Instagramを活用したソーシャルメディアマーケティングセミナー(ベーシック飯髙 サイバー・バズ佐藤氏・notari今城氏)
第二部: Instagram専門分析ツール「i-Analyzer」を活用した事例分析(notari株式会社 今城氏)
登壇者:今城博史 (notari株式会社 代表取締役社長)
日本初のInstagram専門分析ツール「Aista(アイスタ)」開発・運営を行うnotari株式会社代表取締役社長。
i-Analyzerとは
notariが技術提供し、サイバー・バズと共同開発したツールが「i-Analyzer」で、Instagram開発ツールとしては国内初です。
他者のInstagramアカウント解析ツールとしては国内初で、現在広告代理店をはじめさまざまな企業での導入が進んでいます。
主要な機能としては「アカウント分析」と「市場調査」の2つが挙げられます。
アカウントの分析
フォロワー数、投稿数、いいね!数、エンゲージメント率の推移
市場動向の調査
フォロワー数、フォロワー急上昇、平均エンゲージメント率のランキング
ヒートマップ機能も搭載しているため、どの時間帯にどれだけユーザーからの反応があったのかが一目でわかる仕様になっています。
今回は、今フォロワー数を急速に伸ばしつつあるユニクロ銀座アカウントを例に、 i-Analyzerでどのような分析ができるのかについて解説されました。
第三部 Instagram活用プロモーション事例のご紹介
登壇者:佐藤亮平(株式会社サイバー・バズ マネージャー)
Instagramなどのソーシャルメディアを活用したマーケティング事業を展開する株式会社サイバー・バズでメディア局マネージャーとして従事。
ニュースになるInstagram
・流行の発信源となり得る。
例)ローラさんの投稿から「#メイソンジャー」がブレイク
・インフルエンサーの発信が話題・トレンドを生む。
他にも、多くのモデル・タレントからのインスタ投稿によって、
一般ユーザーへの露出を増加し、販売促進を行っている事例を紹介。
Instagram施策の目的は3つ
- 1.インフルエンサーによる情報リーチ
- 2.アカウントのフォロワー獲得・キャンペーン参加者の増加
- 3.インスタジェニックな写真によるPR
サイバー・バズのInstagram施策
キャスティング型→タレントやモデル、専門家をキャスティング
公募型→サイバー・バズ独自ネットワークに所属する一般インスタグラマーによる施策
具体的な事例は当日参加された方にお話されました。
第四部:質疑応答&パネルディスカッション
第四部は、飯髙がモドレータをし、パネルディスカッションを行いました。
飯髙氏:ぜひ会場の方からご質問ありませんか?
セミナー参加者:Instagram内でフォローバックは効果ある?
今城氏:
検証しきれてない部分ではありますが、企業がやるにはあまり意味がないかなというのが所感。実験はしてみたいとは思っています。
セミナー参加者:Instagramにあまり向かない業種は?
佐藤氏:
広告効果をどこで見るかにもよりますが、写真で表現できるサービスであればよいかなと。
写真のSNSだからこそ、写真のクオリティでカバーできますので。
今城氏:
弊社のサービスには現在2,500アカウント登録されていて、そのうち1,500アカウントがファッション系です。ついでコスメとか、雑誌が多いですね。その中で教育系は苦戦ぎみかと思います。
あと、市場的にはブライダルで取り組まれている企業が増えてきている印象です。
メーカーも自社でアカウントを持つだけでなく、インフルエンサーのアカウントを使うといいですね。
飯髙氏:
ブライダルは相性良いと思いますね。
ブライダル企業のSNS施策をやってたんですけど、ターゲットを定めた上で運用し、アクション率やエンゲージメントはとても高く、オウンドメディアへのトラフィックも多く生まれていました。
潜在顧客に対してのアプローチを考えたらうまく活用できるんじゃないかなと思います。
飯高氏:僕から質問ですが、Instagramの市場規模の予測は?
シュリンクするタイミングはいつぐらいと予想していますか?
