顧客管理システムを導入したいが、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない、どんな機能が備わっているのか一覧で知りたいという方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、本記事では数ある顧客管理システムのうち、おすすめのシステムを厳選して紹介・比較しています。それぞれのシステムの機能について解説しているので、導入の際にはぜひ参考にしてください。

目次

  1. 顧客管理システム(CRM)とは
  2. 顧客管理システム(CRM)の主な機能
  3. おすすめのクラウド型顧客管理ツール12選
    1. Zoho CRM
    2. formrun(フォームラン)
    3. FastHelp5
    4. Hubspot(ハブスポット)
    5. Senses(センシーズ)
    6. FlexCRM
    7. kintone(キントーン)
    8. ちきゅう
    9. sansan
    10. cyzen(サイゼン)
    11. CustomerRings(カスタマーリングス)
    12. Canbus.
  4. 各ツール機能比較表
  5. まとめ

顧客管理システム(CRM)とは

顧客管理システムとは、顧客情報の管理を効率化し、顧客との関係構築・維持を支援するシステムのことです。また、「Customer Relationship Management」、略してCRMとも呼ばれています。

顧客管理システムでは、顧客情報の一元管理や顧客の情報や行動履歴の分析、商談を一つ一つ管理することができるため、営業活動やカスタマーサポート業務を効率化することができます。顧客管理システムに搭載されている機能については、以下で詳しく解説していきます。

顧客管理システム(CRM)の主な機能

顧客管理システムは多くの種類があります。それぞれによって細かな機能は変わってきますが、ここでは多くの顧客管理システムに搭載されている基本的な機能を紹介します。

顧客情報の一元管理

メールや名刺、フォームからのお問い合わせなど、様々なチャネルから得たあらゆる顧客情報を一元管理することができます。顧客情報をリアルタイムで更新するため、常に新しい情報をチーム内で共有することができます。これによって顧客対応の際に、担当者が不在の場合でも、社員全員が顧客情報を確認することができ適切な対応をできるのです。

また、情報だけでなく、顧客とのやり取りの履歴の共有やチーム内でのタスクの割り振りも可能なため、問い合わせ対応業務の効率化にもつながります。

顧客情報の検索

一元管理した顧客情報を、知りたいときに瞬時に探し出せるような検索機能がついています。顧客からの電話を受けた際にポップアップで顧客情報が自動的に出るものや、様々な条件で検索が可能なものまで、それぞれ特徴のある検索機能が備わっています。

顧客情報の蓄積・分析

蓄積された顧客情報や、問い合わせのやり取りを蓄積することで、顧客ごとに合わせたアプローチをすることが可能になります。どういった特徴を持つ顧客の売り上げが高いのかや、商談化しやすいのかを分析し、マーケティングだけでなく営業にも活かすこともできます。

問い合わせ管理

問い合わせや営業案件ごとに、ステータスやフェーズを管理することが可能なため、業務が「見える化」され、二重対応や対応漏れを防止することができます。

メール配信

顧客へのメールマガジンの配信を顧客管理システム上で行うことができます。顧客の属性ごとに、異なる内容のメールを自動配信することができます。

名刺管理

名刺をスキャンすることで、氏名やメールアドレス、会社名や役職まで、顧客の情報をシステム上で管理することができます。デジタル化することで社内で簡単に共有できることがメリットです。

おすすめのクラウド型顧客管理ツール12選

数あるクラウド型顧客管理システムのうち、厳選したシステムを12個紹介します。
各ツールの料金や機能をまとめた表もあるので、ぜひご活用ください。

Zoho CRM

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Zoho CRMは、世界25万社が選んだCRM/SFAツールです。

様々なチャネル上の顧客とのやり取りを一元管理やレポート作成、メール配信などの業務を自動化することで、営業活動を効率化することができます。また、専用のモバイルアプリもあるため、営業先での顧客情報や顧客とのやり取りの確認も可能です。

営業活動に注力したい方におすすめです。

《導入事例》
世界25万社が利用しており、星野リゾートや明和地所、三菱ケミカルアナリテックなど、企業規模や業種を問わず導入されています。

formrun(フォームラン)

