動画広告は、他の広告に比べて時間あたりの情報量が多く、プロモーションメディアとしては非常に訴求力が強い反面、あからさまに広告として接触するようなアプローチは、インターネットユーザーから嫌がられる傾向があります。

動画広告を使ったプロモーションの場合、自然にターゲットへアプローチするかが重要になります。

この「自然に接触する」という部分に強みを持っているのが、動画を使ったTwitter広告です。コンテンツに馴染む形でタイムラインに流れる事で、自然な形で動画広告をターゲット層へ当てることが可能です。

今回の記事では、動画再生を目的としたTwitter広告キャンペーンの特徴や設定方法について解説します。

動画再生を目的としたキャンペーンの特徴

動画コンテンツTwitter広告のクリエイティブに活用するキャンペーンです。
主にスマートフォンでTwitterを閲覧している利用者に対して、時間あたりの情報量が多い動画コンテンツで訴求することで、テキストなどのクリエイティブなどに比べて、より印象的なアプローチが可能です。

プロモビデオの掲載場所

ツイートエンゲージメントキャンペーンによって配信される広告は、ターゲティングした利用者のタイムラインや検索結果に、他のツイートに馴染むように配信されます。

プロモビデオの掲載場所

他のツイートに馴染んで配信されるので、利用者に対して自然な形でアプローチが可能です。

プロモビデオのフォーマット

プロモビデオ

通常のテキストのみのツイートに動画クリエイティブを追加した広告です。
情報量の多い動画を活用することで、テキストのみのクリエイティブに比べて、より印象的なプロモーションを行なうことが可能になります。

プロモライブビデオ

TwitterアプリもしくはPeriscopeというライブ配信アプリを使って、ライブ動画を広告として配信できる広告商品です。

プロモライブビデオ

イベントの様子をリアルタイム配信することでイベント認知数や参加者数を増加させるなど、リアルタイム性の高いプロモーションが可能です。
サードパーティのツールを使うことで、プロ用機材でのライブ配信や360度映像の配信も可能です。

ビデオカンバセーショナルカード

カンバセーショナルカードは、画像や動画を用いたツイートに、独自のハッシュタグを付けたアクションボタンを付けることで、そのボタンを押したユーザーが簡単に引用リツイートすることができる広告です。

ビデオカンバセーショナルカード

例えば、「今週のプロ野球、どっちが勝つと思う?」というツイートテキストに、「ジャイアンツ」「タイガース」などの選択肢ボタンが表示され、その選択肢ボタンを利用者がタップすると、カンバセーショナルカードを引用した形でリツイートされます。
また、例えば前回の試合のダイジェストなどを流すことで、利用者に対してより印象的なプロモーションが可能になります。

このように、カンバセーショナルカードを使った利用者との会話形式のプロモーションを展開することで、利用者が自然な形でプロモーションに参加しながら動画広告を拡散することが可能になります。

ビデオアプリカード

アプリの概要などがわかる動画をプロモツイート内で再生できる広告です。
動画を再生すると、動画が再生されながら、動画の下にアプリインストールの画面が表示されます。

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例えば、ゲームアプリなどのプロモーションでゲームのプレイ動画を広告に加えることで、テキストのみの広告に比べて、利用者により具体的なイメージを持たせることが可能になり、インストールのモチベーション喚起につながりやすくなります。

インストリーム動画広告

Twitterインストリーム動画広告は、Twitterコンテンツパートナーの動画コンテンツの冒頭に広告を配信することができる広告です。
コンテンツパートナーには、ニュースやスポーツ、エンターテインメントなど様々なカテゴリの企業が参加しており、Twitterが厳選して参加を承諾したメディアのみが配信対象になります。

【インストリーム広告配信の時間軸】
インストリーム広告配信の時間軸

【インストリーム広告の掲載イメージ】
インストリーム広告の掲載イメージ

視聴者の多い人気コンテンツの冒頭に動画広告を配信できるので、効果的に幅広いリーチを獲得することが可能になります。

課金体系

動画を使った広告は、動画再生数あたりの課金になります。
課金対象としてカウントされる再生の定義は下記の2種類があります。

  • 動画の50%の領域を表示して、且つ2秒以上再生
  • 動画の100%の領域を表示して、且つ3秒以上再生

動画再生を目的としたキャンペーンの設定手順

動画再生を目的としたキャンペーンの開始までの手順を解説していきます。
下記7ステップで配信を開始できます。

  1. キャンペーンの目的を選択
  2. キャンペーン名と日別予算を設定
  3. キャンペーン開始のタイミングを選択
  4. 広告グループ名と入札タイプを選択
  5. ターゲティングの設定
  6. クリエイティブを選択
  7. 内容確認後に配信開始