今城氏:
うちのプロダクトで言えば、正直あと1年でピークがくるかなと思います。
実際、既にちょっとずつフォロワーが離れているアカウントもあるんですよね。
Instagramは今、App Storeランキングで今日見たら20位。そのぐらいの順位だと1日5,000~10,000DL(ダウンロード)されます。
ちょっと前までは10位代にはいました。iPhoneだけで1日2万DL、月間で60万DLされていたと思います。
キャズムの話で言うと16%はもう超えていて、国内では、1,000~1,200万ぐらいのユーザー数にはなるかなと思います。
ただオジサンは入っていきづらいですね。僕だって、Instagramに写真5枚上げてついたいいねの合計が3ですから(笑)
Instagramの広告に関しては、結構残るかなと思います。
何を賞味期限とするかは難しいですが、3~5年は有効だと思います。
ただ皆の熱が盛り上がるのは1年ぐらいだと思います。
佐藤氏:
サイバー・バズが創業した2006年当時のブログマーケティングのこれからくるよ感と、Instagramの今の状況が非常に近いかなと。
ブログは成熟していてかなり大きいマーケットになっていて、Instagramでそこまでいければなと思います。
今後はMixChannelのような、独立系のアプリのコミュニケーションプラットホームが続々と出てきていて、そこでインフルエンサーが生まれて、その子たちがマーケットを動かしていくということになっていくと思うので、Instagramをやりつつも、その辺も張っていかないといけないと思いますね。
セミナー参加者:最近Vineが消えたと思うんですけど、Instagramとの違いは?
今城氏:
写真を取ることは普通だけど、動画を撮ることは一般的じゃない。
動画撮影と編集もしなければいけないので結構手間なんじゃないかと思います。
佐藤氏:
確かに一般の方の利用頻度は低いですね。ただ、キャンペーンで使ってる企業さんはすごく多く、10代向けのPRによく活用されてます。
サービス利用の一般化は難しいと思いますが、広告・PRとしてリーチをとる分にはまだまだ活きているかなと思います。
セミナー参加者: Instagramの投稿だけでコンバージョン率を高めることができるのか?
飯髙氏:
あ、ここは僕から。
考え方の問題だとは思うんですが、指標をコンバージョンに置くのは間違いかなと思います。外部リンクを設置できるようになったり、バイ機能が付けられるようになるとも言われていますが、ユーザーとユーザーがコミュニケーションする場所で何かを売ろうとするスタンスは基本的に間違っているんじゃないかと思いますね。
そのような取り組みをしてダメになったサービスってたくさんあります。一方でFacebookの次に伸びていたりもするので、僕はユーザーとして企業がどのように入り込んでくるのか楽しみです。
それと、これまでもそうでしたが、Instagramだけで考えるのは違うんじゃないかなと思います。
Webサイトに訪れたユーザーでCVするのを2%とすると98%って離脱してる訳じゃないすか。その中には、まだ他と検討したいユーザーや興味あるけどまた後でと、言ったようなユーザーも多く存在します。
そういったユーザーに対してどうアプローチすればInstagram始め他SNSのフォロワーになってくれるかは考えるべきです。
それがLINEかもしれないし、Twitterかもしれないですけどね。
今城氏:
僕は、直接買えるカタログがあってもいいじゃないかと思います。
荒れるとは思いますが、ユーザーファーストってなんだろうということを考えると、直接買える仕組みがあると最高だなと思いますね。
例えば、長澤まさみさんがユニクロのTシャツを着ていて、それがすごく可愛いと買いたくなりますよね。
よく人の購買行動としてAIDMAとかAISASとか言われますけど、人は意外とそこまで考えてないというか、見た瞬間に即買うということもあり得るので、そのような思考のプロセスを一気に取り除ける可能性はあるんじゃないんかなと思います。
飯髙氏:
僕は、現状はつけない方がいいんじゃないかなという意味合いの方が大きいですね。まだまだ今の状態での可能性をみたいなって(笑)
逆に、Instagramの写真をECサイトで活用するという流れの方がいいかな個人的には思います。
今城氏:
確かに、将来的に入れたほうがいいとは思いますがメディアが育っている現在はまだ入れない方がいいかもしれないですね。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
- ヒートマップ
- ヒートマップとは、Webマーケティングにおけるヒートマップとは、ホームページ内でのユーザーのアクションの大小を、サーモグラフィーのように表示する機能です。ユーザーがどこを一番見ているのか、マウスの動きやスクロールなどから解析し、それを色によって表します。「クリックヒートマップ」「マウスヒートマップ」「スクロールヒートマップ」「ルッキングヒートマップ」などの種類があります。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアとは、インターネット上で不特定多数の人がコミュニケーションを取ることで、情報の共有や情報の拡散が生まれる媒体のことです。FacebookやTwitterなどのほか、ホームページ上の掲示板もこれにあたります。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
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