セルフサーブ広告は管理画面で簡単に広告配信の設定ができ、少ない予算からプロモーションを始めたい企業のマーケ担当の方や、自分で細かなチューニングをしたい方などに最適な方法です。
今回は、セルフサーブ広告の特徴や、配信開始までの具体的な手順について解説していきます。

セルフサーブ広告とは

セルフサーブ広告とは、ご自分で運用できるTwitter広告のプラットフォームです。
細かなチューニングを自分で行いたい企業のマーケティング担当の方はもちろん、個人事業主やフリーランスの方でも簡単にマーケティング活動が行えます。

決済方法

決済方法は基本的にクレジットカード決済となっており、VISA、Master、JCB、AMEXの主要クレジットカードが利用可能です。
領収書は管理画面からPDFでダウンロードできます。
利用額が1ヶ月10万円以上になる場合は、一定の審査を経て請求書払いでの利用も可能です。

参考:Twitterセルフサーブ広告 請求書払い申し込みフォーム

押さえておきたい基本的な使い方

フォロワーを増やす

特定のアカウントのフォロワーやその類似利用者、特定ワードを検索したりツイートしている利用者に、自社のアカウントをおすすめアカウントとして表示させることが可能です。
フォロワーを増やすことで、今すぐにはサービスや商品を利用されない人に対しても継続的に無料でメッセージを発信することができ、長期的な顧客の獲得に繋げることが可能です。

サイト流入数やコンバージョン数を増やす

ツイートをフォロワー以外にも配信することで、自社サイトへの流入や、コンバージョンのきっかけを増やすことが可能です。
広告ツイートは、利用者のタイムラインに流れる通常のツイートの中に馴染んだ見え方で配信されるため、広告独特の違和感を感じさせず、コンテンツ(ツイート内容)の工夫次第で効果改善が可能です。

課金形態

キャンペーンを作成するときに、各キャンペーンの設定画面で、リンククリック時やアプリインストール時などの課金ポイントを設定することが可能です。
例えば、クリックを課金ポイントにした場合、広告ツイートが表示されてもクリックされるまで料金は発生しません。
クリックされた際にいくら払うかは、設定画面で「入札額」を入力することで自由に設定可能ですが、あまり低く設定しすぎると広告が表示されにくくなるので、達成したい目標に対して最適な入札額がいくらかを見極めることが重要です。

キャンペーンの目的と定量目標を決める

広告効果を測る指標は様々ですが、例えばリンククリックあたりの単価(CPC)を指標においた場合、広告ツイートがどのくらいリツイートされ、リツイートされた先でどのくらいクリックが発生したかによって効果は大きく変わります。

広告ツイートがTwitter利用者によってリツイートされた場合、リツイートされた先で発生したリンククリックは課金の対象になりません。そのため、ツイートの内容がリツイートを促すような、利用者の興味をひくものかどうかが最終的な広告の効果を左右する重要なポイントとなってきます。

▼リツイートからのクリック数で広告効果が変わる

A)広告費3万円 広告クリック1000回 
 クリック単価 3万円÷1000回=30円

B)広告費3万円 広告クリック1000回 
 リツイートされた先でクリック2000回
 クリック単価 3万円÷3000回=10円

同じ広告予算をかけてもリツイートとその先のクリックが発生したかどうかで最終的なクリック単価が変わってきます。

とはいえ、実施前に予算を決定するにあたり、ある程度の見積もりが必要な場合もあるでしょう。
例えばサイトへの誘導数を現状より5,000回増やすというゴールを置くとします。クリックあたりのおおよその単価40円としたとき、サイト誘導数5,000回xクリック単価40円=200,000円程度が試算できる見積もり額となります。

広告アカウント作成方法

広告に利用する自社のTwitterアカウントの丸いアイコンから「Twitter広告」を選択し、流れに沿ってクレジットカードを登録すれば広告アカウントの作成は完了です。

キャンペーン作成方法

アカウントの作成が完了したら、キャンペーンを作成しましょう。
アカウントにログインすると、下記のようにキャンペーンの目的を選択するページになります。

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プロモーションの目標に応じたキャンペーンを選びましょう。

キャンペーンの構成要素は

1.いくらかけて(全体予算)
2.いつからいつまで(期間)
3.何を見せるか(クリエイティブ)
4.誰に見せるか(ターゲティング)
5.ゴール達成あたりいくらで(入札額)

