1年目から役員と仕事ができたことが今の自分に繋がっている

**西井:**鵜飼さんのところは放任主義で鍛えられた感じですが、白石さんのところはどうでしたか?

**白石:**ある程度は放任主義にしてくれましたね。

もともと、マイクロマネージメントと、ある程度放任主義的にお前に任せるのとどちらがいいかと聞かれた時に、僕はある程度任せてもらって自分で実行プランを考えて、それに対してフィードバックをもらうというほうが好きだったので、そうさせてもらっていました。

放任主義といっても、インプットの機会はとても重要で、そこは必ずやろうと上司の方と相談して決めていました。上司の方の質の高いインプットをもらって改善をすることで、より良いアウトプットになっていくので。

**西井:**上司のほうが、そこに対しての経験値は高いですしね。良し悪しもわかるし。

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**白石:**そうですね。たたき台は全部僕が作ると決まっていたので、自分でいったんまず考えてみて、そのプランをより効果的なものにするにはどうすべきかという部分は上司の力を借してもらったという感じです。

**西井:**受け取り方によっては、放任主義にすると「あの上司は何もやらない」と思う人も出てくるわけです。結構難しいところですよね。

**白石:**僕の上司の場合、フィードバックのときに、なぜそう考えるのか、なぜこうするべきなのかという形で、ちゃんと「なぜ(理由)」を教えてくれたということが大きいかなと思います。

理由がわかれば、こういう時はこういう理由でこうすべきということがわかってくるので、似たようなケースでも応用ができるようになるんです。渡し方とフィードバックの仕方はすごく重要だと感じていて、そこは放任にしちゃいけないところかなと思います。

**鵜飼:**ずっと白石がうらやましいなと思っていました(笑)。

**白石:**今思えば、インターンや1年目の僕らが、役員と一緒に仕事をさせてもらえたというのは二人にとってすごく大きなことだったと思います。

みんな最初は何もできないし、頭でっかちですし。普通の企業なら、新入社員には3年目の社員とかがチューターにつくことが多いと思うんですけど、それだと3年目の人が知っていることしか教えてあげられない。

けれど、役員の人ならば、経験値や実績があって、その人が知っていることを全部つぎ込んでくれた場合に大きな知識の差になるんです。

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よく、プロのスポーツ選手でも、いいコーチに師事したりしますよね。あれはそういうことだと思うんです。

そういう環境があるということがすごくありがたいことですし。若いうちからチャンスをもらって結果を出せるようになるためには、すごく重要なところだと思っています。

僕自身、学生の時は裁量があるところであれば、僕は成長すると思っていましたし、そういう企業に行きたかったという気持ちもあったんですが、裁量があってかつ、いいコーチがいるという環境が、成長を促進させるのではないかと思います。