これからWebマーケティングにかかわる新人の方にとって、初めの難関といえば専門用語ではないでしょうか。

Webマーケティングでは専門用語が非常に多く、初めて携わる方はもちろん、慣れている方でも意外に把握できていなかったりします。専門用語が会話の中でも頻出しますので、知らないものが出てくると話についていけなくなったり、理解できなくなります。

今回は、そんな新人の方はもちろん、Webマーケティングに関わる全ての人に向けて、基本Webマーケティング用語60選をご紹介します。
どれもよく登場する用語ですので、必ず押さえておきましょう。
  

覚えておくべきWebマーケティング用語60個まとめ

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1. アクセス解析

自社ホームページに訪れたユーザーの動きを分析し、より良くしていくための手法をいいます。具体的には、ページビュー数、ユニークユーザー数、流入経路などを分析します。こうした情報を分析することで、ユーザーがどこで離脱しているか、何か原因でコンバージョンが下がっているかなどがわかります。
  

2. 直帰率

ホームページに訪れたユーザーが、コンバージョンに至らずすぐにページから離れてしまう割合です。このとき最後に見たページを、離脱ページといいます。
  

3. 離脱率

個々のページに訪れたユーザーが、どれくらいの割合で離脱しているかをいいます。
  

4. 検索エンジン(Search Engine)

Yahoo!、Googleをはじめとしたインターネット上の情報を検索するシステム、プログラムのことです。別名をサーチエンジンといい、インターネットで検索した際の表示順位を決めているのもこの検索エンジンです。
  

5. オーガニック検索(Organic Search)

検索結果に表示されるもののうち、広告を含まない部分のことをいいます。前述のとおり、検索結果の表示順位は検索エンジンのアルゴリズムが決めています。
  

6. サーチエンジンマーケティング(SEM/Search Engine Marketing)

検索エンジンからホームページへ訪れるユーザーを増やすための手法のことを指します。代表的な手法としては「SEO」「リスティング広告」があります。
  

7. サーチエンジンオプティマイゼーション(SEO/Search Engine Optimization)

検索エンジン最適化」を略した用語で、検索エンジンで特定のキーワードで調べた際に上位に表示されるようにする手法のことをいいます。基本的にユーザーは、検索サイトでキーワードを入れ、その検索結果からホームページを訪れます。多くのユーザーに訪問してもらうためには上位表示が必須であり、そのためにはSEO対策が欠かせません。
  

8. タイトル&ディスクリプション(TD/Title & Description)

リスティング広告における、検索結果タイトルと説明文のことです。TDを最適化することで、クリック率を改善することができます。
  

9. ビッグキーワード(Big Keyword)

検索キーワードのうち、広義の言葉をビッグキーワードといいます。スモールキーワードと比較すると検索回数が多いため、多くのユーザーと接触できる可能性が高くなります。ただし、競合サイトが多いため順位が上げづらくなります。
  

10. スモールキーワード(Small Keyword)

検索キーワードのうち、より狭い範囲の言葉をスモールキーワードといいます。例えば「ホテル」がビッグキーワードだとすれば、スモールキーワードは「ホテル 東京 格安」などです。ビッグキーワードと比較すると具体的なキーワードのため検索回数は少ないですが、明確な要求を持ったユーザーの目にとまる可能性が高くなります。
  

11. ページビュー(PV/Page View)

ホームページ内のあるページが開かれた回数のことを指します。ホームページユーザーにどれくらい見られているかを計測する時、一般的に使用する指標です。1ページ表示されると、1PVという風にカウントします。
  

12. コンバージョン(CV/Conversion)

ホームページにおける成果のことです。コンバージョン(CV)の内容はホームページごとに異なり、例えば旅行サイトなら資料請求、通販なら購入などがあります。このようにコンバージョンは目的によって様々な形があり、1つのホームページに複数のコンバージョンポイントがある場合もあります。
  

13. ユニークブラウザ(UB/Unique Browser)

ブラウザごとの、ホームページへの訪問回数を指します。例えば1人のユーザーが1つのPCでFireFox、Google Chromeを使用した場合、ユニークブラウザ(UB)は2となります。
  

