23.IP分散

IP(Internet Protocol)とはコンピュータやネットワークを相互接続する通信プロトコルのことですが、ほとんどの場合はIPアドレス(インターネットに接続されたコンピュータを個別に認識するために割り当てられる識別番号)の意味で使われます。

IP分散とは、IPアドレスを分散させる、という意味です。被リンクのIPアドレスが同じ場所に集中していた場合、Googleからスパムリンクと認定されてしまう可能性があります。そこでリンク販売業者は、敢えてIPアドレスを分散さえ、あくまで自演リンクではなく自然について被リンクのように見せるという手法をとっていました。

24.アンカーテキスト

リンクを貼られたテキストアンカーテキストと呼びます。外部リンク対策を行う時は、以前は対策したいキーワードをアンカーテキストに設置すれば効果が高くなると言われていました。

しかし現在は、同じキーワード何百も何千もアンカーテキストとして設置するとグーグルから不正なリンク対策と見なされペナルティを受ける可能性があります。

25.オーソリティ

オーソリティは「権威」を意味する言葉です。Web界隈で「オーソリティサイト(権威のあるサイト)」と言うと、同じ業種・ジャンルのホームページからの被リンクが多かったり、専門性の高いオリジナルコンテンツを保有しているホームページを指します。

オーソリティの度合いが高ければ高いほどGoogleから高い評価を得られ、上位表示されやすくなります。

26.リンクビルディング

外部対策の為に行う被リンク施策全般を指す言葉です。自演のリンクは、よほど質が良くない限りGoogleペナルティの対象となり得ます。今後はリンクビルディング自体を避け、ホームページ内部の構造を整え、質の良いコンテンツを増やしていくことに注力しましょう。

27.リンクジュース

リンクの価値をリンクジュースと呼びます。Googleからの評価が高い(上位表示されている)AのホームページにBのホームページリンクが設置された場合、BはAのリンクジュースを受けることができます。

内部対策関連

28.内部対策

SEOには内部対策と外部対策の2つの軸があります。内部対策とはホームページの中身の部分(サイト構造、コンテンツ内容など)を最適化させるための施策を指します。近年は内部対策を重視する動きが強くなっています。

【事例公開】オーガニック流入が10ヶ月で約6倍!実施した2つの内部施策

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今回は、弊社が運営する口コミサイトで内部対策SEOを行った結果、オーガニックの流入数が約6倍になった事例をご紹介します。特に予算をかけずに行った内部SEO施策なので、SEOにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

29.nofollow属性

「nofollow」タグを設置すると、被リンクリンクジュースを受け取らないようにすることができます。
質の悪い外部リンクの影響を受けないようにする時に設定します。ホームページHTML内に【rel=”nofollow”】を入れ込めば設定完了です。
特定の被リンクのみを無効にしたい場合、ホームページの被リンク全てを無効にしたい場合のどちらにも対応可能です。

30.クローキング

クローキングとは、自分のホームページ検索エンジンの上位に表示するためのスパム行為を指します。

通常の利用者に見せるページとは別に、検索エンジンが好みそうなキーワードを詰め込んだページを用意し、検索エンジンがアクセスしてきたときにだけこのページを表示します。

31.サテライトサイト

メインのホームページとは別に、良質な流入を獲得するために新たに立ち上げた関連ホームページをサテライトサイトと呼びます。
例えば、基礎化粧品を販売するECサイトの場合、商品の訴求がメインとなり、スキンケアに興味を持つ潜在ニーズのあるユーザーを広く集客するのには適していません。そこでスキンケア関連の情報を発信するサテライトサイトを立ち上げれば、そこでスキンケアの重要性を学び、ニーズが高まったユーザーを本サイトに誘導する、という流れを生むことができます。

また、基礎化粧品の中で特に美容液を売り出したいという場合、本サイトでは他の商品の中に埋もれてしまう可能性があります。そこで、美容液専門のサテライトサイトを立ち上げれば美容液を大々的にアピールすることができるうえ、コンテンツも美容液関連のものだけに絞られるので「美容液」関連キーワードのSEOを強化できます。

32. メタタグ

metaタグとは、ホームページの情報をGoogleへ伝えるためのhtmlタグのことを指します。タイトルやディスクリプションなど、SEOやクリック率に大きく影響する重要なタグです。

metaタグ(メタタグ)とは?SEO効果のある記述箇所とポイントを紹介

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metaタグは狙ったキーワードで記事を執筆し、Googleの検索結果で上位を取るために重要な要素であり、記事コンテンツの情報を検索エンジンやブラウザに伝えるための情報です。Webで集客を図る上ではmetaタグの記述は欠かせません。今回は、metaタグの基本やSEOからみたポイントを解説します。

33. ロングテールワード

ホームページに集客をするときに、検索エンジンから誘導を期待することはとても重要です。そのとき、より多くの種類の検索キーワードで見つけてもらう確率を上げる、そのような集客手法をロングテールと言い、とくに検索エンジンからの集客において、建託対象となるキーワードを増やす施策が取られるケースがあり、そのキーワードのことをロングテールワードといいます。

34. ファインダビリティ

ファインダビリティはユーザー・クローラーからの「見つけやすさ」を示す概念です。
サイトの構造上の観点からユーザーやクローラーが情報を見つけられるかを重要視し、ホームページ設計時にユーザービリティ(使いやすさ)と両方で考慮しなくてはいけません。

ユーザビリティ・アクセシビリティ・ファインダビリティの違いとは?

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ユーザビリティを最大化するためには、まずはユーザビリティが何なのかを知る必要があります。また、混同されやすい「アクセシビリティ」や「ファインタビリティ」との違いも理解しておくと良いでしょう。今回は、ユーザビリティの概要と、「アクセシビリティ」、「ファインダビリティ」の違いについて解説します。

35.モバイルファーストインデックス(MFI)

Googleが実施している、スマートフォンサイトのコンテンツを基準に順位決定を実施する方針のことです。モバイルファーストインデックスが実施される前、検索順位は主にパソコンサイトの内容をもとに決定されていました。しかし、Googleh2016年にモバイルファーストインデックスへの方針転換を発表、2018年にモバイルファーストインデックスの適用を発表しています。

現在はスマートフォンサイトを基準に検索順位が決定しています。

乗り遅れるな!Googleが推奨するモバイルファーストインデックス(MFI)の注意点

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Googleのモバイルファーストインデックス(MFI:Mobile First Indexing)がいよいよ今年実装となりますが、対策などはしっかりおこなえているでしょうか。 今回は、モバイルファーストインデックスの基礎知識から注意点までをご紹介します。

36.モバイルフレンドリー

スマートフォン表示を最適化して、モバイルユーザーが快適にWebサイトを閲覧できる状態のことです。Googleはスマートフォンユーザーが快適にブラウジングできることを重視しているため、Webサイトがモバイルフレンドリーな状態になっているかはとても重要です。

Webサイトがモバイルフレンドリーな状態かどうかは、Googleが提供しているモバイルフレンドリーテストから確認できます。