コンテンツ中心のマーケティングを行う「コンテンツマーケティング」という概念が徐々に認知され始め、取り組む企業が増加してきたことを証明するように、コンテンツマーケティングを支える業界も成長を見せています。

しかし、一口にコンテンツマーケティングと言っても、カバーできる範囲が広すぎるためにどのような施策がコンテンツマーケティングの枠組みに入るのかいまいちわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、コンテンツマーケティングを構成する業界を洗いだした上でそれぞれの市場規模を調べ、国内外のコンテンツマーケティングの規模感を推測してみました。

<コンテンツマーケティング記事一覧>

  1. コンテンツマーケティングとは何か〜歴史・事例などから解説
  2. コンテンツマーケティングの歴史を徹底解説
  3. コンテンツマーケティング界隈の市場規模を徹底解説(今読んでいる記事)
  4. コンテンツマーケティングを成功させるために必要な7つの要素
  5. コンテンツマーケティングでやりがちな失敗事例5選
  6. コンテンツマーケティングの目的とゴールの設計方法
  7. コンテンツマーケティングに不可欠なユーザーニーズの調べ方
  8. オウンドメディアを一から立ち上げるための方法論
  9. コンテンツマーケティング開始直後の効果測定の考え方
  10. コンテンツマーケティングに立ちはだかる最大の障壁!会社や上司を説得する方法とは
  11. コンテンツマーケティングでよく使われる13の手法
  12. コンテンツマーケティング時代のスマホ対応方法とは?
  13. コンテンツマーケティングの時代に本当に必要なライティング方法を徹底解説

1.コンテンツマーケティングを形成している業界は?

コンテンツマーケティングは、言うまでもなく全ての起点が「コンテンツ」となります。

具体的に言うと、下記の3つのフェーズ全てをコンテンツでまかなえる状態が理想です。

・顧客を呼び寄せる(集客)
・顧客の興味を引き、潜在ニーズを顕在化させる(ニーズ喚起)
・顧客管理・育成(CRM)

では、実際に各項目をコンテンツで代替する場合はどのような施策を実行すれば良いのでしょうか。

・集客→コンテンツSEO
・ニーズ喚起→コンテンツライティング/動画
・CRM→マーケティングオートメーション

まとめると、コンテンツマーケティングに必要な施策は下記の4つに集約されます。

・コンテンツSEO
・コンテンツライティング
・動画
・マーケティングオートメーション

では、上記4つの業界の市場は現状どのくらいの規模なのかを見てみましょう。