データフィードマーケティング成功の3つのポイント

自動ターゲティングと自動クリエイティブを使いこなすためのコツを3つまとめてきました。

1.データフィードが活用可能なプロダクトを知る
どのプロダクトがデータフィードが使えるか知っていないと話になりません。

2.1つのフィードで複数プロダクトを活用
なるべぃ1フィードソースでマルチプロダクトに配信できるような設定にしましょう。

3.ImpとCTRを最大化するためのデータ最適化
フィードデータをマーケティングリソースに転換する時のデータ最適化(DFO)をしましょう。
規模と効率化を最大化します。

ここまでが前提で、Googleの持っているデータフィードをソリューションの中で3つのプロダクトにフォーカスして話していきたいと思います。
フィードをどのように改善すればパフォーマンスが上がるのかを解説します。

1.PLA
2.ダブルクリックサーチが持っている自動在庫連動サーチキャンペーン
3.動的マーケティング

それぞれのプロダクトのアルゴリズムを理解していただいたうえで、どこを改善すればパフォーマンスがあがるのかというティップスをご紹介します。

PLAと自動在庫連動キャンペーンはいわゆる検索のプロダクトです。
動的リマーケティングはそのままリターゲティングなのでリテンションをとれる。

商品階層のユーザーをゲットしたい場合は、サーチでとらえて、動的リマーケティングでゲットするというのが綺麗な流れかなと思います。

PLAについて

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PLAは、データを入れておくだけで、検索結果に商品画像付きの広告を出せるプロダクトです。
また、通常のリスティングとは別の枠に出ます。
通所のテキスト広告とPLA両方出すことができます。

PLAの広告ランクってどうやって設定されるかというと、メインは3つです。

  • クエリとフィードの関連性
  • 推定クリック率
  • 上限入札単価

気づかれた方も多いと思うんですが、通常サーチの広告ランクとほとんど一緒です。
唯一違うのは、通常広告は「クエリと広告の関連性」に対し、PLAはフィードそのもののテキスト情報を見られるのが特徴です。
そして推定クリック率、これはどういうユーザーエンゲージをするのかで変わってきます。

最後の上限入札単価は運用次第の部分が大きいので、今回は上2つにフォーカスしてお話しします。

「クエリとフィードの関連性」を最適化するには

ざっくり言うと、Googleのエンジンがクエリとフィードデータを正しくマッチングできるようにするんです。
じゃあ何をすればいいのか。

みなさん、PLAで商品が表示されているのを見ると、結構近しい商品が綺麗に上がってくるなと思うんですね。
これ僕の仮説も混じってるんですが、多分Googleは、クエリに対して、このクエリはどういうプロダクトカテゴリが合うのかという情報をある程度持っているのではないかと。
ですので、プロダクトカテゴリを登録しておかないと、関連性が読み込みにくくなってしまう。
プロダクトカテゴリはできるだけ深い階層まで設定することを推奨します。

また、プロダクトタイプは、カテゴライズとうよりも、クエリとの文字列関連性を高めるために設定することを推奨します。
カラーとブランドは、単純にクエリの中に「ワンピース 白」とか「ナイキ スニーカー」というふうにカラーとブランドが入ってくることがあるので、ちゃんと入れておいたほうがいいですね。

ダイナミックリマーケティングにも共通してるんですが、クリックやインプ、CVの実績は、商品IDに基づいて蓄積されるんですよね。なので、商品IDが入っていないと過去の実績に基づきません。フィードにはIDが必ず必要なので登録しておいてください。

推定クリック率の最適化

こちらはシンプルに、ユーザーの目に触れる部分を最適化しましょうということです。

重要なのは以下の図にある4つです。

フィードデータで一番改善しがいがあるのがタイトルです。

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フィード最適化よるPlAパフォーマンス改善事例

アパレル通販A社の事例

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こちらはフィードの最適化がインプレッションにいかに大きな影響を与えるかを示した事例ですね。