2015年11月11日の記事を再編集しています。

これからコンテンツマーケティングを始めようと思い立ったはいいものの、何から手をつければいいのかわからないWeb担当者は多いのではないでしょうか。

コンテンツマーケティングの要はユーザーニーズの理解にあります。まずはユーザーを理解し、彼らがどのようなニーズを持っているかを知るところから始めましょう。

今回は、ユーザーニーズの調査方法を解説します。

<コンテンツマーケティング記事一覧>

  1. コンテンツマーケティングとは何か〜歴史・事例などから解説
  2. コンテンツマーケティングの歴史を徹底解説
  3. コンテンツマーケティング界隈の市場規模を徹底解説
  4. コンテンツマーケティングを成功させるために必要な7つの要素
  5. コンテンツマーケティングでやりがちな失敗事例5選
  6. コンテンツマーケティングの目的とゴールの設計方法
  7. コンテンツマーケティングに不可欠なユーザーニーズの調べ方(今読んでいる記事)
  8. オウンドメディアを一から立ち上げるための方法論
  9. コンテンツマーケティング開始直後の効果測定の考え方
  10. コンテンツマーケティングに立ちはだかる最大の障壁!会社や上司を説得する方法とは
  11. コンテンツマーケティングでよく使われる13の手法
  12. コンテンツマーケティング時代のスマホ対応方法とは?
  13. コンテンツマーケティングの時代に本当に必要なライティング方法を徹底解説

ユーザーニーズを知る意味

まずは、コンテンツマーケティングは何を目的として行うのかを知る必要があります。コンテンツマーケティングは、コンテンツを使って自社のブランドやサービスを知らないユーザーをファンに育てるための施策です。

自社に対して全く興味を持っていないユーザーをファンにするには、まずはユーザーの興味・関心を引きつけるコンテンツを作る必要があります。コンテンツマーケティングユーザーが起点となるので、ユーザーニーズを知らなければ始まりません。

さて、どのようにユーザーニーズを調べればいいのでしょうか。

ユーザーニーズを調べる方法

ユーザーニーズを調べるには、市場のデータを検索できるツールを利用する方法と、ユーザーの声を収集する方法に大きくわけられます。

それぞれの内訳は以下のとおりです。

ツールを使用する

  • Google Search Console
  • Googleアナリティクス
  • Googleキーワードプランナー

ユーザーの生の声を聞く

  • 口コミサイト
  • お問い合わせ内容
  • Webアンケート調査
  • 座談会の開催

どちらかに偏るのではなく、どちらも利用することで真のユーザーニーズが見えてくる場合があります。

ツールを使ってユーザーニーズを調査する

Google Search Console

Google Search Consoleは、サイト改善の為の分析が行えたり、サイト改善の作業を行える無料のツールです。具体的には、検索キーワード毎の表示回数やクリック数、クリック率などを見ることができます。

それにより、自社ホームページがどのようなキーワードで検索された際に表示されているのか、そこから実際にどの程度クリックされているのかを確認できます。

検索キーワードGoogleアナリティクスでも確認できますが、Googleアナリティクスの場合はセキュリティ上の都合で「not provided」に含まれてしまうキーワードが大半を占めるのに対し、Google Search Consoleの場合はほとんどのキーワードを閲覧することができます。検索キーワードを取得したい場合は、まず先にGoogle Search Consoleを見るようにしましょう。

CTRが高いほどユーザーのニーズと記事タイトルのマッチング度合いが高いと推測できるので、コンテンツを作成した後の効果測定にも利用するといいでしょう。ホームページを改善していくためには欠かせないツールですので、登録しておくことをオススメします。

参考:
Google Search Consoleの登録方法

Googleアナリティクス

Google Search Consoleでは、URLをクリックするまでの情報は取得できますが、クリック後、どこのページに流入しているかまでは確認できないため、サイト内での行動はGoogleアナリティクスで確認しましょう。

検索キーワード毎の流入ページと、その流入ページからユーザーがどのように遷移したのかもわかります。

参考:
Googleアナリティクスの基本的な使い方

検索キーワードだけでなく、流入チャネルも確認しましょう。

参考:
Web担当者必見!ユーザーとの接点となる7つの流入チャネルとは?

