ヒートマップを導入したものの、どういう見方をすればいいのかわからない」
ヒートマップの使い方を理解し、使えるようになりたい」

ヒートマップにはさまざまな機能があるため、上記のような悩みを抱えている方も多いはずです。見方や使い方に悩むと、それだけページの改善や集客が遅れてしまうでしょう。

この記事では、ヒートマップの見方や使い方を中心に解説を進めていきます。ヒートマップを使って自社HPの満足度を上げたい方は、参考にしてみてください。

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ヒートマップツールとはどんなもの?

ヒートマップとは、訪れたユーザーの行動を可視化するツールです。主に、以下のような機能を持っています。

  • 熟読エリアがわかる
  • 終了エリアがわかる
  • クリックエリアがわかる
  • マルチデバイスに対応

こういった機能は多くのヒートマップツールが持っていますが、各ヒートマップツールによって特徴が異なります。例えばヒートマップツールとして有名な「ミエルカ」では、内部最適化や内部対策など、SEO施策を重要度順に提案してくれます。

ヒートマップツールによって特徴・機能は異なるので、自社がどのような点を重要視しているかで選ぶヒートマップツールも変わってくるでしょう。

また、ヒートマップツールの「値段」でも機能に違いがあります。無料で使えるヒートマップツールでも多くのことはできますが、有料と比べると深度が異なります。「月間〇〇PVまで」といった制約があるので、無料だと使える範囲が限られてしまいます。

有料と無料の違いは、自社のPVやUU(訪問した人数)から判断するといいでしょう。

では、上記で挙げたヒートマップツールが持つ機能について説明するとともに、各機能の見方や使い方を解説していきます。

熟読エリアがわかる

ページ内のどこがよく読まれているかを分析する機能が「熟読エリア分析」です。ユーザーの視点を目で見てわかるようにすることで、ページの改善を行えます。

詳しくは、下記で解説します。

「熟読エリア」の見方と使い方

「熟読エリア」は、よく読まれている箇所ほど赤が濃くなり、読まれていない箇所ほど青が濃くなります。読まれている箇所が色でわかるだけかと思いがちですが、そうではありません。

読まれている場所を見た場合、「なぜここが読まれているのか」と仮説を立てて分析することで、該当ページの充実度を上げることにつながるからです。同じく、読まれていないページも同様の仮説を立てられ、「それならこういったコンテンツを追加しよう」と、ページの満足度を上げる施策を考えるヒントにもなります。

これらのポイントに加えて、下記にも注意してヒートマップツールを使ってみましょう。

  • ユーザーが欲しているであろう情報はなにか
  • ページの趣旨とかけ離れたコンテンツを上部に配置していないか
  • 推したいコンテンツが上部に配置されているか

終了エリアがわかる

ユーザーが、画面をどこまでスクロールしたかを表す機能が「終了エリア分析」です。ユーザーがどこまでスクロールしたのかを「〇%」で表し、コンテンツの離脱箇所を判別します。

では、どのように見て、どのように使えばいいのでしょうか。

「終了エリア」見方と使い方

一般的に、ページは下部に行けば行くほど読まれなくなっていきます。そのため、推したいコンテンツを下部に持っていってしまうと、ユーザーの満足度は得られません。熟読が予想されるページ上部に推したいコンテンツを配置することで、ページの充実度や満足度が上がるでしょう。

また、「熟読エリア分析」と併用することで、よりパフォーマンスを上げられます。例えば、熟読されているはずのコンテンツが終了エリア分析で見ると10%〜20%の場合、とてももったいない状況だといえます。

それは、「興味がある情報にもかかわらず、見る前に離脱しているから」です。こういった場合も、推したいコンテンツを上部に持っていくなど、構成自体を見直してみましょう。

ほかに注意したいポイントは、下記のようなポイントです。

  • 推したいコンテンツが何%のユーザーに読まれているか
  • ユーザーに見られていないコンテンツに時間をかけていないか
  • 推したいコンテンツを下部に配置していないか

クリックエリアがわかる

ユーザーがどの箇所をクリックしたかを分析する機能が「クリックエリア分析」です。クリックエリアの見方と使い方は、どうすればいいのでしょうか。

「クリックエリア」の見方と使い方

熟読エリア分析と同じく、色でクリックした箇所を表せられます。押してもらいたいボタンが押されていない場合、そこに至るまでのコンテンツ力や文章が弱いのかもしれません。ユーザーのアクションを視覚化することで、よりページの満足度を得られるでしょう。

クリックエリア分析を見ていると、遷移先のない箇所がクリックされていることがあります。「クリックできる」と思って押していると考えられるため、よくクリックされている箇所にリンクを作り、コンテンツを配置してみましょう。ユーザーの「知りたい」という欲求を満たすことで、ページコンテンツの満足度が上がります。

クリックエリア分析を使う上でのポイントは、下記です。

  • ユーザーの動き(クリック)を可視化できる
  • 押してもらいたい箇所がクリックされているか
  • 新しいコンテンツを作るのに役立てられる

マルチデバイスに対応

同じページをスマホやPCといった異なるデバイスで見たとき、それぞれの動きはデバイスごとに違います。そのため、ヒートマップツールを使用する際は、デバイスごとに見る必要があります。

「マルチデバイスに対応」の見方と使い方

多くのヒートマップツールでは、デバイスごとに切り替えられる機能があります。例えばばヒートマップツールの「User Insight」では、ボタン1つで切り替えられます。

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出典:User Insight

デバイスごとに課題を発見することで、デバイスに合った改善策を行えるでしょう。

例えばスマホでは、PCと比べると熟読率が下がる傾向にあります。それは、スマホでページを見るときは、休憩などの少し空いた時間に閲覧されると考えられるからです。そのため、熟読率は下がります。

一方で、スマホにはスクロール率が高くなる傾向があります。スマホとPCを比べてみると、画面の大きさが異なります。画面上に表示される情報量がスマホのほうが少ないため、よりスクロールされやすいのだと考えられます。

こういった特性を考え、スマホとPCそれぞれに合った構成を作りましょう。