外部対策関連

17.外部対策

外部対策は、ホームページの外側の要素、つまり被リンクに関する施策を指します。以前まで、上位表示を目指す上で外部リンクが大きな影響を及ぼしていたため、外部対策といえばSEO業者からリンクを大量に購入し、自社ホームページに設置するというのが一般的でした。そのように不正リンクを取得するホームページが後を絶たなかったため、Googleは大幅にアルゴリズムを更新し(ペンギン・アップデート)、不正リンクを設置しているホームページに対し、表示順位を著しく下げるペナルティを課しました。

大規模なGoogleアルゴリズムのアップデートが行われて以降、徐々にSEOのメインは外部対策から内部対策へ以降し始めました。

18.被リンク

別のホームページリンクを貼られることを被リンクと呼びます。AのホームページURLがBのホームページ上に何らかのかたちで設置されている場合、BはAの「被リンクサイト」となります。

2012年頃までは被リンクが多ければ多いほど良いホームページと判断され、上位表示されやすかったのですが、被リンクを不正に水増しする行為が横行したため、現在は被リンクの「数」ではなく「質」に評価基準がフォーカスされてきています。

19.リンクポピュラリティ

「参照重要度」とも言われます。リンクの数や質をもとにホームページを評価するアルゴリズムです。リンクポピュラリティの理論を実装したものがページランクです。

20.ページランク(PageRank)

ページランクとはGoogleが定めるガイドラインの200項目のうちの1つである被リンクの数を評価するアルゴリズムです。10段階評価で、10が最高評価となります。
リンク数が重要視されていた頃はどこの業者もページランクをあげるための施策を行っていました。

しかし「被リンク」の項目でも記載したとおり、現在は被リンクの「数」ではなく「質」が重要視されるようになったため、ページランクもほとんど気にしなくても良いレベルにまでなってきました。昨年Googleページランクデータの更新を停止すると発表しています。データ更新する必要が無いということは、今はページランクは不要という判断なのでしょう。

ページランクとは〜SEOに大きな影響を与えていた指標を解説

ページランクとは〜SEOに大きな影響を与えていた指標を解説

数年前まで、SEOに大きな影響を与えると言われていた指標の1つに「ページランク」というものがありました。今回は、以前までページランクが重視されていた理由と、逆になぜ今はほとんど影響がなくなってしまったのかについて解説します。

21.ディレクトリサービス

Yahoo!などのポータルサイトが提供するサービスで、登録するとポータルサイトのカテゴリ内に自社サービスを表示されます。

優良な被リンクが得られるとして、一時期はSEOの為にディレクトリ登録を行う流れがありましたが、現在はほとんどのディレクトリがサービス終了しています。

22.Googleペナルティ

Googleが定めるガイドラインに違反してホームページに対して、検索順位を下げたりもしくは圏外に飛ばす制裁を指します。

ペナルティを受けているかどうかは、Google Search Console(旧Googleウェブマスターツール)に登録すれば確認できます。

Googleペナルティの解除事例、意外な原因がわかった2例

Googleペナルティの解除事例、意外な原因がわかった2例

SEO対策をやりすぎてGoogleからペナルティをもらうということは誰もが避けたいことです。とはいえ、ウェブマスターツール(Google Search Console)に警告が来てしまいましたら、たんたんと事務的に疑わしい被リンクを調べ、できるかぎり外してもらい、Googleに報告・申請する。その解除された事例をご紹介します。