近年、さまざまなビジネスにおいてKGIKPIの設定および分析の重要性が指摘されるようになりました。
企業のInstagramアカウント運用においても、成果を上げるためには適切なKGIKPIの設定が欠かせません。しかし、どういった数値をKGIKPIとして設定すれば良いのかわからないという担当者の方も多いのではないでしょうか?
今回は、企業のInstagramアカウント運用におけるKGIKPIの設定についてご説明していきます。

Instagramアカウント運用のKGIとKPI

企業でInstagramアカウントの運用をする場合、そこには必ず何かしらの目的があるはずです。

例えば、「より多くの人に、自社のサービスや商品を知ってもらいたい」「商品購入やサービス利用の意欲を高めたい」「社名やブランド名を身近に感じてもらいたい」など、Instagramアカウント運用における目的は企業によって様々でしょう。

image1.png

こうした目的を実現していくために必ず設定しなければならないのが、「KGI:Key Goal Indicator(重要目標達成指標)」と「KPI:Key Performance Indicator (重要業績評価指標)」です。

KGIとは、上記で挙げたような「Instagramアカウントを運用する目的」を達成できているかを測る指標のことです。例えば、認知度の向上がアカウント運用の最重要目的であるならば、認知度を測るための数値をKGIとして設置する必要があるでしょう。具体的には、「定期的なアンケート調査での認知度の数値を【10パーセント】高める」などといった数値です。

一方、KPIとは、KGIという最終目標が達成されているかどうかを確認するための指標のことです。最終目標を達成するプロセスの中での現状把握をするための中間目標と言えるでしょう。KGIに応じて、フォロワー数やエンゲージメントを始め、さまざまなKPIを設定する必要があります。

KGIKPIについては下記講座で詳しく紹介してますので合わせて確認してください。

参考:
目的を定めてKGIとKPIの設定をしよう

Instagramインサイトで確認できる数値

Instagramアカウント運用におけるKGIKPIの設定するにあたって、まずはアカウント運用をする中で、具体的にどういった数値を確認できるのかを知っておきましょう。

Instagramでビジネスプロフィールを作成すると、投稿の運用効果を確認できる「Instagramインサイト」が利用できるようになります。Instagramインサイトで確認できる数値や分析データには、以下のようなものがあります。

1.アカウントごとに確認できる数値

・フォロワー
アカウントをフォローしている人の人数(アカウント数)です。フォロワー分析画面では、フォロワーの性別や年代別の比率、場所や時間などの分析データを確認することもできます。

・インプレッション
投稿が表示された回数です。同じ人に複数回表示された場合も、表示された回数として加算されます。

・リーチ
投稿を見たユーザー数(ユニークアカウント数)です。同じ人が複数回見た場合は重複してカウントしないため、実際に何人ぐらいの人に見られたかの指標となります。

・プロフィールビュー
プロフィールページが閲覧された回数です。ブランディングに関連する指標となります。

2.投稿ごとに確認できる数値

・いいね!(ハート)
その投稿に対して付けられた「いいね!」の数です。

・コメント
その投稿に対して付けられたコメント数です。

・保存
その投稿を保存したユニークアカウント数です。

エンゲージメント
投稿に対して「いいね!」やコメント、保存などが行われた回数です。

KGIに応じて、有効な指針をKPIとして設定する

KGIは、Instagramアカウント運用の目的が達成できているかを知るための最終目標のことです。Instagramアカウント運用の「ゴール」を設定すると考えればわかりやすいでしょう。

KPIは、そのゴールを達成するための中間指標です。Instagramインサイトで確認できる数値などの中から、設定したゴールに応じて、達成度を測るために有効な指標をKPIとして設定するのが大切です。

どのような指標をKPIに設定すべきかの例を、アカウント運用の目的別に確認していきましょう。

1.ブランド認知度の向上の場合

ブランド認知度の向上が目的の場合、どれだけ多くの人にアカウントをみてもらえるかどうかが重要です。そのため、フォロワー数やインプレッション数、リーチ数、プロフィールページの閲覧数などが達成度を測るための指標となります。

2.ブランド好意度の向上の場合

ブランド好意度の向上が目的の場合、個々の投稿におけるいいね!数やコメント数、投稿数に対するエンゲージメント率などが達成度を測るための指標となります。

3.購入意欲の向上の場合

自社製品の購入意欲やサービス利用意欲の向上が目的の場合、関連する投稿のインプレッション数やいいね!数、関連するハッシュタグの数や、それらのハッシュタグが付けられた投稿数などが、達成度を測るための指標となります。

まとめ:目的を明確にしてKGI・KPIの設定をしよう

企業のInstagramアカウント運用におけるKGIKPIについて説明しました。

Instagramのアカウント運用でKGIおよびKPI設定に悩んだときは、まずは改めてアカウント運用の目的を明確にしましょう。目的がはっきりとすれば、おのずと定めるべきKGIが見えてくるでしょう。

そして、その目的の達成状況を確認するために有効な指標を、KPIとして設定していきます。効果的な指標設定のために、この記事の内容をぜひ参考にしてください。