メールマーケティングを運用している担当者の悩みの一つに、「配信したメールが相手に届いていない」という問題があります。

多くの場合これは、企業が出したメールが受信者側の使用している迷惑メールフィルターによって「迷惑メールである」と誤判定されてしまうことで起きる問題です。

さらにフィルターの種類によってはそのままメールを削除してしまうものもあります。

迷惑メールフィルターは、迷惑メールの特徴的な挙動を学習し、それをもとに受信したメールが迷惑メールであるか否かを判定しています。
つまり、誤判定を避けるためには迷惑メールと「同じこと」をしてはいけないというのが最低限のルールとなります。

ここでは、メールの一斉配信を行う担当者として確認しておくべき、メール配信のルールについて解説いたします。

1.配信リストを精査する

迷惑メールの送信業者は、どこからか(おそらく不正に)手に入れた大量のメールアドレスのリストを使って、メールを一斉配信します。

そのリストには「既に使われていないメールアドレス」や「誤ったメールアドレ

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