Instagramを利用する場合、Instagramの利用規約とポリシー、各種ガイドラインに同意したものとみなされます。企業でのInstagram活用にあたっては、利用規約やガイドラインに違反しないよう注意を払う必要があります。

ここでは、Instagramの活用にあたって知っておくべき利用規約やガイドラインの内容を紹介します。

コンテンツ作成、投稿にあたり知っておくべきこと

投稿した作品の権利について

Instagramに投稿・シェアしたコンテンツ(写真や動画など)の知的財産権は、利用者が有するものです。ただし利用者は、そのコンテンツを使用するための非独占的、使用料なしの譲渡可能、サブライセンス可能な全世界を対象としたライセンスをInstagram社に付与することになると利用規約に明記されています。

つまり、Instagramに投稿したコンテンツの所有権は利用者にありますが、Instagram社が自由に使用(配信、変更、運営、複製、公演、公開あるいは翻訳、派生作品を作成)できるものになるということです。

参考:
Instagram利用規約

投稿してはいけない内容について

コンテンツを作成・投稿する際には、「Instagramコミュニティガイドライン」に従う必要があります。例えば、たとえ芸術的・創造的な作品であったとしても、ヌード画像のInstagramへの投稿は原則として許可されていません(ヌードの絵画や彫刻の写真、授乳をしている女性の写真など一部許可されるものもあります)。
また、暴力的な画像を含むコンテンツを非難、注意喚起、啓蒙などの目的のためにシェアする場合には、暴力的な画像であることを警告するキャプションを付ける必要があります。

まずはコミュニティガイドラインに一通り目を通して、どのような投稿が禁止されているのか理解しておきましょう。

参考:
Instagramコミュニティガイドライン

キャンペーンを実施する際に知っておくべきこと

プロモーションの実施について

Instagram上でコンテストや懸賞などのキャンペーンを開催、またはこれらの告知をする場合は、「プロモーションガイドライン」に従う必要があります。

これらのキャンペーンを実施する際は、Instagramが後援、支持、または運営するものではないことを明記してください。

例えば、キャンペーンでは、ハッシュタグを使用して投稿作品を集める方法がよく用いられます。その際に、直接関係のない写真に自社や製品・サービス名のハッシュタグを付けたり、参加者に無関係なタグ付けを仕向けたりする内容は許可されていません。

キャンペーン用の独自ハッシュタグに「insta」や「gram」を含ませることは認められていますが、ほかのSNSへの投稿においてこれらのハッシュタグを使うべきではないと記載されています。

参考:
プロモーションガイドライン

ロゴやスクリーンショットの使用について

キャンペーンの告知や説明をするためにInstagramのロゴを使用したい場合には、
Instagramのブランドリソースサイトで提供されている素材をダウンロードして使用する必要があります。

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Instagramのロゴはグリフとフルカラーの2種類があります。

ガイドラインでは、

  • Instagramのアカウントを表示するときはグリフ
  • Instagramアプリのダウンロードをするときにはフルカラー

とされています。ロゴを使用する際は、ガイドラインに沿って掲載するようにしましょう。

そのほかにも、ロゴを使用する前に確認するべき点がいくつかあります。

1.ロゴ周りに余白を作る

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ロゴの周りには、ロゴサイズの半分以上となる余白が必要です。ロゴの周りに余白があるか確認しましょう。

2.ロゴサイズは29×29px以上

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ロゴは最小でも29×29px以上です。これ以上小さなロゴは使用できません。

3.ロゴのクリアスペースにコピーを被せない

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ロゴの近くに別のコピーを置く場合、クリアスペースに被せてはいけません。必ずクリアスペース外にコピーを置くようにしましょう。

4.回転・反転・変形の禁止

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ロゴの回転や反転、変形などの加工は禁止されています。ロゴはそのまま使用してください。

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また、Instagramのスクリーンショットを使用する際、サービスのスクリーンショットをそのまま使うことはできません。
ブランドリソースサイトにスクリーンショットが用意されているので、それを加工して使います。

Instagramの投稿をホームページブログ等で使用したい場合は、該当の投稿からHTML埋め込みコードをコピーして掲載するようにしましょう。

キャンペーン利用時に限らず、Instagramのロゴやスクリーンショットを使用したい場合は、ルールを確認したうえで使用するようにしましょう。
提供されているブランド素材をガイドラインに従って使用する場合、Instagramに利用の承諾を得る必要はありません。ただし、テレビやWeb放送などで使用する場合には、ブランドリソースサイトからの申請が必要になります。

参考:
Instagramのブランドリソースサイト

Instagram関連サービスの開発・公開の際に知っておくべきこと

関連サービス、製品の名称やデザインについて

InstagramのAPIを使用したWebサービスやアプリなど、Instagramに関連するサービスや製品を開発、公開する場合にもInstagramが後援、支持、または運営するものではないことを明示する必要があります。

これらのサービスや製品に対しては、ブランドガイドラインに従い、独自でオリジナルな名前を付けることや、独自のアプリアイコンをデザインすることが求められます。例えば、自社名と「Insta」や「gram」を組み合わせたブランド名やアプリ名を付けることはできません。アプリの名称については「for Instagram」、キャンペーン名称については「on Instagram」のみ使用が認められています。アプリや製品のデザインに、Instagramロゴを含めることはできません。

まとめ

企業でのInstagram活用にあたって、知っておきたい利用規約やガイドラインの内容を紹介しました。Instagramでは違反行為やコンテンツを利用者が報告できるようになっています。うっかりやってしまった規約違反を、悪意を持って報告されてしまうと、その後のアカウント運用に支障が出てしまうことも考えられます。この記事で紹介した内容を把握しておくとともに、利用規約や各種ガイドライン、ポリシーなどに一通り目を通したうえでアカウント運用にあたるようにしてください。