の5つに分けられます。

1.いくらかけて(全体予算)

キャンペーンの目的を選んだらプロモーションにかける全体の予算額を設定します。

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日別予算(1日あたりの上限予算額)と、プロモーション期間全体の予算額の2つがあります。
通常は全体予算をプロモーション期間の日数で均等割した額を日別予算として設定します。

2.いつからいつまで(期間)

予算を設定したら、キャンペーンの稼働期間を設定します。

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開始日や終了日が特に決まっていなければ「今すぐ開始して、継続的に実施」を選択します。
開始日と終了日が決まっている場合は、「開始日と終了日を設定」を選択して、日付を選びます。
タイムセールなど、開始時刻や終了時刻を決めたい場合は、時間も指定可能です。

3.何を見せるか(クリエイティブ)

次に、広告として使用するツイートを選択します。

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広告に使うツイートは、管理画面上で新規作成する以外に下記3つから選択できます。
画像の赤枠をクリックすると下記の選択肢が出てきます。

1) オーガニックツイート
 過去に発信した通常ツイートの中から広告に使用するツイートを選択できます。

2) 予約投稿ツイート
 予約投稿の設定がしてある通常ツイートの中から広告に使用するツイートを選択できます。

3) 広告用ツイート
 過去に広告用に作成したツイートの中から選択できます。
 このツイートは広告としてのみ配信されるため、自分のアカウントのプロフィールタイムラインには表示されません。

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クリエイティブ選択画面の右側に、広告の掲載場所を選択するチェックボックスがあります。画像赤枠のチェックボックスにチェックが入っていると、Twitter以外の広告枠にも配信されるので、表示回数が多くなりすぎる可能性があります。最初はチェックボックスを外して配信することをおすすめします。

4.誰に見せるか(ターゲティング)

クリエイティブを選択したら、つぎにターゲティングを設定します。
ターゲティングは

・性別年齢
・言語やエリア
・デバイスやOS
・キーワード
・Twitterアカウント
・興味関心

を指定して利用者を絞り込むことができます。

「男女」「全年齢」だけ選択して、幅広い利用者に広告を配信することも可能ですが、Twitterの特徴の一つである匿名性から、必ずしも正確な性別や年齢でない可能性があるため、その他のターゲティングも併用することをおすすめします。

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赤枠の部分にエリアや端末、OSバージョンなどを入力することでターゲティングが可能です。

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「オーディエンスの機能」から、画像のようにイベント、興味関心、キーワード、アカウントをターゲティングとして指定することが可能です。

例えばキーワードを入力すると、そのキーワードを含むツイートをしていたり、そのワードで検索をした利用者を配信対象に設定することができます。
そのキーワードでターゲティングした時に、広告が配信されるであろう利用者が、どれくらいいるか右側に表示されます

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Twitterアカウントを指定すると、そのアカウントをフォローしている利用者やその類似利用者をターゲティングすることができます。

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「興味関心」では、利用者が興味をもっているカテゴリをターゲティングできます。

5.ゴール達成あたりいくらで(入札額)

ターゲティングを設定したら、目標あたりの単価を設定します。

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自動入札を選択して、目標あたりの単価を自動最適化することも可能ですが、予算額と定量的な目標が決まっている場合は、その予算で定量目標を達成できる単価を目安に、目標あたりの単価を設定することをおすすめします。

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全ての設定が完了したら最後に確認画面が表示されるので、内容を確認して、問題なければ、画面右上の「キャンペーンを開始」をクリックすることで広告の配信が始まります。

注:管理画面のUIや設定項目は予告なく変更になることがあります。

まとめ

セルフサーブ広告は、自社でTwitterを使ったマーケティング活動ができるので、少ない予算から広告配信したい方や、細かなチューニングを自社で行いたい方に最適な広告プラットフォームです。

ただ、予算額や入札額、ターゲティングなどを自分で設定するので、広告配信後の進捗を定期的に確認し、より効果的な配信となるよう工夫を重ねていくことが重要になります。

具体的な運用ノウハウや活用方法などは、セミナーや書籍からインプットすることもできますので、下記のようなセミナーに参加したり、書籍に目を通してみる事をおすすめします。

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おすすめの本

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Twitter広告運用ガイド|著者:高橋暁子