アプリ解析ツールのKPI

アプリ解析ツールを導入する際に意識するべきKPIを3つ解説します。

プッシュ開封率

アプリのアクティブユーザーを増やすために欠かせないのがプッシュ通知です。ユーザーとのコミュニケーションの起点になるため、プッシュ通知にどれくらい効果があるかを分析して改善することで、ユーザーの利用率を高められます。

リテンション率

一定期間後にアプリにアクセスした新規ユーザーの割合を示すリテンション率も、ビジネスを安定させるために欠かせない指標です。リテンション率を把握して施策の改善を行うことで、新規ユーザー獲得のための広告費を抑えたり顧客満足度を高めたりすることが可能です。

コンバージョン率

アプリ広告を運用していたり、アプリ内課金や購入が発生したりする場合は、コンバージョン率がそのまま売上に直結します。

アプリのダウンロード数が伸びてもコンバージョン率が低ければ売上が伸び悩むため、いつどこでコンバージョンが発生しているか把握し、ユーザーの興味関心に合わせてアプリの最適化を行い、コンバージョン率を高めましょう。

おすすめのアプリ解析ツール

最後に、人気のおすすめアプリ解析ツールを3種類紹介します。

b→dash

image2.png

株式会社フロムスクラッチが提供する総合アプリ向けのオールインワン型解析ツールです。さまざまなアプリで活用できる汎用性が高いタイプで、シンプルで使いやすい直感的なUIが評価されています。

マーケティングに活用できるデータセットを取得し、Webサイトから広告、店舗などのデータも統合させることが可能です。

Amazon Mobile Analytics

image3.png

Amazonが提供する、一部無料の商用アプリ向け解析ツールです。無料機能が充実していて、1時間ごとの解析により、ユーザーの反応をリアルタイムで把握できる点が強みです。キャンペーンなどを頻繁に開催していて、ユーザーの動向を細かく追いたい企業に適しています。まずは無料機能から試すのもいいでしょう。

App Ape

image1.png

ゲームアプリの課金率分析機能を搭載した解析ツールで、無料ユーザーから有料ユーザーへ移行する有料転換率を高めたいゲームアプリ開発企業に適しています。競合分析から市場分析、自社分析まで幅広い機能を網羅しており、日本と韓国のデータが閲覧可能です。