Twitterはターゲットとなるユーザーの興味を引くようなツイートを定期的に配信することで、ユーザーとの良好なエンゲージメントを獲得できるのが特徴です。とはいえ、そもそもフォロワーが少ない場合、エンゲージメントを獲得することは困難でしょう。

フォロワーの獲得に適したTwitter広告「プロモアカウント」を活用することで、より多くのフォロワーを獲得できる可能性があります。今回の記事では、プロモアカウントの特徴や設定方法、最適化のポイントについて解説します。

プロモアカウントの特徴

プロモアカウントは、自社アカウントのプロモーションやフォロワーの獲得に適したTwitter広告です。
ユーザーの興味関心や特定のTwitterアカウント、自社データを使って作成したリストなどでターゲティングしたユーザーに対して、自社のアカウントをプロモーションできます。

プロモアカウントの掲載場所

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プロモアカウントは、「おすすめユーザー」やアカウント検索画面、スマートフォンアプリのタイムラインに表示されます。

ユーザーは、プロモアカウント広告クリエイティブに表示される「フォローする」ボタンをクリックするか、アイコンやアカウント名をクリックすると表示されるプロフィール画面で「フォローする」ボタンをクリックすることで、プロモーションされているアカウントをフォローできます。

ユーザーのタイムライン上に表示される広告クリエイティブには、プロフィールのヘッダーに設定されている画像が表示されます。
ヘッダー画像を変更すれば、プロモアカウントのクリエイティブにも反映されます。
広告ツイートに別途画像を追加した場合でも、ヘッダー画像が優先されます。

プロモアカウントのターゲティング方法

プロモアカウントでは、国や地域、ユーザーの性別などの基本的なターゲティングに加えて、下記の要素でターゲティングが可能です。

フォロワーと類似フォロワー

指定したTwitterアカウントのフォロワーと、そのフォロワーと興味関心が似ているユーザーをターゲティングできます。
また、類似フォロワーをターゲティングすることで、自分のフォロワーに似ているユーザーにもアプローチ可能です。

興味関心カテゴリー

指定した興味関心を持つと思われるユーザーをターゲティングできます。ターゲティング可能な興味関心は、大小に分類された計300以上の種類から選択できます。カテゴリー分類などは予告なく変更されることがあります。

テイラードオーディエンス

自社やパートナー企業のデータを使ってユーザーグループを作成し、そのグループに対して広告を配信するターゲティング方法です。

イベントターゲティング

スポーツイベントや音楽イベントなど、Twitter上で盛り上がる特定のイベントにエンゲージしているユーザーにリーチすることができます。

プロモアカウントの課金形式

プロモアカウントでは、フォロワーの獲得ごとに課金されます。
広告のクリックやプロフィールの表示、リツートやいいねなどのエンゲージメントでは課金されません。
フォロワー獲得単価は、管理画面で希望の単価を設定できます。

プロモアカウント設定手順

プロモアカウントキャンペーン作成から配信開始までの手順を解説していきます。
下記7ステップで配信を開始できます。

  1. キャンペーンの目的を選択
  2. キャンペーン名と日別予算を設定
  3. キャンペーン開始のタイミングを選択
  4. 広告グループ名と入札タイプを選択
  5. ターゲティングの設定
  6. クリエイティブを選択
  7. 内容確認後に配信開始

各ステップごとに詳しく見ていきましょう。

1.キャンペーンの目的を選択

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Twitter広告の管理画面からキャンペーンを作成します。キャンペーンを初めて作成する場合は、キャンペーンの目的から「フォロワー」を選択します。

すでに他のキャンペーンを作成している場合は、 [​新規作成(目的を選ぶ)] ボタンをクリック後、キャンペーンの選択画面で、[フォロワー] を選択します。

2.キャンペーン名と日別予算を設定

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次に、キャンペーン名を入力します。
どのようなプロモーションなのかわかりやすい名前をつけましょう。

キャンペーン名を入力したら予算を設定します。
予算のタイプは、

  • 1日ごとの上限予算
  • このキャンペーンに使用する総予算

の2通りあります。

プロモーションの予算が明確に決まっている場合は、「このキャンペーンに使用する総予算」を選択し、キャンペーンの総予算を設定しておくと予算超過を防げます。

3.キャンペーン開始と終了のタイミングを選択

予算を設定したら、キャンペーン開始のタイミングを選択します。開始のタイミングは以下の2通りから選択できます。

  • 今すぐ開始して、継続的に実施
  • 開始日と終了日を設定

設定完了と同時に配信を開始する場合は「今すぐ開始して、継続的に実施」を選択します。

広告配信の開始と終了のスケジュールを決めたいときは「開始日と終了日を設定」を選択します。スケジュール設定は日時単位のほか、時間単位でも設定できます。

4.広告グループ名と入札タイプを選択

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キャンペーンの設定が完了したら、次に広告グループ名を入力します。
どんなクリエイティブを配信したか分かりやすい名前をつけましょう。