14. ユニークユーザー(UU/Unique User)

1日、1週間、1ヵ月……というように特定の集計期間中にホームページを訪れたユーザーのことを指します。集計期間中なら、同じユーザーが何度訪れてもカウントは1UUとなります。

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15. セッション

ホームページに訪れたユーザーの一連の行動のことを指します。具体的には、アクセスからブラウザを閉じるまでが1セッションですが、開いたままにしたり時間がある程度経過した際には別のセッションとして扱われます。
  

16. インプレッション(imp/Impression)

広告効果を計測する際に使う指標で、広告の露出回数を指します。ホームページユーザーが訪問し、1回広告が表示されると1インプレッションです。
  

17. クリックスルーレート(CTR/Click Through Rate)

インターネット広告が表示された際のクリック率のことで、クリック数÷インプレッション数で計算します。
  

18. コストパークリック(CPC/Cost Per Click)

広告効果を計測する際に使う指標で、クリック単価のことです。コスト÷クリック数で算出します。
  

19. コンバージョンレート(CVR/Conversion Rate)

ホームページに訪れた人のうち、コンバージョンに至った割合のことです。コンバージョン数÷Webページ流入数・クリック数で算出します。
  

20. コストパーアクイジション(CPA/Cost Per Acquisition)

インターネット広告における、1件当りのコンバージョンにかかる費用のことを指します。広告費÷コンバージョン数で算出します。もちろんコストパーアクイジション(CPA)は低いほうがいいのですが、あまりに低過ぎると獲得していたはずのユーザーを逃している可能性もあります。
  

21. リターンオンインベストメント(ROI/Return On Investment)

投資した広告費用に対して、どのくらいの利益があったのかを計算する指標のことです。利益÷コストで算出します。
  

22. リターン オン アドバタイジング スペンド(ROAS/Return On Advertising Spend)

投資した広告費用に対して、どのくらいの売上があったのかを計算する指標のことです。リターンオンインベストメント(ROI)と似ていますが、こちらは売上÷コストで算出します。
  

23. キー・パフォーマンス指標(KPI/Key Performance Indicator)

重要業績評価指標のことです。事業内容によっても異なりますが、Webサービスの場合の指標には代表的なものとして獲得件数、コストパーアクイジション(CPA)といったものがあります。
  

24. アベレージ レベニュー パー ユーザー(ARPU/Average Revenue Per User)

ユーザー1人あたりの月間単価のことです。主に携帯電話業者においての収益比較で使われてきましたが、最近ではソーシャルゲームなどの課金サービスにおいても使われています。
  

25. ライフタイムバリュー・顧客生涯価値(LTV/Life Time Value)

1人のユーザーが企業と取引を開始してから終わりまでの間に、そのユーザーが企業にもたらす利益を算出した指標です。具体的な計算方法として一般的なものは、年間取引額×収益率×継続年数(滞在期間)です。
  

26. ソーシャルメディアマーケティング(SMM/Social Media Marketing)

Facebook、Twitterといったソーシャルメディア(SNS)を使ったマーケティング手法のことです。具体的な方法として、キャンペーン展開、広告配信といったものがあります。
  

27. アフィリエイト広告

ホームページブログ、メールマガジンにリンクを掲載してもらい、そのリンクからの成果に対して報酬が発生する「成果報酬型広告」のことを指します。
  

28. リスティング広告

Yahoo、Googleといった検索エンジンで特定のキーワードが検索されたとき、検索結果に連動して表示する広告のことで「検索連動型広告」とも呼ばれます。キーワードごとに広告出稿が可能なため、ユーザーのニーズにターゲティングできるのが特徴です。
  

29. ディスプレイ広告

YahooのYahooプロモーション広告GoogleGoogleアドワーズなどに課金して表示してもらう広告のことです。リスティング広告検索結果に表示されますが、ディスプレイ広告は閲覧中のページに表示されます。
  

30. テキスト広告

Flash、Gifといった画像を使わない文字だけの広告形態いいます。通常広告文は15〜30文字程度で、リンクが挿入されています。画像のバナー広告と比較すると表現力では劣る部分がありますが、場所をとらずシンプルに掲載できるというメリットがあります。
  

