④Web上で購入させたい

Twitter経由でWeb購入を促す施策として有効なのはTwitter広告となります。もちろん、Twitterキャンペーン施策やアカウント運用施策でもWeb購入を大きく伸ばした事例も存在します。しかし、そもそもの施策の役割や再現性といった視点では、Twitterキャンペーン施策・アカウント運用施策に関しては短期的な成果を出すのは難しいと言えます。

KPI

実際のWeb上での購入を目的としたTwitter広告には様々なKPIが存在しますが、代表的な指標は大きく以下2つとなります。

  • CPC(クリック単価):クリック1回あたりの料金
  • CPA/CPI/CPO(顧客獲得単価):広告をクリックしたユーザーから成果を獲得した単価
  • CV数・CVR(顧客転換数・率):登録や購入、申し込みに繋がった数・割合

施策概要

サイトへ誘導させる

〇プロモツイート(ウェブサイトカード)
サイト流入数増加を目的にカードをクリックすると、ユーザーをシームレスに対象のWebサイトランディングページへ対象のサイトに遷移することができる広告形式。コロナショックに伴い、自社ECの売上拡大を目指す食品・アパレル・コスメ企業など幅広く活用されている
 

アプリインストール数を増やす

〇プロモツイート(アプリカード)
アプリインストール数増加を目的にカードをクリックすると、アプリストアのインストール画面を表示することができる広告形式。特にアプリインストール数を増やしたいゲーム・エンタメ企業を中心に活用されている

特徴

Twitter広告が持つ様々なターゲティングを通して、より購入に近いユーザー(ニーズ顕在層)に対して広告の配信が可能です。特にアプリインストール数を増やしたいゲーム・エンタメ企業を中心に、コロナショックに伴い自社ECの売上拡大を目指す企業(食品・アパレル・コスメ等)にも活用されています。

⑤来店者数を増やしたい

ツイートに位置情報をつけるユーザーは少ないため、Twitterのみで来店に関するユーザー情報(来店者・位置情報等)を取得することは難しいと言えます。そのため来店に結び付けるための施策としては、「Twitterキャンペーン施策」を通じてキャンペーン参加インセンティブとして来店クーポンを設定する形が主流となっています。

KPI

クーポン使用数(クーポン使用率)

施策概要

Twitterキャンペーン(フォロー&リツイート・フォロー&ハッシュタグツイート)のインセンティブに以下の形式のインセンティブを活用するケースが多くなっています。

POSと連携させる

・POS連動型インセンティブ
実際にPOSと連携が可能なインセンティブ(QRコード・ユニーククーポンコード)を付与することで、POS側で来店を計測。コンビニエンスストアをはじめとする小売企業で活用される傾向にある

ユーザーの画面上で完結させる

・消込型デジタルクーポン
クーポン自体がオンライン上で消込完了となっており、店頭で表示・動作確認することで消込完了となり、クーポン機能単体で来店を計測。POSを持たない店舗や、外食チェーン店で活用される傾向にある

特徴

ここ数年は「オートリプライ・インスタントウィン」機能と組み合わせて、「フォロー&リツイートするとその場で〇万人にクーポンがもらえる」等のキャンペーン企画と相性がよく、全国で店舗展開をしている外食・小売チェーン系の企業様で導入するケースが非常に増加しています。