MA(マーケティングオートメーション)が提供する機能

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MAソフトウェアには、メール配信やオプトインフォーム、リード獲得のための機能や分析、スコアリング、マーケティング分析などが実装されています。

BtoB向けなのか、BtoC向けなのか、あるいはECサイト向けなのか、オムニチャネル(ECも実店舗も含めた販売方法)向けか、で各MAソフトが持つ強みは異なりますが、上記で紹介した機能はほぼ全てのMAのソフトウェアが実装しています。

以下より、MAで利用できる代表的な機能を5つご紹介します。
  

1. リード管理

リード管理は、MAの中核とも呼ぶべき機能です。リード(個人情報を取得済みの見込み顧客)のコンタクト情報を記録するだけではなく、Webアクセスやメールの開封率、検索キーワードや登録フォームの流入元など、あらゆる行動履歴を記録します。

リード管理機能で記録した行動履歴から推測するニーズを分析することで、購買動機が可視化されます。こうした情報をもとにマーケティング活動をすることで、より多くの見込み顧客を生み出すことができます。
  

2. リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、見込み顧客に対して、興味を高めたり、自社の優位性をアピールすることで、エンゲージメントを高めるための活動のことを言います。

リードナーチャリングには決まりきったフローはありませんが、ナーチャリングメールから問合せや資料請求フォームへの流入割合からコンバージョン率を細かく分析するという方法があります。また、購買に近い見込み顧客はホットリードとしてピックアップできるので、アポ取り前に営業アプローチを組み立てることもできます。

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3. セグメンテーション

MAでは、地域や業種、役職などの属性はもちろん、購買に意味のある重要な行動をとるリードを抽出したセグメンテーションを実装することもできます。また、購買行動によるセグメンテーション後、毎週自動でメール配信を実施というように自動化することで、マーケターの手間を減らすことが可能です。
  

4. メール配信

メール配信サービスは様々ありますが、MAではメール配信はリード情報と深く結び付けられているため、メールの開封率やクリック率がグッとアップするための仕組みづくりを行うことができます。また、メール配信の結果だけではなく、メールのリンクをクリックしてホームページに遷移した後までリード情報をトラッキングすることができます。
  

5. マーケティング分析

多くのMAのソフトウェアでは、レポート機能を提供しており、最適なROIを探すための様々な機能を提供しています。

例えば、ホームページのアクセスからフォーム登録、メール受信などのオンラインの行動だけではなく、セミナー参加や展示会来訪などのオフラインの行動までを全て記録し、リードスコアとして記録することができます。また、セグメント化した分析や個々のリードの個別反応をレポートすることも可能です。