Webマーケティング業界は非常に変化が激しく、毎日のように新しい情報が現れます。

今回は、Webマーケティングとは一体何か、Webマーケティングの重要性、Webマーケティング施策例、そしておすすめするWebマーケティング情報サイトをご紹介します。

Webマーケティングとは顧客の創造

Webマーケティングとは、Webを中心としたマーケティングのことです。マーケティング界の偉大な経済学者であるセオドア・レビットは、「マーケティングとは、顧客の創造である」と述べており、「モノが売れ続ける仕組みを作ること」とも言いかえられます。

WebマーケティングはWebを中心とした顧客の創造のことを指します。

Webマーケティングは、ホームページを持って広告を打ったり、SEOを行うことだけを指すわけではありません。ソーシャル運用、アクセス解析、メールマーケティング、ABテストなど、「Webで顧客を創造するため」に必要なものが幅広く含まれています。

Webマーケティングの歴史

インターネット黎明期(1994~1999年)

日本国内でインターネットが普及し始めた頃です。

ヨーロッパのCERN(欧州原子核研究機構)で、世界各国の研究者が、それぞれの規格の論文を読めるよう生み出されたのが、ハイパーテキストです。これが今のホームページの起源と言われリンクの仕組みもこの頃に生まれました。

インターネットが民間に開放され、世界中にまたたく間に広がっていた時期が、90年代前半です。その後、Mac(当時はMacintosh)やWindows95などが対応したことで世界中に爆発的に広がりました。ホームページをつくり、仕事を受注する、ネットで通販をする、そんなビジネスの胎動がはじまった時期が90年代後半です。

日本では定額通信サービスがはじまり、IT業界を中心にホームページ作成のブームがおきました。作ったホームページはYahoo!JAPANに登録することで、検索で見つけてもらえるようになりました。

しかし、ホームページにたどり着くおもな手段は、とくに雑誌など、既存媒体からの情報がほとんどでした。つまり、プレスリリースを配信しTVや雑誌で紹介されることが重要な集客手段でした。

ブログ登場・EC成長期(2000~2004年)

2000年問題が解決し、オフィスや家庭にパソコンが爆発的に普及した頃です。

2000年問題とは、当時年号を下二桁で処理する形を取って処理することの多かったコンピューターが、99→00になることでデータベースの順番が狂ってしまうことが危惧された問題。何が起こるかわからないという不安が広がっていました。パソコンやインターネットが普及しはじめていたため、社会問題ともなっていました。

それが解消されると、またたく間にビジネスとしての利用が開花します。

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90年代に開業した楽天では、ネット通販が大盛況となり、今では誰もが知ってるサービスになりました。縦に長いホームページ表現はこのころに広がりました。メルマガもこの頃、広く読まれるようになりました(元総理大臣の小泉氏がメルマガを開始)。

また、ブログもこの頃から普及し、大量のホームページが世の中に出回るようになりました。Googleの検索技術も注目されるようになり、SEOという考え方が定着した時代ともいえます。

この頃からブログをオウンドメディアとして、情報発信のツールとして活かす施策も増えてきました。

ソーシャル登場・SEO隆盛期(2005~2009年)

ネット利用の多様化が始まった頃です。

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ブログブームの次に来たのは、ソーシャルメディアでした。

国内では、先端技術に興味ある人たちからTwitterの利用が広がりました。また、今で言いうところのガラケーが、ビジネスとして広がっていたのもこの頃でした。Twitterも、PCだけでなく、ガラケーでの利用が多かったのもこの時代です。

しかしまだこの頃は、ソーシャルをビジネスに活かすほどではありませんでした。

それよりも、すでに盛り上がっていたリスティング広告メルマガ広告バナー広告SEO対策の外注化など、Webマーケティングをしっかり予算化する流れが加速した時期がこの頃でした。

アップルはiPodという音楽プレイヤーを発売していました。それが徐々に広がりを見せはじめ、現在のスマホブームの礎となっていたのでした。

スマホ・アプリ登場、ホーム画面争奪戦(2010年~現在)

スマホが台頭し、Webだけでなくアプリなど、さらに媒体が広がりはじめた頃です。

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スマホブームに火がつき、国内ではメッセージングサービスのLINEが登場し、またたく間にユーザーを獲得しました。

アプリの利用が広がると、ソーシャルメディアの利用もますます活性化され、いよいよソーシャルをビジネスに活かす成功事例がではじめました。

通信環境も整備され、モバイルでも高速なLTEという規格がひろがり、スマホ利用を後押ししました。その勢いで、iPhoneだけでなく、Androidタブレットなど、通信端末の種類も劇的に増えたのでした。

ホームページもスマホでも表示対応できるよう、レスポンシブデザインという手法が広がりをみせ、いまなおその表現は多様化しています。

Amazonは、物流に革命を起こしましたが、今、3Dプリンタやドローン(小型ヘリコプター)など、また新たな次世代ビジネスがはじまろうとしています。

Webマーケティングの重要性

経済産業省の調査では、個人向けのインターネット市場を9.5兆円、企業間取引については262兆円とし、その規模は年々拡大していると報告しています。

参考リンク(pdf):
[経済産業省「電子商取引に関する市場調査」平成25年9月(PDF)]https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/130927H24press_release.pdf)

これは、魅力的な商品をインターネット上でアピールする企業やネットショップが増えてきたことと、インターネット利用者が増え、そこでビジネスをすることに抵抗が減ってきたこととを意味しています。

つまり、インターネット上で企業と顧客とが、より密接に関係を築ける下地が整ってきたといえます。とくに近年、急速に広がっているソーシャルメディアでは、企業と顧客が親密にコミュニケーションをする風景も珍しくなくなっています。

まとめ

インターネットの普及とともに、顧客との関係を広げてきた企業では、その規模に関係なく売上を伸ばしています。そして、世界へも目を向け、ビジネスチャンスを広げようと、多くの企業が元気よく踏み出しています。

企業が事業を拡大し、売り上げをあげようとする中でWebマーケティングの重要性を再度認識しておきましょう。

次回は具体的にどんな施策がWebマーケティングには存在しているのかをみていきます。