Instagramコンテンツの種類と特徴を知って、企業アカウント運用に活かしましょう。Instagramの各コンテンツを活用した、企業アカウントによる成功事例を紹介します。

Instagramコンテンツの種類と特徴

Instagramには、以下8種類のコンテンツがあります。

  1. 画像
  2. カルーセル
  3. 動画
  4. ストーリーズ
  5. ストーリーズライブ
  6. ストーリーズハイライト
  7. ショッピング機能
  8. リール

それぞれのコンテンツの特徴を見て行きましょう。

Instagramのコンテンツ1:画像

Instagramでは画像・写真をアップロードして投稿することができます。複数の写真や動画をアップロードして、1つの投稿として表示することも可能です。投稿にはキャプションやハッシュタグを付けることができます。

Instagramのコンテンツ2:カルーセル

カルーセルは、リンクの誘導と複数の画像、動画とアクションボタンを1つの広告ユニットにして表示できるInstagramの広告サービスです。左右にスワイプできる広告フォーマットで、2~10点の静止画と動画を組み合わせて広告を作成できます。

タイムラインの投稿と投稿の間に表示される従来のカルーセル広告に加え、ストーリーズ広告も複数枚に各リンクが埋め込めるカルーセル形式に対応しています。

Instagramのコンテンツ3:動画

Instagramでは動画をアップロードしたり、アプリ内で新しい動画を撮影したりして投稿できます。投稿した動画は全てリール動画として扱われます。

Instagramで動画を投稿すると、動画の冒頭部分がフィードに表示される仕組みになっています。動画の全編はフィードやプロフィールグリッド、プロフィールの動画タブ、Instagram TVアプリで閲覧可能です。

投稿できる動画の長さはファイルサイズによって異なり、650MBであれば10分以内、3.6GBであれば最長60分です。Instagramカメラを用いてリール動画を撮る場合は、最大90秒のショート動画を編集し投稿できます・

複数の写真や動画をアップロードして、1つの投稿として表示が可能です。投稿にはキャプションやハッシュタグを付けることができます。

Instagramのコンテンツ4:ストーリーズ

ストーリーズ(Instagram Stories)は、複数の写真や動画をシェアすると、スライドショー形式でまとめて表示される機能です。「プロフィールに保存するほどでもないが見てほしい」というなにげない瞬間を気軽にシェアしたい場合などに便利です。

フォローしているアカウントのストーリーズは、ユーザーのフィード上部にあるバーに表示されますが、投稿から24時間後に消えて表示されなくなります。

Instagramのコンテンツ5:ストーリーズライブ

ストーリーズライブは、ストーリーをライブ配信できる機能です。ストーリーズライブでは最長1時間のライブ配信が可能で、配信が終了するとライブストーリーはアプリから消えます。

フォローしているアカウントがストーリーのライブ配信を始めると、ストーリーズの中にあるアカウントのプロフィール画像の下に「LIVE」と表示されます。配信中は、「いいね!」やコメントが可能で、コメントは全員が見られるようにすることも、非表示にすることもできます。

Instagramのコンテンツ6:ストーリーズハイライト

ストーリーズハイライトは、投稿したストーリーズをまとめて、ハイライトとしてプロフィール上に表示できる機能です。
ハイライトを使用することで、期限が切れたストーリーの中から見せたいものを選んでプロフィールに記録しておくことができます。

Instagramのコンテンツ7:ショッピング機能

ショッピング機能は、タイムラインに表示された投稿から、ユーザーが直接商品を購入できる機能です。

従来は、ユーザーが投稿を見て商品やサービスに興味を持ったとしても、実際に購入するためには、検索などのアクションが必要でした。しかしショッピング機能によって、タイムラインの閲覧からシームレスに商品が購入できます。

Instagramのコンテンツ8:リール

リールは最長90秒の縦長動画を共有できる機能です。テキストやスタンプ、BGM、ARエフェクトなどを用いた編集も行えます。通常投稿と同様に「いいね」や「コメント」機能があり、プロフィール画面に行かずにフォローも可能です。

「リール専用タブ」や「発見タブ(虫メガネアイコン)」内でも表示されるため、フォロワー以外にも表示される可能性が高いのが特徴です。

リールの視聴だけでは履歴はつかず、「コメント」や「いいね」をしたアカウントが確認できます。

Instagramの機能を活用した成功事例

短尺動画のリール機能でポイントを端的に訴求

「北欧、暮らしの道具店」はリール機能を活用し、販売商品の使い方や日常をアップデートする商品紹介を行なっています。短い動画で端的に訴求ポイントがまとめられており、ユーザーを飽きさせない工夫が施されています。

出典:北欧、暮らしの道具店 公式アカウント

投稿やプロフィール画面からショップへの導線

おしゃれルームウェアで人気の「ジェラートピケ」は、投稿をタップすると各商品のリンクが掲載されており、ショップとの導線がスムーズに敷かれています。プロフィールにもショップへのリンクが掲載されており、ウェブサイトで詳しく情報が確認できるため、ECとの導線も整っています。

出典:gelato pique/ジェラート ピケ公式アカウント

お問い合わせの多い内容をストーリーズハイライトに掲載し利便性アップ

無印良品 公式Instagram.png
出典:無印良品 公式Instagram

「無印良品」では新商品や季節のおすすめ商品を始め、店舗受け取りや配送事前登録の説明動画などをストーリーズハイライトとして掲載しています。ストーリーズハイライトにお問い合わせの多い内容を掲載することで、ユーザーの利便性向上が期待できます。

まとめ

Instagramコンテンツの種類と特徴、企業アカウントの成功事例を紹介しました。各コンテンツの特徴や性質をよく理解して活用することで、より効果的な広告活動につながります。アピールしたい内容やターゲットに合わせて、適切なコンテンツを選んで活用しましょう。