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formrunは、10万ユーザー以上が利用している、顧客管理・問い合わせ管理に特化したフォーム作成ツールです。「未対応」「対応中」「対応済」などと、問い合わせのステータスを管理したり、問い合わせごとに担当者をカードで割り振ることが可能なため、二重対応や対応漏れを防止することができます。

また、管理画面からメールを送受信することができ、メーラーを開く手間を省くこともできます。チームでの問い合わせ対応や、問い合わせのステータスを直感的に管理したい方におすすめです。

《導入事例》
BASE、文化放送、DMM.com などスタートアップから大企業まで、幅広い規模や業種の企業に導入されています。

FastHelp5

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FastHelp5は、すべての業種・規模で利用することのできる、コンタクトセンター向けのCRMです。
様々なチャネルからの問い合わせ、顧客情報を一元管理することで、対応業務の際に素早く探し出すことができます。また、FAQを作成する機能もあり、あらかじめカテゴリーや条件に合わせたFAQを用意しておくことで、オペレーターが必要な時にすぐに参照することができます。

コンタクトセンターに特化したシステムを導入したい方におすすめです。

《導入事例》
日立システムズや第一保険生命、資生堂ジャパンなどの大企業からスタートアップ企業まで幅広く導入されています。

HubSpot(ハブスポット)

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HubSpotは、120ヵ国もの国で利用されており、手厚いサポートが特徴のCRMです。

案件ごとの進捗状況の確認や、営業担当者のタスク割り当てをダッシュボード上で行うことができます。さらに、それらの営業活動の履歴が自動的に記録されます。顧客とのあらゆるやり取りを把握できるほか、データをもとにキャンペーンを展開して成約率向上につなげられます。

また、SNSと連携することで、SNSへの投稿をCRM上で行ったり、投稿のパフォーマンス分析を行うことも可能です。SNSの活用に力を入れたい方にもおすすめです。

《導入事例》
世界120か国以上10万もの企業に導入されており、世界有数のソフトウェアレビューサイトでも顧客や専門家から評価を得ています。

Senses(センシーズ)

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Sensesは、営業部での実際の使いやすさを徹底したCRMです。

カード形式で直感的に顧客情報や案件進捗を管理することができます。また、営業先の事前情報や取引先とのやり取りなどの行動履歴を登録・管理することができます。これによって、チーム全体の営業活動を時系列に把握することができます。

さらにSensesは、取引先企業の情報を自動取得するため、情報収集をCRM上で行うことができます。

《導入事例》
RICOHや三菱地所、Z-KAIなど、幅広い業界から導入されています。

FlexCRM

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FlexCRMは、低価格で様々な機能を備えているCRMです。

FlexCRMは、問い合わせ内容を全て記録することができ、それらをチーム内で共有することで、チーム全体の対応の質を向上させることができます。また、上長から問い合わせや見積もりの承認をシステム上で受けることができるという機能も備わっており、迅速な対応につながります。

問い合わせ対応の質の向上や、社内決済のスピードアップをしたい方におすすめです。

《導入事例》
要問合せ

kintone(キントーン)

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kintoneは、部署や立場、スキルに関わらずどんな人でも気軽に使うことのできるCRMです。

顧客情報や案件のデータをkintoneで一元管理することができます。さらに顧客情報に紐づけて、案件やすべてのやり取りを記録できるため、スムーズな情報共有が可能です。また、案件の進捗を見える化し、二重対応や対応漏れを防止することができます。

kintoneにはアプリや拡張機能が多数用意されており、様々な業務や職種に対応が可能です。使いながらいろいろな機能を追加したい方におすすめです。

《導入事例》
ANAや朝日新聞、住友不動産など幅広い業種の20,000社から導入されています。

ちきゅう

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ちきゅうは、シンプルな操作画面が特徴のCRMです。

ちきゅうには、案件の進捗状況や顧客情報をカード形式で直感的に管理することができます。また、チーム内ディスカッション機能が搭載されており、ツール内であるテーマについてのコメントやり取りができます。SNS感覚でディスカッションすることによって意思決定の速度が上がります。
あらゆる操作を直感的に行いたい方におすすめです。

