発注側のデメリット

1.セキュリティ面

業務を社外の人に任せることになるため、必要な情報を提供する必要があります。

その中には機密情報や個人情報なども含まれるため、業務を依頼する際に締結する規約などを細かく設定しておく必要があります。

2.受注を見極めなければならない

締め切りを守ってもらえるか、情報の取り扱いに問題ないか、途中で放棄されないかなど、簡単な自己紹介などでは判断が難しい部分もあります。

発注後のトラブルを回避するためにも、ランサーのこれまでの業務経歴やスキル、評価などを総合的に判断する必要があります。

受注側のメリット

1.仕事を選べる

企業に就職している場合、仕事を選ぶことができない場合もあります。
しかしクラウドソーシングでランサーとして働く場合、自分のやりたい仕事を選んで受注することが可能です。

自分の強みを最大限に活かすことができるので、仕事に対するやりがいも感じられやすくなります。

2.好きな時間に働ける

クラウドソーシングで受注した仕事は、指定された期限までに完了させることができれば基本的にはいつ働いても構いません。

仕事の開始時間・終了時間を自分でコントロールすることができるので、すきま時間を活用することも可能になります。

3.打ち合わせの手間がかからない

クラウドソーシングでは、クライアントとのやりとりはインターネット上が基本となります。

そのため、直接会って打ち合わせをするケースは稀です。
打ち合わせのために出かける時間や交通費もかからず、テキストとして記録に残しておくこともできるため、打ち合わせ内容を再度確認したい場合も手間がかかりません。

4.場所を選ばない

クラウドソーシングであれば、インターネット上でのやり取りが基本のため、場所を選ばずに仕事を受けることができます。

地方在住でも都内の仕事を受けたいという場合や、英語が得意なので海外の仕事を受けたい、という場合でも挑戦することが可能です。

受注側のデメリット

1.コミュニケーションが少ないため齟齬が生まれやすい

メリットとして直接会って打ち合わせしないために手間がかからないことをご紹介しましたが、裏を返せばコミュニケーション不足になり、お互いの認識に差異が生じる可能性があります。

不明な点やテキストで伝えにくい部分につては、スカイプやチャットワーク、Appear.inなどを活用してお互いに誤解のないように仕事を進めましょう。

チャットワーク、Appear.inの基本的な使用方法については、以下のferret内の記事でご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

ビジネスコミュニケーションに最適な「ChatWork(チャットワーク)」の基本的な使い方を解説

登録不要、URL発行のみでビデオチャットができるAppear.inの使用方法を解説

2.基本的に相場は安い

クライアントがクラウドソーシングを使用する理由のひとつとして、比較的安価に仕事を依頼することができる点があります。
ですので、もちろん報酬の相場は安くなるため、数をこなす仕事になる傾向にあります。

まとめ

クラウドソーシングは、発注側にとっても受注側にとってもそれほど敷居が高くなく、始めやすい業務形態です。
だからこそ、それぞれの立場でのメリット・デメリットをよく理解し、意思疎通を強固なものにする必要があります。

良い関係で仕事を進められるようにするためにも、今回ご紹介した内容はしっかりとおさえておきましょう。

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