホームページ運営者からユーザーに、継続的に届けるメッセージです。

メッセンジャーアプリが普及した現代においても、スマートフォン、パソコンなどでもメールを使う機会は多いのではないでしょうか。それらに直接届く告知媒体が、メールマガジン(以下、メルマガ)です。より個人に身近に届けられるというメリットがあり、インターネット普及期から使われている最も基本的な告知方法のため、マーケティング担当者にとってもなじみ深いものと言えます。

Webマーケティングにおいてメルマガには集客からファンを育成する施策まで様々な活用方法があります。今回は、メルマガとは何か、基本的な書き方やメルマガを作成する際の注意点を解説します。

メルマガ(メールマガジン)とは

メルマガ(メールマガジン)」とは、企業などから複数の読者に対して一斉配信されるメールを指します。

専用の配信システムを使い、定期的にユーザーに送るのが一般的です。ネットショップ制作サービスであればシステム内の1機能として含まれますが、企業ホームページで会員向けのメルマガ配信を行いたい場合には、新たにサービスを導入する必要があります。

メルマガを配信する際には、件名であるメルマガタイトルや配信時間を工夫して、本文を読んでもらうように導かなくてはなりません。その上で、メール本文のURLから自社のホームページにアクセスしてもらい、最終的には商品やサービスの購入に結びつけます。

何のためにメルマガを書くの?

メルマガの目的

日本ではかつて、小泉元首相がメルマガを始めたことで、広く知られることになりました。そのときの目的としては、政策をより理解してもらうなど、国民への告知やフォローといった目的でした。

メルマガはユーザーに直接届くという性質から、販売促進だけでなくさまざまな使い道があるのです。

  • 売上アップなど販売促進
  • 告知や啓蒙、フォロー
  • ファンの育成やリピーター対策

メルマガの内容

具体的には、以下のような内容があります。自社のブランドや戦略に合わせ、適切な内容で継続的に配信するようにしましょう。また、場合によっては複数のメルマガを配信するケースもあります。

  • コラム、読み物コンテンツ
  • 案内や告知
  • 購入商品アフターフォロー(使い方の紹介・機能説明)
  • 関連サービスの紹介
  • キャンペーン情報
  • アンケートの依頼
  • 購入者の感想、口コミの収集、共有

スタイルには2通りある

メルマガは仕組みやデザインによって2パターンの配信方式が使い分けられています。それがテキスト方式とHTML方式です。

前者は文字の組み合わせだけで、レイアウトやデザインなども文字で表現するのに対し、後者はHTMLと呼ばれるWebページを記述するための言語を駆使して、画像やレイアウトなどを整えて配置します。

HTML方式はデザインに工夫を凝らす分、データ配信量が増えるので、ユーザーの利用環境によっては受信できない場合があります。また、そもそも制作に手間がかかるというデメリットもあるので、テキスト方式とどちらにするのかは運営上重要な判断となります。

テキストメールおよびHTMLメールの詳細や、そのメリットやデメリットについては以下のページを参照してください。

メルマガを配信する前にこれだけは知っておこう!テキストメールとHTMLメールの違いを解説

メルマガを配信する前にこれだけは知っておこう!テキストメールとHTMLメールの違いを解説

今回は、テキストメールとHTMLメールのそれぞれの特徴や無料で使用できるテンプレートなどをご紹介します。 特にメールマガジンを配信したいけれど、どちらを選択したらよいか悩んでいる方は参考にしてみてください。