オンライン上で動画広告を目にする機会が増えてきた現在、自社でも動画広告を活用してみたいという方もいらっしゃるでしょう。

今回は動画広告が注目される理由について、背景や期待できる効果について触れながら解説します。

動画広告を取り巻く環境

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参考:
オンラインビデオ総研/デジタルインファクト

動画広告が登場してから、市場は急速に拡大し、2018年には1845億円に達すると考えられています。2023年には、2018年の2倍近くの規模となり、今後もさらなる成長を続けていくものと予測されています。

もちろんこの背景には、高い処理能力をもつスマホの普及や4G、LTEといった高速データ通信の技術の向上により、外出先でも動画を高解像度で快適に楽しむことができるようになったことが、大きな要因としてあります。それに加えて、ここでは以下の3つの観点に着目して、市場を盛り上げる要因となった「動画広告を取り巻く環境」について説明します。

  • デジタルシフト
  • 動画視聴の浸透
  • ソーシャルメディア

デジタルシフト

様々なもののデジタル化がスマホを中心に進んでいる現在、メディアもテレビ・新聞・雑誌を中心としたマスからデジタルへのシフトが起きています。

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参考:
博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2018」メディア別接触時間の構成比(東京)

メディア接触時間の構成比を見てみると、デジタルの比率は増加し続け、2006年から30ポイント以上も上昇しています。そして、2018年には50.4%と過半数に達し、ついにマスを上回りました。

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参考:
D2C/CCI/電通 「2017年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」からViibar作成

ライフスタイルがデジタル中心になる中、企業のマーケターもこの動きへの対応を加速させています。日本の広告費の調査データでは、広告の総予算が横ばい傾向にある中で、インターネット広告費は年々上昇しています。その中でも動画広告は生活者との新しい手段として積極的に投資され、その割合を年々高めています。

動画視聴の浸透

それでは、デジタルシフトが進む中、インターネット上の動画は生活者にどのくらい見られているのでしょうか?ここでは、動画視聴の頻度と時間を見てみましょう。

動画の視聴時間

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出典:
博報堂「動画生活者TM実態調査」

動画の視聴時間に関するデータを見てみると、インターネットの利用時間のうち約半数の時間を動画視聴に費やす傾向があることがわかります。これだけの時間を動画が占有している状況を踏まえれば、動画がネットの主役になりつつあるといっても言い過ぎではないかもしれません。

動画の視聴頻度

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参考:
電通総研調査を基にViibar作成

一方、年代別視聴頻度の調査データによると、 15-19歳、20代の
3割以上が動画をほぼ毎日視聴しており、週1回以上視聴している人は7割以上になることが分かります。50歳以上においても、実は2割近くの人が動画を毎日視聴しています。

インターネット上の動画視聴は年代問わず多くの人に受け入れられ、急速に人々の生活に浸透しています。もちろん、この状況は動画広告にとっても好ましい状況と言えます。

ソーシャルメディア

最後に、動画コンテンツや動画広告が流れるメディア側の状況を見てみましょう。

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参考:
Viibar作成

2005年以降、ソーシャルメディアが次々に登場し、現在では巨大かつ幅広いユーザーを抱えるメディアに成長しました。そして、YouTube、Fecebook、Twitterはじめ各ソーシャルメディアで動画広告が対応され、多様な生活者層へ動画を届けられる環境が整っています。

また、その他のニュースメディアや情報メディアにおいても、インバナー広告、インリード広告などの各メディアに応じたフォーマットで動画広告の活用が進んでいます。

まとめ:動画を取り巻く環境も整備されている

スマホの普及に伴いデジタルシフトが始まりました。マーケターはインターネット上における生活者とのコミュニケーションを加速させています。そして、動画視聴が生活者に浸透していく中、巨大化したソーシャルメディアを中心に各メディアで動画広告が採用され、動画を届ける環境も整ってきました。

このような背景から、動画広告市場が形成され、そして今後もテクノロジー、生活者、メディアの変化に応じながら、ますます成長してくことと考えられます。