31. リワード広告

成果報酬型広告の1つで、ユーザーがある媒体で広告をクリックし成果につながると、広告主から媒体に報酬が支払われ、媒体は会員にポイントなどを付与するという仕組みです。主に、モバイルアプリで使用されています。
  

32. アドネットワーク広告(Ad Network)

広告媒体を複数集めて「広告配信ネットワーク」を形成し、多数のホームページ広告を配信する手法のことです。大量に広告配信できるため、上手く活用すれば大きなメリットがあります。
  

33. アドエクスチェンジ(Ad Exchange)

各媒体、アドネットワークの広告枠を売買するプラットフォームのことです。アドネットワークはネットワーク全体に対しての配信入札ですが、アドエクスチェンジは広告枠に対しての配信入札となっています。

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34. エントリーフォーム最適化(EFO/Entry Form Optimization)

入力フォームでは、エラーが多発したり項目が多過ぎると、ユーザーが途中で離脱してしまうことがあります。このような入力フォームの手間・面倒ごとを減らし、入力完了できるように最適化することを指します。
  

35. ランディングページ(LP/Landing Page)

広告検索結果からユーザーが一番最初にアクセスするページユーザーにアクションをおこしてもらうことを目的とした、縦長レイアウトの1枚ページのことを指します。一般的には後者のことをランディングページという場合が多くあります。
  

36. ランディングページ最適化(LPO/Landing Page Optimization)

ランディングページが目的としている成果につながるよう、様々な工夫を施し最適化することを指します。具体的な手法としては、入力フォームの見直し、購入ボタンのABテストといったものがあります。
  

37. 流入経路

ユーザーがそのホームページに訪れた経路のことです。主な流通経路としては、検索エンジン、SNS、広告メルマガといったものがあります。
  

38. ロングテール(The Long Tail)

主にインターネット販売において、ヒット商品よりもなかなか売れる機会のない商品の売上合計が上回る現象のことです。縦軸に販売個数、横軸に商品を販売数量の多い順に並べた際、動物の尻尾のように見えるためロングテールと呼ばれています。
  

39. データマネジメントプラットフォーム(DMP/Data Management Platform)

インターネット上のサーバーに蓄積されるデータを一元管理、分析するプラットフォームのことで、導入することにより様々なデータ情報を活用できマーケティング施策の効率アップができます。
  

40. 顧客関係管理(CRM/Customer Relationship Management)

顧客との関係を構築にするためのマネジメント手法のことです。一般的に「CRM」略されるほか、顧客情報管理、顧客関係構築、顧客管理とも呼びます。
  

41. オウンドメディア(Owned Media)

自社で所有(Owned)するメディアのことを全般を指しますが、日本国内では企業のWebマガジン、ブログをオウンドメディアと呼ぶのが一般的です。SNSの普及がきっかけで近年注目を集めるようになりました。自社の所有するメディアということで、時間はかかるものの永続的に活用できるのがメリットの1つです。
  

42. コンテンツマーケティング(Content Marketing)

見込み客にとって価値あるコンテンツを制作、発信することにより、ニーズを育成し、ファン化することを目指すマーケティング手法のことです。今すぐ顧客にするという手法とは真逆の手法となっています。
  

43. デジタルマーケティング(Disital Marketing)

電子メディアをとおしてブランド、商品のプロモーションを行うことを指します。ホームページだけではなく、スマートフォンアプリ、Eメール、SNS、デジタルのクーポン、データ活用、と様々な手法を含みます。
  

44. トラッキング(Tracking)

ユーザーの行動やシステムの挙動を追跡・追尾し、データを収集・監視することをいいます。
  

45. リーチ(Reach)

インターネット広告が、ユーザーの何割に到達したかの指標で、主にバナー広告の効果測定に用います。1人のユーザーに数回表示していても1回とカウントします。

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46. フリークエンシー(Frequency)

頻度、周波数といった意味を持つ言葉で、インターネット広告においてはユーザー広告に接する頻度をはかる指標のことです。似たような用語でリーチがありますが、リーチがターゲット全体への接触率なのに対して、フリークエンシーは接触の深さ・回数を表しています。
  

47. モバイルフレンドリー(Mobile Friendly)

Googleが実装した、スマートフォンでの閲覧に適したページの検索順位を上げるアルゴリズムのことです。モバイルフレンドリーにすることで、スマートフォンでもホームページが見やすくなります。
  

48. ネイティブアド

メディアに表示される際に、デザイン・内容などが通常のコンテンツと一体化して見える広告のことです。広告感満載のバナー広告だとクリックしないというユーザーでも、ネイティブアドならコンテンツに溶け込んで見え、クリックしてもらえる可能性があります。
  

49. メディアレップ(Media Representative)

インターネット広告において、媒体社と広告会社の仲介を行う一次代理店のことを指します。主なメディアレップとしては、サイバー・コミュニケーションズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムがあります。
  

50. クロスメディア(Cross Media)

複数のメディアを組み合わせて様々な販促活動を行う広告戦略のことです。各メディアが持つメリット、デメリットが相互に作用することで、より情報を効果的に伝達できます。
  

51. ウェブマスターツール

ホームページの管理者向けに提供している分析ツールのことで、活用することで検索結果データ、ホームページの順位といった情報がチェックできるようになります。有名どころにGoogleウェブマスターツールがあります。
  

52. クッキー(Cookie)

ブラウザに、一時的に情報を保存する仕組みのことです。Webサーバ側が指定したデータを保存することができ、例えばWebサービスで利用者IDを保存した場合、次回訪問時に自動的にIDを識別してくれます。クッキーには有効期限があるため、期限を過ぎると消滅します。
  

53. ブランディング(Branding)

ブランドへの信頼度、イメージといった商品・企業価値を高めるマーケティング戦略のことです。このブランドには高級品だけではなく、人物、商品、企業、団体とあらゆるものを含んでいます。
  

54. エンゲージメント(Engagement)

直訳すると「契約」「約束」という意味の言葉であり、マーケティングにおいてはユーザーとブランドとの結びつきを測る指標として使われています。この結びつき、つながりの度合いを把握するのに用いるのが「エンゲージメント率」です。エンゲージメント率が高いほど、ユーザーの関心度が高いといえます。

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55. カスタマージャーニー(Customer Journey)

ユーザーが商品、ブランドのことを認知し、関心を持ち、購入にいたるまでのプロセスを旅に例えた用語です。カスタマージャーニーを図にしたもののことを、カスタマージャーニーマップと呼びます。
  

56. レコメンデーション(Recommendation)

ユーザーの嗜好、購買情報をベースにして、関心がありそうなコンテンツを提示する仕組みのことをいいます。
  

57. ユーザー体験(UX/User Experience)

一般的にUser Experienceを略して「UX」と表記します。あるサービスをユーザーが利用した際に得られる満足、経験などの全体のことです。
  

58. サイトマップ(Site map)

ホームページを訪れたユーザーに向けて、どこに何のページがあるか一覧できるようにした利便性向上のためのページのことです。また、検索エンジンにホームページコンテンツを構成を伝えるために送信するマップもサイトマップといいます。
  

59. リマーケティング(Remarketing)

ホームページに訪問したことがあるユーザーに対して、再来訪を促進する広告を配信することです。
  

60. リアルタイム入札(RTB/Real Time Bidding)

一般的にはReal-Time Biddingを略しRTBと表記します。オンライン広告における入札方法のことで、広告枠ができると自動で競争入札を行うというものです。オークションと同じ感覚で、最も高額で入札した広告が配信となります。
  

まとめ

以上、Webマーケティング用語60個をまとめてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

新人の皆さんは今回ご紹介した用語を押さえておけば、業務を実際に始めた時に良いスタートを切ることができます。数がかなりありますが、1つひとつしっかりと理解して頭に入れておきましょう。

すでにWebマーケティング業界に携わっている方で、用語を知らなかったり間違って覚えていた方は、これを機に正しく覚え直すことをオススメします。
  

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