どのチャネルからの来訪が多いのかを確認し、自社のユーザーがどのようなメディアを使う傾向にあるのかも把握しておけば、そちらに特化した施策を行うこともできます。流入チャネルごとにユーザーの動きの違いなどからもユーザーが好む記事をどこに配信すべきか、などの対策も可能です。

Googleキーワードプランナー

GoogleAdWords内にあるGoogleキーワードプランナーは、キーワード毎の月間検索ボリュームを知ることができます。ユーザーが検索行動を起こすのは何かしらのニーズがある場合がほとんどです。ということは、検索キーワードには顕在化したニーズが含まれていると言えます。

Google Search ConsoleGoogleアナリティクスで、ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを知ったうえで、他に流入が見込めそうなキーワードキーワードプランナーを使って調べてみましょう。

キーワードプランナーは、1つの単語を入力するとそれに関連するキーワードの検索ボリュームも抽出してくれるため、ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかをより包括的に確認することができます。

ユーザーの生の声を収集する

口コミサイト

ユーザーの本音が記載されている口コミサイトは、ニーズ調査に非常に有効です。

同業種の口コミサイト(化粧品系なら@コスメ、マンション系ならマンションノート等)だけでなく、膨大な悩みが集積されているYahoo!知恵袋なども、カテゴリ別に見てみると、ユーザーがどのようなニーズを持っているのかを垣間見ることができます。

更新用のコンテンツのネタが不足した場合でも参考になります。

参考:
【ネタを生み出し続ける4の方法】コンテンツSEOにつきもののネタ不足を解消しよう

お問い合わせ内容

お問い合わせフォームから届く、ユーザーの声もニーズ把握には重要です。内容は様々で、使いやすさの改善要求やクレーム、コンテンツに関する問合せもあるでしょう。

数多くの問合せの中から、「こんな情報が欲しい」や「ここが良かった」、「こういう場合はどうすればいい?」などの問合せが届いたら、それはニーズの種となります。

できるだけ送ってくれたユーザーとコミュニケーションを図り、その問い合せの裏にあるニーズを直接確認すると良いでしょう。

Webアンケート調査

従来であれば、アンケートを取るとなると街頭か電話、質問紙の郵送が主な手段で、時間も手間もかかるものでした。現在はWebアンケートサービスを使えば簡単にアンケート調査を行うことができます。

調査会社に依頼して実施することも可能ですが、ここ数年で自社で行えるセルフ型ネットリサーチサービスも増えています。こまめにユーザー調査を行いたいのであれば、それらのサービスを活用するのも1つの手です。

参考:
拍子抜けするぐらい簡単に利用できる、無料のアンケート作成ツール10選

座談会の開催

ユーザーを数名招待し、ユーザー同士で語りあっていただく座談会は、アンケート等の定量調査では得られないような具体的な意見を取得できます。座談会は、6~8人程度のグループを作り、ある特定のテーマについて話し合っていただくのが一般的です。

意見の偏りを防ぐため、1回の調査につき複数のグループを作るようにしましょう。内容によっては、社内の機密情報を一部公開しなければならない場合もありますので、TwitterやFacebookなどのSNSで拡散されないように注意が必要です。

まとめ

コンテンツマーケティングとは、コンテンツを駆使してブランドやサービスのファンを獲得する施策です。大前提として、自社のファンを獲得するためにコンテンツマーケティングが妥当な手段でなければいけません。

例えば、化粧品販売の事業者であれば、オウンドメディアで正しいスキンケアの情報を発信し、ユーザーの信頼感を高めれば自社サービスのファンに繋がる可能性が高いため、コンテンツマーケティングを実施するのは妥当といえるでしょう。

コンテンツマーケティングが流行ってきているから、立ち上げるということでなく、しっかりどういうユーザーニーズがあるかを事前に調べることをオススメします。

参考:
成果にコミットしているオウンドメディアの成功事例7選

コンテンツマーケティングが妥当であると判断したうえで、ではターゲットとするべきユーザーは誰なのか、ターゲットユーザーはどのような問題を抱えているのかを深掘りしましょう。

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