本記事で学ぶ内容

・https(SSL化)の必要性を理解できる
・SEO効果を理解できる

ブラウザを開いて、ページを見ているとアドレスバーの左に保護された通信といった表記を見ることがあります。実は、あの表記はSSL化されている証で、SEO的にも重要な表記です。

今回は、https(SSL化)のメリットと注意点について開設します。

https(SSL)とは

URLの頭についているhttpをSSLによって、通信を暗号化したものがhttpsです。通信を暗号化しているので、ハッカーなどが情報をのぞき見しようとしても、内容を理解し得ないというメリットがあります。

ssl2.gif
SSL化されたページを開くと、httpsの部分が緑色で表示されます。これがSSL化されているという意味です。SSL化されていないページをhttpsをつけて開くと、赤く「保護されていない通信」と表示されるようになっています。(Google Chromeでの表示)

httpsを実装することは、ユーザーが安心してページを閲覧できるようにするために、とても重要なことです。

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httpsのSEO効果

httpsは、セキュリティ面以外にもメリットがあります。次はSEO効果についても見ていきましょう。

検索順位の優遇を受けることができる

httpsにすることで検索順位の優遇を受けることができます。これは、Googleも明言しています。

Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。

(中略)

全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS をランキング シグナルに使用します
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

Googleは「ユーザーにとって良いページ」を上位に表示したいと考えています。その考え方から、セキュリティ面で考慮していることが「良い」と評価され、検索順位の優遇があるというわけです。

ユーザーに安心してページを見てもらうために、SEO効果抜きにしても実装していきましょう。

SEOを意識した実装

実際に実装する場合は、以下のような点に気をつけて実装しましょう。

1.httpにアクセスされた際にhttpsへ飛ばすリダイレクト設定をする

いままでhttpでページを運用していた場合、外部ページから貼られる被リンクもhttpに向けて貼られているはずです。ただ、httpとhttpsは別ページGoogleは認識するため、被リンクSEO効果が失われてしまいます。そうならないためにもリダイレクト設定することでページの評価を引き継ぐことが出来ます。

2.httpでリンクしていた内部リンクや画像リンクをhttpsに変更する

内部リンクや画像リンクがhttpを向いたままだと、ブラウザに警告が表示されます。これを防ぐためにも、必ずhttpsにリンクを変更するようにしましょう。

3.canonicalをhttpsのURLに向けて実装する

ページに向けてcanonicalを向けている場合、こちらもhttpsを指定しなおす必要があります。httpを指定したままにしてしまうと、httpsではなくhttpがインデックスされてしまう可能性があります。

参考:
canonicalとは〜URLの正規化でSEOのマイナス評価を避けよう

4.Googleサーチコンソールにhttps版も追加する

httpとhttpsは別ページとして判断されるため、Googleサーチコンソールも別で登録する必要があります。必ず登録しておくようにしましょう。

参考:
Google サーチコンソールに登録しよう

まとめ

httpsのSEO効果は微々たるものかもしれませんが、ユーザーの安心感・信頼感に繋がる重要な施策です。ぜひ実装を進めてください。

Googleが、ユーザーにとって良質なページを上位表示したいと考えているのであれば、まだSEO効果があると明言されていないものでも、ユーザーメリットに繋がるものであれば先んじて実装しておくとよいでしょう。

ここがポイント

・httpsは、SEO的にメリットが少しだがある。
・httpsが実装されていると、ユーザーの安心・信頼向上に繋がる