結局、イケてるマーケターって増えましたっけ?【オイシックスCMT 西井氏×ferret 創刊編集長 飯髙 対談|前編】
“自ら試す”ことがマーケティングのスキルを身につける秘訣
飯髙:
全ての領域で可視化できると良いですね。西井さんは、デジタルマーケティングの知見がとても広いじゃないですか。どんな分野のイベントに登壇しても語れますよね。
それは、新しい手法やツールが登場すると試すという思考があるからこそですか?
西井 氏:
僕の「成功体験」は、自分が試すというところにあるかもしれません。例えば、Facebook広告を自分のクレジットカードで利用できるようにしています。Google AdWordsもそうだったのですが、自分自身で管理画面を開いて出稿しないと、仕組みがわからなかったりするので、そこへの興味があります。
先ほどの話にあったように、僕の時代は1年に1つくらいのペースで新しい手法やツールが登場していましたから。もし、2015年くらいに業界に入っていたら、やることが多過ぎて何をやったら良いのかわからない気もするけど……。
*私自身が「職業:マーケター」と思っていること大きいかもしれません。*意識の違いだと思うのですが、私の前職(株式会社ドクターシーラボ)の同僚は、皆自分たちのことを「化粧品屋さん」と思っているはずなんです。
もしかしたら、オイシックスドット大地株式会社のメンバーの中には自分たちを「八百屋さん」と思っている方もいるかもしれません。特に、BtoC向け企業だと、自分は「●●屋さん」という思考が強い気がしています。でも、僕は、「化粧品屋さん」や「八百屋さん」ではないですからね。
「デジタルマーケティング屋さん」だと思っているし、マーケターという意識がすごくある。だからこそ、その領域に関しては何でもやりたいし、楽しみでもあります。
「八百屋さん」で言えば、キャベツに詳しいだけだと仕事として楽しくないじゃないですか。でも、八百屋さんが野菜の種類や産地、調理方法を知っていれば、仕事の領域がどんどん広がっていきます。
飯髙:
その物事だけでなく、背景などを踏まえて理解することって大切ですよね。
西井 氏:
そうですね。今のマーケティングは全てが掛け算なんですよ。例えば、マーケティングオートメーションって、データベースマーケティングやCRM、メール配信みたいな複合的な要素が求められます。なので、特定のスキルだけを習得しても実務上厳しい場面が多々あります。
マーケティングを実践的に学ぶベストな方法とは
アフィリエイトから一連のマーケティング施策を学ぶ
飯髙:
今後、さらに手法やツールが多様化していくことが考えられますよね。若手マーケターはどうやってスキルアップしたら良いのかなって。
西井 氏:
それは難しい問題ですよね。1つは「自分はマーケターだ」と思うことが大事かもしれません。実は、プロ意識というのはとても重要な要素なんです。
近年では*「特定の領域だけのスキル」には、あまり価値がなくなってきている気がします。*例えば、マーチャンダイザーであれば、自社で販売するものがどういう商品なのか、市場から見た価値はどれくらいなのか知らなければならない。でなければ、自分が好きな商品だけを見てしまうからです。
だからこそ、自分はマーケターだというプロ意識を持つことで、仕事そのものが変わると思うんですよね。その上で勉強方法を考える。
私はよく「マーケティング」を学びたいという方に、「アフィリエイトをやった方がいい」と言うんです。でも、半分くらいの方はやりませんが、その時点でもういいんです。その人にはやる気が無いので。
やり始めるとサイト構築からデザイン、集客、リピーター施策などマーケティングに必要な経験ができます。無名の一般人が立ち上げたブログに過ぎないわけで、必ず苦労しますよね。だから工夫をするようになるんです。
また、アフィリエイター視点で「自分がブログを書いて売りたくなる商品やサービスってなんだろう」って考えることもできます。やらされ仕事じゃなく、能動的に動くから、すごく勉強しやすいんですよ。
アカウントの運用手段は自由。Twitterでフォロワーを増やす
飯髙:
ferretでは、新人教育としてTwitterの個人アカウントの運用をやってもらうんですよ。視点として西井さんと同じですね。フォロワーを増やす方法などにルールは設けず自由にやってもらいます。有名人ではないので、簡単にフォロワーは増えません。
なのでツイートすることから始め、自分の好きな分野に特化したツイートをして増やしたり、相互フォローしたり。入社2~3ヶ月で1,000フォロワーに達するメンバーもいれば、全くやらないメンバーもいる。質もそうですが、まずは量をこなさないことには始まらないと思っています。そこから、今後の成長やその人自身の行動力も見えてきますね。
西井 氏:
そうなんですよね。はっきり分かれると思います。だから、マーケティングがわからないとかではなく……私もまだわからないですし。(苦笑)
「教えてくれない」ではなく「自分でどこまでやれるか」を知り、実践する人だけが学べるんですよね。
飯髙:
マーケターだけに限った話ではないですが、“やった気になった人”っているじゃないですか。読書は良いことですが、実務書1冊で出来る気になったり。西井さんの本を読んで、「継続率上げられるぜ!」みたいな。
西井 氏:
読書と併せて色々実践してくれれば良いんですよね。やっている内に「上手くいかないぞ」とか「違うかも」とか。
でも、読書だけで済ませる人って「これは自分がやっても上手くいかないな」と思った段階で辞めてしまう。本当は読書で感じた課題感をベースに組み立てていくと、その(本の)裏側にある99%のスキルが身につくから。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- BtoC
- BtoCとは、Business to Consumerの略で、企業と消費者間の取引のことを言います。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- CRM
- CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、直訳すると顧客関係管理となります。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- リピーター
- リピーターとは、商品やサービスに愛着を持ち、繰り返し利用してくれるお客様のことです。 リピーターを獲得することは、ホームページを使って売上を上げるためにも重要な指標の一つと言えます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
おすすめ記事
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング