Google広告(旧Google Adwords)とは、Googleが提供する広告出稿サービスのことです。Google広告は、予算が少ない場合でも広告を出稿でき、効果が悪ければすぐに出稿を取りやめることができるなど、柔軟な運用が可能です。

この記事では、Google広告の基礎知識出稿方法などについて解説します。また、Google広告に対するよくある疑問と回答も紹介します。

目次

  1. Google広告(旧Google Adwords)とは
  2. Google広告の最新動向
  3. Google広告の主な掲載先
  4. Google広告の料金
  5. Google広告の特徴
  6. 掲載出来る広告の種類
  7. Google広告への広告の出し方
  8. Google広告に関するよくある疑問5つ
  9. Google広告を活用しよう

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Google広告(旧Google Adwords)とは

Google広告.png

出典:Google広告

Google広告(旧Google Adwords)とは、Googleが提供しているクリック課金の広告サービスです。

Google広告を使えば、Google検索結果Googleと提携しているWebサイトブログなどにも広告を掲載することができ、テキスト広告やイメージ広告、動画広告、ファインド広告、ショッピング広告といった様々な種類の広告掲載が可能です。

また、クリックされた回数と入札単価を掛けあわせた金額をGoogleに支払うクリック課金制が用いられているのが特徴です。

Google広告の最新動向

Google広告の最新動向について紹介します。

「広告透明性センター」のサービスを提供開始

Googleは2023年3月29日に新たなサービス「広告透明性センター」の提供を開始しました。

広告透明性センター」は広告主に関する詳細な情報をユーザーに対して開示するものです。ユーザーが気になる広告を見つけたとき、広告主の名前やキーワードを入力するだけで、広告主がこれまでに配信した広告の内容やターゲティングの詳細といった情報を見ることができます。

広告透明性センター」で確認できる具体的な内容は以下の通りです。

  • 広告主が過去に掲載した広告
  • 特定の地域で表示された広告
  • 広告が最後に掲載された日や広告フォーマット

サービスを利用するためには直接「広告の透明性について」にアクセスするか、「マイアドセンター」の「他の広告を表示する」メニューから確認する方法があります。

P-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーンが利用可能に

P-MAXキャンペーンとは2021年にローンチされた新しいサービスです。Google検索広告やYouTube動画広告Googleマップ、ディスプレイ広告などをはじめとしたGoogleの全ての広告キャンペーン広告配信が可能になります。

これまでも複数の配信面で広告を配信することは可能でしたが、一つの配信面につき一つのキャンペーンを適用する形でした。しかしP-MAXキャンペーンなら、これ一つで全ての広告枠へ配信できます。

P-MAXキャンペーンを利用することで、これまでの配信方法ではリーチできていなかった層へ訴求することも可能になるでしょう。

また、コンバージョン目標や予算、広告アセット(見出し・画像・動画など)を設定すれば、キーワードの設定やターゲティングを行わなくても、機械学習によって最も効果的かつ最適な形で広告配信が行われるといったメリットもあります。

関連記事:Google広告のP-MAXキャンペーンとは?特徴や注意点、設定方法を解説

Google広告の主な掲載先

Google広告の主な掲載先は4つあります。それぞれどのような場合に表示されるのかを解説します。

Google(グーグル)の検索結果

Google(グーグル)の検索結果.png

出典:広告の掲載先 Google 広告 ヘルプ

1つ目がGoogle検索結果です。

Google検索結果に表示されます。この枠に出稿される広告は、ユーザーの検索キーワードを出稿主側が指定して出すことができます。

Google広告の提携Webサイト

google広告_4.jpg

出典:レスポンシブ ディスプレイ広告について Google 広告 ヘルプ

2つ目が、Google広告と提携しているWebサイト広告枠に表示されるものです。この枠の広告提携Webサイトの種類を指定して出すことが出来ます。

Youtube

google広告_5.jpg

出典:ローカル キャンペーンについて Google 広告 ヘルプ

3つ目が、YouTube動画の再生前後や途中に挿入できる動画広告です。5秒以下の短い動画やスキップ可能な動画広告、モバイル専用広告など、目的に合わせてさまざまなフォーマットを選べます

確度の高いターゲットに絞って訴求する、多くのユーザーにリーチして認知度を上げるといったことも可能です。

Googleマップ

google広告_6.jpg

出典:ローカル キャンペーンについて Google 広告 ヘルプ

4つ目は、Googleマップ上です。Googleマップを通じて店舗の近くに住んでいるユーザーや、店舗のある地域に興味を持っているユーザーに絞って働きかけることができます。

Googleマップを使って「薬局」「給油」など特定のワードで店舗を検索しているユーザーに対してマップの検索結果広告を表示します。

Google広告の料金

Google広告の料金は、広告がユーザーにクリックされた回数の料金をGoogleに対して支払います。クリック課金制になるため、クリックがされなければ料金が発生せず無駄なコストを支払う必要がない点が特徴です。

そのため、自分たちのターゲットユーザーのみにクリックされるように、広告文章や出稿キーワード、出稿Webサイトなどを慎重に選ぶ必要があります。

Google広告の特徴

Google広告には多くの広告主が出稿していますが、なぜ人気なのでしょうか。それは以下の特徴があるからといえます。

  1. 低予算で広告出稿できる
  2. ターゲットユーザーだけに広告出稿できる
  3. 地域、時間帯を決めて広告出稿できる
  4. 広告内容を常に変更できる
  5. 有名なサイトへも安価に広告出稿できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 低予算で広告出稿できる

Google広告はクリック課金制のため、クリックが発生するとその回数に応じてお金が発生します。よって、クリックが起きなければ費用は発生しないため無駄なお金を払う必要がありません。

また、上限キャップを決めて広告出稿できるため、使いすぎることがありません。Google広告主に対して提供しているキーワードプランナーを使えば、事前に広告費をシュミレートしてくれるので安心です。

2. ターゲットユーザーだけに広告出稿できる

Googleでの検索キーワードや、提携Webサイトの内容を選んで広告出稿できるため、ターゲットユーザーを絞ってアプローチが可能です。

特に検索キーワードは、検索ユーザーのニーズや温度感が検索キーワードごとに違うため、目的に合わせて出稿するのが一般的です。

例えば、レストランの予約を取ろうとあるユーザーが検索をしているとします。
レストラン」で検索する場合と、「東京 レストラン 夜景 個室」と検索する場合では、予約までの温度感が違いますし、夜景を求めていない人は「東京 レストラン 夜景 個室」と検索しないため、無駄なクリックを避けることができます。「レストラン」の場合、意味や由来を知りたい人が検索している場合にも表示されてしまいます。

このように、ターゲットユーザーだけに広告出稿できるというのは非常に大きな利点です。

3. 地域、時間帯を決めて広告出稿できる

検索している人のいる地域や時間帯を決めて広告出稿ができるのも特徴です。

例えば、青森県の地域密着型のレストランを経営しているのに、東京で検索している人に表示されても意味がありません。青森県で検索している人にだけ広告出稿したいという場合でも、地域を青森に設定することで希望通りの広告活動が可能になります。

他には、サラリーマンを対象に広告を出したい場合、通勤し始める朝7時から帰宅し始める18時まで広告を出す、などという細かい時間設定も可能です。

4. 広告内容を常に変更できる

紙の広告などは、一回出してしまったら修正はできません。また、バナー広告などの場合は契約期間が決まっているので1日目で効果が悪いから取りやめる、ということはできません。

しかし、Google広告であれば配信開始・停止・修正などを簡単に行うことが可能です。

5. 有名なサイトへも安価に広告出稿できる

有名なサイトになると、広告出稿には数百万円、数千万円といったケタ違いの金額がかかります。

しかし、Google広告であればクリック課金制で表示することができるため、都合に合わせて期間限定で出稿でき、仮に途中でやめたくなってもすぐやめることができます。

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掲載出来る広告の種類

Google広告で掲載できる広告の種類は全部で5種類あります。
テキスト広告、イメージ広告、動画広告、カルーセル広告、商品リスト広告です。それぞれどんな状態で掲載されるのか知っておきましょう。

テキスト広告

テキスト広告.png

Google広告が提供している広告の中で、最もシンプルな広告です。広告の見出し、表示URL、説明文の3つの要素で構成されています。

● 広告見出し

最も目立つ要素です。ユーザーが検索をした際に入力すると予想される文字列を含むことがポイントです。最大文字数は、30文字となっています。

● 表示URL

Webサイトのアドレスを表示する要素です。できるだけどのようなWebサイトに遷移するのか分かるようなURLを表示することがポイントです。

● 説明文

商品やサービスなどの詳細を表示する要素です。ユーザーが広告をクリックしてWebサイトを訪れるきっかけになるような文章にすることがポイントです。

参考:テキスト広告について Google 広告 ヘルプ

なお、広告出稿前には景表法に違反しない表現についても押さえておく必要があります。詳しくは以下の記事よりチェックしてみてください。

関連記事:その広告、大丈夫?景表法に違反しない表現とは。弁護士が解説!マーケ担当者が知っておきたい法律知識

イメージ広告

レスポンシブディスプレイ広告.png

画像を使用したイメージ広告で、検索結果ではなくディスプレイネットワークで表示されます。テキスト広告で適用されるルールに加えて、様々な要件が設定されています。詳しくは、広告掲載に関する以下のページを参照ください。

参考:イメージ広告の要件 Google 広告 ヘルプ

動画広告

動画広告はYouTubeで再生される広告です。

● スキップ可能なインストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

Youtube動画の前後、または再生途中に表示される動画広告です。再生から5秒が経つと広告をスキップできるようになります。

ユーザーが動画を30秒間視聴するか、30秒経過前に広告をクリックするなどの操作があった場合、または、インプレッション数に応じて料金が発生します。

● スキップ不可のインストリーム広告

スキップ不可のインストリーム広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

Youtube動画の前後、または再生途中に現れる15秒以下の動画広告です。この広告は途中でスキップすることができません。広告表示回数に基づいて課金される仕組みです。

● インフィード動画広告

インフィード動画広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

インフィード動画広告はYouTubeのホーム画面やトップページ、YouTubeの検索結果、動画再生中のおすすめ欄などに表示される動画広告です。

サムネイル画像とテキスト(見出しなど)で表示され、ユーザーがクリックすると動画が再生される仕組みです。ユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴すると、課金されます。

● バンパー広告

バンパー広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

Youtube動画の前後、または再生途中に現れる6秒以内の動画広告です。この広告は途中でスキップすることができません。

短いメッセージで視聴者に訴求したい場合に使います。広告が表示された回数に基づいて課金されます。

● アウトストリーム広告

アウトストリーム広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けに表示される広告です。再生中の動画の外でミュート状態の広告が再生され、ユーザーがタップすると音声がでるようになっています。

アウトストリーム広告はユーザーの視認範囲に広告が表示されたときだけ料金が発生するため、比較的低コストで運用を始めることができます。

● マストヘッド広告

マストヘッド広告.jpg

出典:動画広告フォーマットの概要 Google 広告 ヘルプ

マストヘッド広告はPC・モバイル端末・テレビで再生される動画広告です。最も目立つYouTubeのトップページ上部に広告を表示させることができ、短期間で大量のユーザーに商品やサービスを訴求したい場合に利用します。

出稿は予約制となっており、1日1社限定です。インプレッションに応じて課金されますが、詳しい見積もりはGoogle広告への問い合わせが必要です。

ファインド広告

google広告_14.jpg

出典:ファインド キャンペーンについて Google 広告 ヘルプ

ファインド広告とは、Google DiscoverフィードやYouTube、Gmailの広告枠内で配信できる画像・動画広告です。複数の画像や動画をスライドして表示させることができ、一度の表示で多くの情報を伝えられるメリットがあります。

また、Googleが保有する検索履歴や閲覧したサイト履歴・動画の視聴履歴といったデータから、ユーザーの興味・関心を惹きやすいタイミングや商材の広告を配信できます。

ショッピング広告

ショッピング広告.png

出典:ショッピング広告の構成要素 Google 広告 ヘルプ

商品リスト広告(ショッピング広告)では、商品の写真・名称・価格・店舗名などを表示し、ユーザーに訴求できます。広告をクリックしなくても商品の詳細が表示されるため、購入確度の高いユーザーだけをサイトに誘導することができます。

広告を掲載する際はMerchant Centerを通して入力した商品情報をもとに制作された広告が使用されます。広告を表示する方法や場所は、入力された商品データに基づいて決定されます。

Google広告への広告の出し方

Google広告を出稿する流れをアカウント作成から紹介します。

Google(グーグル)アカウント作成の流れ

Google(グーグル)アカウント作成の流れ01.jpg

Google広告ページにアクセスして画面左下の「今すぐ開始」をクリックします。

Google(グーグル)アカウント作成の流れ02.jpg

メールアドレスとパスワードを入力します。このメールアドレス(ユーザー名)は後から変更ができないので注意しましょう。

Google(グーグル)アカウント作成の流れ03.jpg

Googleアカウントを持っていない場合は、Googleアカウント作成画面になります。携帯電話番号は入れなくても作成が可能です。

作成が完了すると、最初の広告設定画面になります。

最初のキャンペーン設定

最初の広告設定画面になったら、どのように広告を出したいかを設定します。

最初のキャンペーン設定01.jpg

まず最初にキャンペーンの目標を選択します。選んだ目標に応じて、利用できるキャンペーンのタイプが下に表示されます。「目標を設定しない」を選ぶと、あらゆるキャンペーンを選択できます。

最初のキャンペーン設定02.jpg

キャンペーンタイプを選んだら、そのキャンペーンで達成したい成果を選択し、次のページに進みます。

最初のキャンペーン設定03.jpg

キャンペーン名、ネットワーク(検索キーワードだけかディスプレイネットワークにも広告を出すのか)、開始日、終了日などの広告のスケジュールも設定します。

最初のキャンペーン設定04.jpg

広告を出したい地域やユーザーの言語を選択します。

最初のキャンペーン設定05.jpg

広告でリーチしたいターゲットを設定します。ターゲットを絞らず広告を展開することも可能です。

最初のキャンペーン設定06.jpg

広告キャンペーンにかける1日の平均予算と、単価を設定します。

最初のキャンペーン設定07.jpg

広告のグループ名やキーワード、宣伝するサイトのURLやサービスの設定をしていきます。

最初のキャンペーン設定08.jpg

広告の見出しや説明文・URLを設定します。右側にスマートフォン・PCでの広告表示のプレビューが表示されます。広告を確認したら支払い画面に移ります。

料金の支払方法設定

次に料金の支払方法について設定する画面に移ります。基本情報を入力して、下へスクロールしていきます。

料金の支払方法設定01.jpg

料金の支払方法設定02.jpg

支払いタイプは自動支払と手動支払から選択します。自動の場合は支払い方法はクレジットカードもしくはデビットカードから選択します。手動の場合はクレジットカードまたはデビットカード、銀行振込、コンビニ払いまたはペイジー払いから選ぶことができますが、すべて前払いとなります。

また、何かGoogleから特典コードを受け取っている場合は、「プロモーションコード」に入力します。
入力を終えたら最下部の「送信」ボタンを押します。

情報が送信されると以下の画面に切り替わります。ここで作成した広告が承認されるまでには 1営業日かかり、承認が完了するとユーザーに広告が表示されるようになります。

料金の支払方法設定03.jpg

Google広告に関するよくある疑問5つ

ここでは、Google広告に関するよくある疑問に答えます。

Yahoo広告・Microsoft広告との違いは?

Google広告・Yahoo!広告・Microsoft広告の違いは以下の表の通りです。各広告サービスで利用されている検索エンジンでは、Googleシェアが8割と圧倒的ですが、Yahoo!広告・Microsoft広告にもそれぞれに特徴や強みがあります。

広告の種類 特徴 強み ユーザー層
Google広告 Google・YouTubeに広告配信が可能 世界シェアNo.1の検索エンジンを通じて広告配信ができる 若年層/スマホ・タブレット経由での利用
Yahoo!広告 Yahoo!検索エンジン広告配信が可能 Yahoo!ニュースやYahoo!ショッピングなど関連サービスが多く、独自のデータを保有 40〜60代/PC経由での利用
Microsoft広告 検索エンジンBingに広告配信が可能 広告オプションが豊富(注文ボタンの付与・セールなどのプロモーションを表示できるなど) 10~20代の学生と40代以上のビジネスパーソン/WindowsPC経由での利用

広告出稿の費用相場は?

広告出稿の課金方式と費用相場は以下の通りです。商材や競合の多さにもよりますが、Google広告を出稿する際の月額費用相場は検索広告・動画広告・ショッピング広告アプリ広告で20万円ほどです。ディスプレイ広告は20〜50万円が相場と言われています。

ただ、広告出稿に際しては素材となる画像や動画の準備も必要なため、その費用も合わせて計算しておく必要があるでしょう。

課金方式 費用発生の条件 広告種別 費用相場
クリック課金
(CPC)
広告をクリック
すると費用が発生
・検索広告
ディスプレイ広告
・YouTube動画広告
・ショッピング広告
アプリキャンペーン
50~100円
/click
インプレッション
課金

(CPM)
広告が1,000回
表示されると
費用が発生
ディスプレイ広告
・YouTube動画広告
10~500円/
1,000imp
動画視聴課金
(CPV
動画が1回視聴
されるか、
サムネイル
見出しが
クリックされると
費用が発生
・YouTube動画広告 2〜30円
/1再生

関連記事:Google(グーグル)広告の費用相場は?料金の決め方や代理店に依頼する際の注意点を解説

広告の審査基準は?

Google広告を掲載する際は必ずその内容について審査が行われます。

審査はシステムによる自動評価と人による評価の二段階で行われ、完了までにはおおむね1営業日を要します。審査の対象となるのは広告見出し・説明文・画像など、広告として表示される全ての項目と言っても良いでしょう。

審査は以下の基準に従って行われます。

Google(グーグル)広告のポリシーに違反していないか
 ・偽造品の販売や宣伝
 ・ドラッグや薬物・武器などの危険な商品・サービスの宣伝
 ・ハッキング・文書の偽造など不正行為を助長する商品・サービスの宣伝
 ・偏見・差別を助長する不適切なコンテンツの発信

・キーワードと広告文に関連性はあるか
・誇大表現を使っていないか(化粧品や健康食品の効果の誇大広告
リンク先のページは適切か(エラーやアクセス制限がかかっている)
・入稿規定違反になっていないか(三点リーダーや「♪」「→」など)

関連記事:Google(グーグル)広告はどんな基準で審査される?対象項目や落ちたときの対処法まで

自社に合った広告プランがわからないときはどうしたら良い?

Google専任コンサルタントのサポートを無料で受けられます。最適な広告設定の方法や予算についても相談できますので、初めてGoogle広告に出向する運用担当者の方におすすめです。(※Google広告への登録完了後30日以内の問い合わせが必要)

独力での運用を考えており、広告効果を高めるためのヒントを得たいという場合は、「Google 広告の運用ガイド」もチェックしてみましょう。

広告の表示を停止したいときはどうする?

Google広告は好きなときにいつでも停止できます。利用停止手続きを行うと、24時間以内に自動で広告が停止されます。

  1. Google 広告アカウントにログインする
  2. 右上にあるツールアイコンをクリックする
  3. [設定] の [各種設定] をクリックする
  4. [アカウントのステータス] をクリックして展開する
  5. [利用停止] をクリックする

Google広告を活用しよう

Google広告広告予算が少ない場合でも、工夫次第でコンバージョンにつなげられる非常に便利な広告といえます。予算がないからと今まで広告出稿を諦めていた人も、今回の記事を参考に広告出稿にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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