まとめ - 今後求められるマーケティングのあり方 -

最後に、中澤様が考える今後のマーケティングのあり方についても語っていただきました。

中澤様は、マーケティングの進化とともに消費者も進化しており、小手先のマーケティングでは通用しない時代がやって来ていると言います。リーチを増やすことよりも、コミュニケーションの質を高めることに重点を置いたマーケティングを実践すべきではないかということです。

また、そうした時代の変化とともに、マーケターの役割も大きく変わろうとしています。単なるプロモーション担当者ではなく、顧客体験を高めるUXプランナーとしての役割がより重要になってくるだろうと指摘されました。

リーチ重視からエンゲージメント重視へと発想を転換し、対話を通じて顧客体験を高めようとしている同社の取り組みは、まさにそうした思想を反映したものだと言えそうです。