一方、メールマーケティングはSNSマーケティングと比較して非常に効果が高いというデータが各所より出ており、メールマーケティング市場は2018年現在でも年々110%以上の成長を見せております。

ここでは、メールマーケティングが何故いまだに支持をされているのか、また、メルマガと他の集客方法との違いについてお話いたします。

メールマーケティングのメリット

費用対効果

メルマガ広告の一番の特徴は、そのコストパフォーマンスの高さです。
たとえば、はがきサイズのダイレクトメールの場合、1通あたり50円以上の費用がかかりますが、メルマガ広告の場合はおよそ1通1円ほどです。

さらに、多くのメール配信システムでは送信回数が無制限となっておりますので、1通当たりの単価が1円を切ることも珍しくありません。

また、その効果を比べると、当社の調査ではメルマガがきっかけで商品を購入したことがある人は、SNS広告がきっかけとなった人が2~3%台であるのに対して、メルマガ広告がきっかけとなった人は53%と非常に高い成果でした。

Campaign Monitor社の調査によると、メルマガは、1ドルの投資につき38ドルの売上効果があるともいわれています。

広告配信毎に課金が必要な他の広告と違い、効果を最大化するための試行錯誤も気軽に行えることもメルマガ広告のメリットといえるでしょう。

リーチの広さ

さて、Facebook、LINE、Twitterなどの各種SNSはどれくらいの利用者数がいるのかご存知でしょうか。
各社の発表によると、2017年における各サービスの利用者数はおよそ以下の通りとなっています。

Facebook:およそ20億人
LINE:およそ2.2億人
Twitter:およそ3.3億人

参考:
Facebook利用者数 ※英語PDF
LINE利用者数 ※PDF
Twitter利用者数 ※英語PDF

3つのサービスのうちでは、一番利用者数が多いのはFacebookの20億人でした。

それでは、メルマガの送信対象となるメールアカウント(メールアドレス)はどれくらい存在するのでしょうか。メールアカウントについては複数の企業により発行されているので、正確な数値というものは把握できませんが、世界にはおよそ49億アカウントが存在するという調査データもあります。

上記数値の正確性はともかく、SNSサービスのアカウント開設時にはメールアカウントでの認証が必要ですので、SNSより利用者数が多いのは間違いありません。つまり、SNSよりも広くリーチすることが可能なのです。

メルマガ広告とSNS広告はどちらが優れているのか

初めに申し上げますが、メルマガ広告とSNS広告のどちらが優れているということはありません。
メルマガ広告にはメルマガ広告の、SNS広告にはSNS広告の良さがあります。

たとえば、Facebookでは、年齢や地域などを細かく設定して広告を配信することが可能ですし、LINEのビジネスアカウントであるLINE@ならば友達になったアカウントのスマホにプッシュ通知で広告を配信できるなど、それぞれメリットが存在します。

その中でも、メルマガ広告とSNS広告の大きな違いの一つに「タイムライン」表示があります。
SNSは一般的にタイムラインで表示されるため、時間の経過とともに投稿内容は下へ流れてしまいます。
当然ながら広告についても、どんどん下へ流れて行ってしまうため、一度閲覧した広告を2度見る機会はあまりありません。
そのため、広告が表示されるタイミングが非常に重要になってきます。

一方でメルマガは配信されたメールは読者のメールボックスに蓄積されていきます。メールの場合は、メールボックス内は「件名」で一覧表示されるため、過去に受信したメールであってもすぐに探し当てられます。

そのため、読者は好きなタイミングでその広告を見れますし、過去に受信したメールを遡って検索することも可能です。

また、メルマガ広告はプラットフォームの影響をほとんど受けないため、自由にデザインすることが可能なのも大きな特徴の一つです。

メルマガの弱いところ

良いところだらけに見えるメルマガですが、デメリットもあります。

1つ目は、「即時性が求められる告知は得意ではない」ということです。
メールは送信してから受信されるまでにどうしてもタイムラグが発生します。ですので、「今から1時間だけセールを行います!」といったような即時性が求められる告知などは、あまり得意ではありません。
このような告知はTwitterやLINE@などのSNSで行うほうがよいでしょう。

2つ目は、「コンテンツ(内容)の表示には、開封が必要」なことです。
受信したメールのコンテンツを確認するためには、メールの件名(タイトル)をクリックして開封しなければなりません。
どんなに素晴らしいコンテンツができても、メールが開かれなければ読者に伝わることはありません。
しかも、メールの件名はほぼ文字しか使えません。
メールのコンテンツだけではなく、件名につけるコピーにも工夫が必要なのです。

まとめ

まとめると、メルマガとほかの販促手段との違いは以下のようになります。

  • メルマガは費用対効果が高い販促手法である
  • メルマガはSNSよりも広くリーチできる
  • メルマガは読者が好きなタイミングで見れる
  • メルマガはデザインが自由にできる
  • SNS広告メルマガの弱い部分を補完できる

どれか一つの販促手段にこだわらず、メルマガ広告とその他広告の適性をきっちりと理解し、求められる成果によって販促手段を使い分けるようにしましょう。