本記事で学ぶ内容

・ sitemap.xmlの大切さが理解できる
・ sitemap.xmlが作れるようになる

サイトマップの役割

Googlebotページに張られているリンクを辿り(クローリング)、ページの情報を収集していきます。適切に内部リンクが張り巡らされているホームページであれば、Googleクローラーはほとんどのページを検出できます。

しかし、Search Consoleヘルプによると、次のような場合はクローラーが上手く機能しない可能性があるためサイトマップ(sitemap.xml)をGoogle Search Consoleから送信することを推奨しています。

・サイトのサイズが非常に大きい。
・サイトにどこからもリンクされていない、または適切にリンクされていないコンテンツ ページのアーカイブが大量にある。
・サイトが新しく、外部からのリンクが少ない。
・サイトでリッチメディア コンテンツを使用している、サイトが Google ニュースに表示されている、または他のサイトマップ対応アノテーションを使用している。
引用元:サイトマップについて - Search Console ヘルプ

このように、サイトマップを送信するメリットには、インデックスの促進、インデックス数の把握、既存コンテンツの更新通知などがあります。

※インデックスとは、Googleなどの検索エンジンのデータベースに登録されることです。登録されなければ検索結果に表示されることもないため、非常に重要です。

では、sitemap.xmlの作り方を見てみましょう。

sitemap.xmlの作成方法

1.ツールを利用してsitemap.xmlを作成する

sitemap.xml Editor」は、サイトマップを自動で生成することができるツールです。

次の項目を設定して「サイトマップ作成」をクリックすれば、1度に最大1,000URLの取得が可能です。

・URL
・最終更新日(lastmod)取得の有無
・更新頻度(changefreq)記述の有無
・優先度(priority)設定の有無
・除外したいディレクトリの指定
・同一タイトルURLの除外設定

後は手動の場合と同様に、Search Consoleからサイトマップを送信します。特
別な事情がない限りは、ツールを利用するのが一番簡単です。

参考:"sitemap.xml Editor"を使ってXMLサイトマップを自動生成しよう!

2.手動でsitemap.xmlを作成する

手動で作成することも可能です。その場合は、下記のように必要な属性を記述していきます。

sitemap01.png

各属性には以下のような意味があります。

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>

必須

文字コード(UTF-8エンコード)を宣言しています。

<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>

必須

XMLネームスペースを宣言しています。は、サイトマップに関する情報を囲むために必ず必要です。

<url>

必須

個々の URL に関する情報を囲みます。

<loc>

必須

固有のURLを指定します。URLの記述は構文を統一しなくてはいけません。例えば、”wwwあり”と、”wwwなし”です。
URLが「http://www.example.com/」 の場合、「http://example.com/」で始まる URLは記述しないようにします。

また、指定するURLは50,000個以下で、ファイルサイズは未圧縮状態で50MB以下にする必要があります。

<lastmod>

必須ではない

URLの最終更新日を、「YYYY-MM-DDThh:mmTZD」の形式で指定します。
過去のコンテンツを更新した場合に、再クロールさせることができます。

<changefreq>

必須ではない

ページの予想更新頻度を指定します。クロールされる頻度に影響を与える可能性があります。
有効な値は次の7種類です。

・always: アクセスする度に更新するページ
・hourly: 1時間ごとに更新するページ
・daily: 毎日更新するページ
・weekly: 1週間ごとに更新するページ
・monthly: 1ヶ月ごとに更新するページ
・yearly: 1年ごとに更新するページ
・never: アーカイブページに使用するページ

<priority>

必須ではない

他のURLと比較した場合の優先順位を指定します。1.0がもっとも重要で、0.1が重要でないことを意味します。
検索結果のランキングに影響を与えることはありません。あくまでもホームページ内の相対的な優先順位を表しています。

3.WordPressでsitemap.xmlで作成する方法

WordPressの場合は、「Google XML Sitemaps」というプラグインで簡単に設定することができます。

Google-XML-Sitemaps.png

次のような特徴をもったプラグインで、インストールして有効化するだけで基本的な設定が完了しています。

・記事の公開・更新の度にサイトマップを自動生成して、GoogleやBingに通知できる。
・投稿の優先順位、最終更新日、更新頻度の設定ができる。
・サイトマップに含めるURLを指定できる。

設定に関しては、手動で作成する場合と同様の項目をチェックしていくだけです。
インストール時のデフォルトでも問題なく使用することができますので、このプラグインを一度設定しておけば半自動的にサイトマップを作成・送信してくれます。

sitemap.xmlをGoogleに伝える方法

sitemap.xmlは作成しただけでは意味がなく、Googleに伝える必要があります。伝えるためには、Google Search Consoleもしくはrobots.txtを用います。

利用方法は、以下の記事を参考にしてください。

Google Search Consoleから通知する方法
関連:Google Search Consoleからsitemap.xmlを送信しよう

▼robots.txtから通知する方法
関連:robots.txtの正しい書き方

まとめ:大規模なホームページは特にサイトマップ送信を

サイトマップを送信することは検索順位に影響を与えません。しかし、サイトマップを送信するメリットはあっても、デメリットはありません。

コンテンツ量が多い大規模ホームページになると、頻繁なクロールが難しいケースも出てきます。ツールやプラグインを使用すれば簡単にサイトマップを送信することができますので、一度この機会にサイトマップの設定を見直してみましょう。

ここがポイント

・sitemap.xmlはクローリングにとても有効
・大きなホームページほどやったほうが良い
・Google Search Consoleから送信する