今回の講座では、ターゲットの設定において一般的に失敗しがちなパターン2つと、企業様の事例をもとにターゲティングのポイントを解説していきます。

Webページの改善などを繰り返していると「このボタンは見づらい気がする」「私はこっちが良いと思う」といった議論が起こることがあります。誰がどのような状況で利用するサイトなのかが忘れ去られ、担当者同士の主観のぶつかり合いに陥っています。

このようにターゲティングが曖昧なまま改善を続けても根本的な解決に至らないことがあるのです。まずは、よくあるターゲティングの失敗パターンからみてみましょう。

よくあるターゲティングの失敗例

「サイトに来る方は全員がお客様」は本当?

よくあるターゲティングの失敗例1

担当者がそれぞれ自社サービスのヘビーユーザーであればまだ良いのですが、そうでない場合、気づかないうちに「全員を満足させる」ための議論に陥ることがあります。


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住宅ローンユーザーの分類例