広告グループ単位でも予算とスケジュールを設定ができます。クリエイティブ単位で予算を決めたいときや、日時によって広告を切り替えたい場合などは広告グループごとに予算やスケジュールの設定をしましょう。

次に入札タイプを選択します。
入札タイプは、Twitterのアルゴリズムによって自動で最適化されるものと、フォロワー獲得あたりの目標コストを手動で決めるものの2つがあります。
目標コストを選択すると、フォロワー獲得あたりのコストをコントロールできますが、低く設定しすぎると配信されづらくなります。費用対効果を見ながら、最適な単価となるように調整していきましょう。

5.ターゲティングの設定

クリエイティブを選択したら、つぎにターゲティングを設定します。
詳細は「プロモアカウントのターゲティング方法」の解説を参照ください。

6.クリエイティブを選択

次に、広告として使用するツイートを選択します。
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広告に使うツイートは、広告ツイートを新規作成する以外に「オーガニックツイート」「予約投稿ツイート」「広告用ツイート」の3つから選択できます。

ツイートを選択しなくても配信開始できますが、ツイートを選択しない場合、プロフィールの説明文や背景画像のみが表示されます。
よりユーザーに印象的に訴求するために、ツイートを設定することをオススメします。

プロモアカウントの最適化

プロモアカウントは、運用を工夫するとより効果的に活用できます。
まずは下記2点を意識してみましょう。

  • 広告クリエイティブやプロフィールは簡潔に分かりやすくする
  • 機会損失を避けた効果的なターゲティングを設定する

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

広告クリエイティブやプロフィールは簡潔に分かりやすくする

プロモアカウントを効果的に運用している広告主のクリエイティブは、簡潔で明確なテキストのみで構成されていることが多いです。

具体的には、そのアカウントをフォローするメリットを簡潔に表現し、ツイートのテキスト内に「フォローする」という文言を入れることです。

また、ユーザーはプロフィールページをみてからそのアカウントをフォローするかを決めます。プロフィールページの自己紹介は分かりやすく簡潔に記載し背景画像はビジネスの内容をイメージできる画像を設定するようにしましょう。

過剰なハッシュタグやホームページへのリンク、ツイートへの画像追加などの簡潔ではない広告クリエイティブは、「フォローする」ボタンからユーザーの注意がそれる可能性が高くなります。

「フォローする」ボタンからユーザーの注意がそれないよう、シンプルで簡潔なクリエイティブになるよう意識してください。

効果的なターゲティングを設定する

ターゲティングを設定する際、自社のビジネスに直接関係のあるものに限定すると、獲得可能だったはずの潜在的なターゲット層にアプローチできない可能性があります。
例えば、自転車販売店のターゲット層は、サーフィンやキャンプなどアウトドアアクティビティにも興味関心がある可能性が考えられるでしょう。ターゲットを絞り過ぎてしまうと、潜在層にアプローチする機会を失ってしまいます。

機会損失を防ぐためにも、ターゲットとなる人物像を具体的にイメージして、その人物がどんな興味関心を持つ人かを考えたうえで、ターゲティングする興味関心を選択しましょう。

また、既存のフォロワーに似ているアカウントをターゲティングできる「類似ユーザーのターゲティング」も設定しましょう。すでに自社のアカウントに関心を持っているフォロワーと興味関心が近いユーザーにアプローチできます。

顕在的なターゲット層からアプローチを開始して、興味関心やキーワードでのターゲティングで潜在層へアプローチの幅を広げていくと効率よくフォロワーを獲得できるでしょう。

まとめ

プロモアカウントは、自社のファンを増やすのに効果的なTwitter広告です。

プロモアカウントでは、既存のフォロワーに興味関心が似ている顕在層から、ターゲットとなりうる潜在層まで幅広く設定できます。

予算に限りがある場合は、類似ユーザーなど顕在的なターゲット層からアプローチを開始してみましょう。興味関心やキーワードでのターゲティングで徐々に潜在層へアプローチを広げることで、効率的な広告運用を実現しやすくなります。

また、クリエイティブや運用方法を工夫することで、さらなる効果も期待できるでしょう。