メルマガの基本的な書き方

メルマガはビジネスメール同様、基本的な書き方・文章構成が存在します。
これからメルマガを作成していこうという方はおさえておきましょう。

1.ターゲットを設定する

メルマガの配信でやってしまいがちな失敗は、自社の保有しているユーザーリスト全体に漫然とメールを配信することです。自社の商品を購入してくれそうなターゲット像を明確にし、彼らが買いたくなるような内容を配信しなければなりません。

ユーザーに響くメルマガを作成するには、自社商品を購入してくれる顧客像を具体的にイメージすることが重要です。これをマーケティング用語で「ペルソナ」と言います。

例えば同じ自動車用洗剤メーカーでも「毎週末に洗車を欠かさない30代男性」と「自動車は頻繁に使うけど買い物のため仕方なく運転している40代女性」ではメルマガのアプローチは異なります。

30代男性の場合、「車がとにかく綺麗になる洗剤」の情報を知りたいのに対して、40代女性の場合は「できるだけ洗車の手間がかからない清潔感が長持ちする洗剤」の情報が欲しいかもしれません。
また、メールをチェックする時間も、休日の朝なのか、平日の家事の合間なのかといった違いが出てきます。。

このようにメルマガを書く前にまずはメルマガのペルソナから考え、それに合わせた文面の作成を行ってみてください。

ホームページ運営に欠かせない!ペルソナの設定方法とは?

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ターゲットユーザーをより明確にするために、「ペルソナ」と呼ばれる架空のターゲットユーザーを構築することで、よりターゲットの理解を深めることができます。

2.メルマガのタイトルを考える

メルマガでは、タイトルを工夫してユーザーをメール開封へ誘導することがきわめて重要です。
メルマガタイトル次第で、開封率は大きく変わってきます。

例えば、以下の二つのタイトルであれば、どちらの方が興味をそそられるでしょうか?

「ダイエットのための健康食品について」
「ぐうたら主婦が1ヵ月で5kg減!無理なくダイエットできる健康食品10選!」
 ※どちらも架空のタイトルです。

後者のが数字が入っており、現実的に達成できそうな印象を受けます。

また、「ぐうたら主婦」というワードでターゲットを限定しているのもポイントの一つです。
このように、あらかじめ設計したペルソナをタイトルに含めることで、より具体性を持たせることができます。

メルマガタイトルの作り方!開封率が2倍になった

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私たちが毎週配信していますメルマガでは、サービスのお知らせや使い方、新製品情報など、広くフォローするための雑誌風の内容でした。しかし、新サービスに登録してほしい!ダウンロードしてほしい!といった、具体的なアクションを期待するときには、効果は限定的でしたので、改善に取り組みました。

3.メルマガ全体の構成を考える

ビジネスメールでは「宛名に会社名や部署名を入れる」「必ず署名を入れる」といった基本的なルールが存在します。
メルマガにも、ユーザーにとって読みやすい基本的な構成が存在します。

どうやって書いたらいいのかわからない方は、まずは以下のような基本的な構成から挑戦してみてはいかがでしょうか。

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それでは、(1)から(4)まで、それぞれの要素について説明していきましょう。

(1) ヘッダー

ヘッダーはメールの先頭部分の要素を指します。
配信元である企業やサービスのロゴや名称を入れることで、メルマガとしての統一感を出します。

(2) リード文

読者に向けた挨拶や、そのあとに続く本文への誘導文を書きます。
メルマガに複数の内容が含まれる場合、この部分に内容をまとめた目次を入れるとよりわかりやすくなります。

(3) 本文

メルマガのメインの内容となる文章です。サービスの特徴やセールの内容など、読者に伝えたい内容を簡潔にわかりやすく書くようにしましょう。

特にテキスト方式のメルマガの場合、長文が続くと文章で画面が埋まってしまい、読者にとって読みづらい内容となってしまいます。

自社が届けたい情報を読んでもらえるよう、文章の順番や書き方に気をつける必要があります。

(4) フッター

メルマガの終わりになる部分です。
メルマガの配信元や、メルマガの購読を解約するフォームの案内、問い合わせフォームの案内といった基本的な情報を掲載します。

メルマガ作成の基本構成を覚えよう

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メルマガにはいわゆる基本的な構成があります。ヘッダー、リード、本文、フッターといわれる部分です。これらの構成は他のメルマガでも同様ですので、ユーザーを困惑させないためにもまずそれをベースに考えます。それぞれの箇所でのポイントも解説します。

4.配信する日や時間帯を選ぶ

ペルソナが行動していそうなスケジュールに合わせて、配信する日や時間帯を選ぶ必要があります。

例えば、主婦をターゲットにしているのに、朝8時や夕方6時ごろにメルマガを配信してはいけません。
この時間帯は、多くの主婦が忙しく働いているからです。

30~40代の男性ビジネスパーソンをターゲットにするのであれば、平日の9時前か11~13時頃に配信するのがよいかもしれません。

平日9時前であれば、出社して朝のメールチェックをしているタイミングにメルマガを配信できるため、読んでもらえる可能性が高まります。

11~13時も、昼休みのビジネスパーソンが多いため、業務と関係の薄いメルマガでも読んでもらえる可能性は高まるはずです。

メールの配信タイミングについては、以下の記事を参考にしてみてください。

効果的なメルマガ配信のタイミング

効果的なメルマガ配信のタイミング

メルマガは個人に届く非常にパーソナルな媒体です。よって、読者の生活スタイルに合わせることによって、開封率にも影響がでます。時間帯、曜日、配信間隔など、試行錯誤を繰り返すことで精度があがっていきます。メルマガ配信のタイミングはとても重要です。