定量分析と定性分析の例とは?

定量分析の例を挙げると、自社の運営しているサイトのアクセス数値を分析する、店頭で選択式のアンケートをお客様にとり、分析するなどの方法があります。

定性分析の例では、街頭での自社商品のインタビューを実施し、回答を分析するということなどが挙げられます。

定量分析と定性分析にはメリットとデメリットがある

定量分析のメリットは、客観的な判断が可能なことや、数値データを分析できるという点です。逆にデメリットはというと、全体的な問題などが分析しずらいということがあります。

一方、定性分析のメリットは、全体的な問題が分析しやすく、数値以外の情報を分析できます。デメリットは客観的な判断がしづらいという点でしょう。

それぞれのデメリットを補うためには、定量分析と定性分析のメリットを有効活用するのが効率良いです。

定量分析と定性分析を組み合わせて改善案を導こう

ホームページの改善案を検討する際、定量分析または定性分析のどちらかのみ行えばよい、ということはありません。
一見、数値データを算出できる定量分析ばかりに集中しがちですが、基本的には自社ホームページの情報しか得られない、過去・現在のデータしか得られないため今後どのように改善すればユーザーに好まれるのか把握しきれない、といったデメリットがあります。
ここで競合他社のホームページの利用状況も含めたアンケートを行ったり、今後ユーザーが期待することはなにかヒアリングしたりすることで実際のユーザー行動を把握できます。

定量分析と定性分析を組み合わせた分析は、Webマーケティングだけで活用されているものではありません。
例えば、日本女子プロ野球の普及・啓発の場においても、チケットの売上数や観客数などの定量分析はもちろん、ファンが好きなものはなにか、どのような場面で感動するのか、といった定性的な分析が行われています。

参考:女子スポーツの挑戦[後編]――日本スポーツ市場拡大の鍵は女子にあり|Insight for D

定量分析で算出した数値情報の足りない部分を、定量分析を行って得られたデータと組み合わせることで、よりよい改善案を導き出しましょう。

定性分析と定量分析の違いを有効に利用する

定量分析と定性分析は、言葉は似ていますが分析の内容は大きく異なります。
まずは定量分析は数値、定性分析は心情をもとに分析する、ということを念頭においておきましょう。
どちらの分析も、よりよい商品やサービスを提供していく上で欠かせません。
特にWeb担当初心者の方は改善を行う際にどこから手をつけていいか迷ってしまいがちですが、定量分析で得られたデータと定性分析で得られたデータを整理して可視化してみると、原因を見つけやすくなります。
そのうえで仮説検証としてユーザーテストを繰り返すと、ただやみくもに改善案を検討するよりも効率的に結果を出すことができます。

まずは両分析でどのような分析が可能化を把握して、データを揃えることから始めましょう。

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