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画像引用:平成27年度中小企業の成長と投資行動に関する調査 報告書

マーケティング活動を行うことで売り上げを伸ばすことをミッションとして与えられているのにもかかわらず、予算も人も十分に与えてもらえないという現実に悩まれている方が非常に多いのです。

とはいえ、その状況はすぐには変わらないのも事実です。

そんな皆様にはメールマーケティングを始めることをお勧めいたします。
ここでは、どうして中小企業こそメールマーケティングの活用が必要なのかお話ししたいと思います。

導入ハードルの低さ

まず、メールマーケティングを始めるのに必要なものは、「メールアドレス」と「メール配信システム」のたった2つだけです。

BtoC企業であれば、顧客データとしてメールアドレスはお持ちでしょうし、BtoB企業であっても取引先担当者の名刺データなどをお持ちでしょう。
(もし、名刺が整理されていなくとも、名刺をデータ化してくれるサービスを使えば、簡単にデータ化できます。メールアドレスを持っていない場合は、そこから集めるようにしましょう。)

メール配信システムについては、さまざまなサービスがありますが、どれも顧客リストをシステムにアップロードすることで、すぐに利用が可能です。

また、利用料金についても、1通当たり1円前後のものがほとんどですし、配信回数については無制限のシステムも多数存在します。
例えば、メールアドレス1万件に対して、毎週1回メルマガ広告を配信したとしても、月間の利用料金は1~2万円ほどで収まるため、非常に安価に導入が可能なのです。

また、メール配信システムを利用開始するにあたっては、他のデジタルマーケティングシステムのように、利用前にCRM(顧客管理システム)を整備する必要もなく、導入にあたっては情報システム部門や、エンジニアたちの協力も必要ありません。

難しい手順を踏むことが無く、担当者の力だけでもすぐに始められるのがメールマーケティングの大きな特徴なのです。

豊富な前例がある

メールマーケティングは、メルマガと呼ばれていた時代も含めると40年以上の歴史があります。

メルマガはファンの囲い込みが大きな目的であり、内容も近況報告や編集後記など、メールの書き手の人間性が垣間見える記述に比重が置かれていました。
特に、日用品などのコモディティ化された商品を扱っているようなネットショップなどにおいては、メルマガでファンを増やしてリピーターを囲い込もうと、各社、「どうすれば読まれるのか」「どういう内容が読者に響くのか」ということについて様々な工夫をこらしてきました。

メルマガは「読み物」としての性質が強く、毎回のネタ探しに翻弄されていた方も多くいらしたため、

・長い文章をどう読ませるか
・見やすくするための罫線の使い方

などのような、テクニカルな部分については、ある程度定型化されてきており、そのテクニックについては広く公開されています。

参考:読者の行動意欲を引き出すメルマガテンプレートの活用方法 | 【導入社数5,000社突破】メルマガ・メール配信システムの配配メール

結局のところ、メルマガテキスト(文字)と画像のみで構成されているだけですので、その成果については、深い専門知識や予算の大小は関係なく、単純にメールの作りだけで成果が決まる世界なのです。

自己完結型PDCA

メール配信システムや周辺システムが進歩するのに伴い、メルマガ自身の効果測定ができるようになってきました。

「どれくらいの人がメールを読んだのか」
「どれくらいに人がホームページを見に来てくれたのか」
「どれくらいの人がホームページで商品を買ってくれたのか」

それぞれの数値が「開封率」「クリック率」「コンバージョン率」として数値で効果が計測できるようになりました。

一方通行の情報発信であったメルマガから、効果を数値で測定できるようになったことで、より戦略的なメール配信ができるようになってきたのです。

開封率やクリック率などについては、ベンチマークとすべき一般的な数値は確かに存在しますが、大事なのは自社の目標値を定め、それに対して継続的に改善活動を行っていくことです。

もし、前回に出したメールの開封率が期待を満たしていないのであれば、翌日すぐに新しい件名でメールを配信して改善結果を見ることも可能ですし、クリック率がいまいちなのであれば、メールの内容を変更したA/Bテストを行うことも可能です。

施策のPDCAを担当者一人の力だけで好きなタイミングでできるというのはメールマーケティングの最大の強みです。

まとめ

まとめますと、メールマーケティングとは、

・メールアドレスとメール配信システムがあればすぐに始められる
・技術者のバックアップは必要ない
・メールの書き方だけで成果が得られる
・施策のPDCAは自分たちだけでできる

上記のように、予算も人手も足りない中小企業でも、担当者の工夫次第で大きな成果を得られる稀有なマーケティング手法なのです。

まずはしっかりとメールマーケティングで効果を出すことを目指してみてはいかがでしょうか。