《導入事例》
ビックカメラや大成化工、DUSKINなど業種を問わず導入されています。

sansan

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sansanは、名刺管理に特化したCRMです。

受け取った名刺を、スマートフォンでスキャンすることで、顧客情報をデジタル化できます。デジタル化することによって、顧客情報管理が楽になり、さらに人物情報の他にやり取りの履歴を併せて管理することができます。

また、オンライン上で知り合った人ともデジタル名刺を交換することができるので、コロナ禍の社会でも役立つでしょう。

《導入事例》
NTTや三井住友銀行、TOYOTAなど7,000社から導入されています。

cyzen(サイゼン)

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cyzenは、SNS感覚で利用することができるスマホベースのCRMです。

訪問件数・出退勤・顧客訪問など、1日の活動内容を簡単に記録・共有することができます。また、共有されたデータをランキング形式で表示することも可能なので、楽しみながら営業活動を行うこともできます。顧客の名前や会社名だけでなく、営業で訪れる場所のデータをスポットとして一元管理することもできます。

訪問営業先で顧客情報や商談履歴を簡単に確認したい方におすすめです。

《導入事例》
SonyやLotteria、幸楽苑など1,400社以上の導入実績があります。

CustomerRings(カスタマーリングス)

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CustomerRingsは、顧客情報の蓄積・分析・アクションまでをノーコードで行うことができるCRMです。

CustomerRingsでは、顧客情報を蓄積・共有できることはもちろん、実店舗スタッフが顧客の購買履歴のチェックや専用ダッシュボードの閲覧、接客メモの登録を行うことができます。さらにそれらの分析を自動的に行うことができるため、マーケティングにもつながります。

データの活用までワンストップで行いたい方や、実店舗での活用を考えている方におすすめです。

《導入事例》
WEGOやアートネイチャー、KTCなど600社から導入されています。

Canbus.

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Canbus.は、顧客管理の機能以外にも、勤怠管理や経理なども行えるCRMです。

顧客情報を一元管理できることはもちろん、管理画面の変更履歴も残すことによって、大事なデータを消してしまったときにもすぐに復元することができます。CRMとしての機能の他に、勤怠管理や経理まで行えるのがCanbus.の特徴です。

さらに、搭載されている機能はすべてクラウド上で行えるため、在宅ワークでも勤怠管理や経理を行えるのが利点です。また、CSVインポートも可能なため、Excelなどに貯めていたデータをインポートすることで、過去のデータもマーケティングに活用することができます。

顧客管理の機能以外にも、勤怠管理や経理なども行いたい方におすすめです。

《導入事例》
横浜銀行やダイコクドラッグ、Yahooなど500社から導入されています。

各ツール機能比較表

ツール 料金 スマホアプリ CSV エクスポート 名刺管理 無料トライアル
Zoho CRM 月額1,440~5,400円 ×
formrun 月額0~ 25,800円 × ×
FastHelp5 要問合せ × × ×
Hubspot 月額5,400~ 384,000円 × × ×
Senses 月額25,000~ 300,000円 × ×
FlexCRM 月額1,200~ 2,000円 ×
kintone 月額780~ 1,500円
ちきゅう 月額1,480~ 9,800円
sansan 要問合せ ×
cyzen 3,500円/ID × ×
CustomerRings 要問合せ × × ×
Canbus. 月額10,000~ 100,000円 ×

まとめ

本記事では、厳選した顧客管理システムの紹介をしてきました。

顧客管理システムを取り入れることで、顧客情報の一元管理や行動履歴の分析、案件一つ一つの管理ができるため、営業活動やカスタマーサポート業務を効率化することができます。

自社に必要な機能を事前に確認し、本記事で紹介したシステムの中から検討してみてはいかがでしょうか。また、無料トライアルがあるものも多いため、本格的な導入前に使用感を確かめることをおすすめします。