各ステップごとに詳しく見ていきましょう。

1.キャンペーンの目的を選択

Twitter広告の管理画面へ行くと、キャンペーンを初めて作成する場合はキャンペーンの目的を選択する画面になるので、キャンペーンの目的から「プロモビデオ再生数」を選択します。

既に他のキャンペーンを作成している場合は、管理画面にある [​新規作成(目的を選ぶ)] ボタンをクリック後、キャンペーンの選択画面で、[プロモビデオ再生数] を選択します。

2.キャンペーン名と日別予算を設定

次に、キャンペーン名を入力します。
あとで見返したときに何のプロモーションだったかが分かりやすい名前をオススメします。

キャンペーン名を入力したら予算を設定します。
予算のタイプは、1日ごとの上限予算と、このキャンペーンに使用する総予算の2通りあります。
後者は任意設定なので、プロモーションの予算が明確に決まっている場合は、キャンペーンの総予算を設定しておくと予算超過を防ぐことができます。

3.キャンペーン開始と終了のタイミングを選択

予算を設定したら、その下にキャンペーン開始のタイミングを選択する項目があります。

・今すぐ開始して、継続的に実施
設定完了と同時に配信を開始する場合はこちらを選択します。

・開始日と終了日を設定
広告配信の開始と終了のスケジュールを決めたいときはこちらを選択します。
スケジュール設定は日時単位のほか、時間単位まで設定できます。

4.広告グループ名と入札タイプを選択

キャンペーンの設定が完了したら、次に広告グループ名を入力します。
どんなクリエイティブを配信したかがわかりやすい名前をオススメします。
広告グループ単位でも予算とスケジュールを設定できるので、クリエイティブ単位で予算を決めたいときや、日時によって広告を切り替えたい場合などにスケジュールを設定しましょう。

次に入札タイプを選択します。
入札タイプは2つあり、Twitterのアルゴリズムによって自動で最適化されるものと、動画再生あたりの上限コストを自分で決めるものがあります。
手動を選択すると、動画再生あたりのコストをコントロール可能ですが、低く設定しすぎると配信されづらくなるので、費用対効果を鑑みて最適な単価となるよう調整することが重要です。

5.ターゲティングの設定

クリエイティブを選択したら、次にターゲティングを設定します。
ターゲティングについては下記講座を参考にしてください。

参考:
Twitter広告をフル活用!全ターゲティング設定を解説

6.クリエイティブを選択

次に、広告として使用するツイートを選択します。
広告に使うツイートは、広告ツイートを新規作成する以外に下記3つから選択できます。

  1. オーガニックツイート
     既にツイートしているものから広告に使用するツイートを選択できます。

  2. 予約投稿ツイート
     広告用ツイートを投稿する日時を指定したい場合はこちらを選択します。

  3. 広告用ツイート
     既に作成している広告用ツイートから選択できます。
     このツイートは広告としてだけ使えるものなので、通常のツイートのようにタイムラインには表示されません。

7.内容確認後に配信開始

すべての設定が完了したら、最後に設定内容の確認画面が出てきます。
設定内容に誤りがないかを確認したら、右上の「キャンペーンを開始」をクリックして広告配信を開始できます。

まとめ

動画広告は、近年のクリエイティブのリッチ化に伴い需要が伸びている広告フォーマットです。
テキストのみのクリエイティブに比べて、時間あたりの訴求力が強く、より印象的なプロモーションが可能になります。
動画を活用したTwitter広告には様々な種類があり、用途や目的に応じて最適なフォーマットを選択できます。

Twitterという独自のプラットフォームで、動画広告というリッチなクリエイティブを活用することで、自社のビジネスに対して効果的なプロモーションを展開することが可能になります。