Webサイト経由の売上が思うように上がらない場合、原因を分析した上で適切な施策に取り組む必要があります。成果を高めるための改善点は、Webサイトに関するいくつかの指標をチェックすることで発見が可能です。

この記事では、Webサイトの売上が上がらない主な原因や、Webサイト売上向上に重要な7つの指標Webサイトの施策を行う際のポイントについて解説します。サービスサイトやオウンドメディア経由の売上を高めたい企業のマーケティング担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. Webサイトの売上が上がらない主な原因
  2. Webサイトの売上を向上させる7つの指標
  3. Webサイトの施策を行う際のポイント
  4. 指標をチェックしてWebサイトの売上を向上させよう

Webサイトの売上向上のためにすべきことを全て確認したい方はこちら

Webサイトの売上向上に活用!注視すべき7つの重要指標

Webサイトの売上向上に活用!注視すべき7つの重要指標

WEBサイトの売上向上に活用!注視すべき7つの重要指標について解説致します。

Webサイトの売上が上がらない主な原因

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Webサイトへのアクセスを売上に繋げるためには、以下に挙げる2つの項目が重要です。

  • Webサイト訪問者を商品やサービスの購入に高確率で誘導すること
  • Webサイトにアクセスする訪問者の数を増やすこと

Webサイト運営で思うような成果が得られていない場合、これらのいずれかまたは両方に課題を抱えていると考えられます。各ケースの詳細は次の通りです。

コンバージョンに至らない

コンバージョンとは、商品購入や資料請求など、Webサイト訪問者が何らかのアクションを行うことを表します。

Webサイトが使いにくかったり、商品の魅力が伝わっていなかったりすると、Webサイトにアクセスがあってもコンバージョンに至りません

例えば、トップページから下層ページへのリンクが分かりにくい場合、使いにくさを感じたユーザーが離脱してしまうリスクがあります。また、商品説明が分かりにくかったり、見込み顧客が知りたい情報が書かれていなかったりすることもコンバージョンを逃す原因です。

アクセス数自体が少ない

Webサイトのアクセス数がそもそも少ないと、Webサイトの内容を改善しても大きな売上向上に繋がらない可能性があります。また、以前と比べてWebサイトへのアクセス数が減ってしまうことも、売上が上がらない原因の一つです。

Webサイトの訪問者を増やすためには、次のような対策を行う必要があります。

  • コンテンツを強化し検索エンジンで上位表示させる
  • Web広告のクリエイティブやターゲティングを見直す
  • SNSアカウントからのアクセス流入を狙う

商品やサービスの魅力が伝わるWebサイトに、より多くのアクセスを集めることが売上向上に繋がります。

Webサイトの売上を向上させる7つの指標

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サイト訪問者の行動は、アクセス解析ツールで把握することが可能です。アクセス解析で得られたデータを指標とすることで、Webサイトを改善し、コンバージョンを増やすためのヒントが得られます。

Webサイトの売上を向上させるために重要な指標は次の通りです。

リピート訪問率

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リピート訪問率とは、Webサイトに一度訪問したあと、後日再び利用したユーザーがどのくらいいるかの参考になる指標です。同じユーザーが繰り返し訪問しているWebサイトは、リピート訪問率が高くなります。

リピート訪問率を確認すると、ユーザーが何度も利用したくなるような魅力的なWebサイトが作れているかのチェックが可能です。特に、リピート性の高い商品を販売している場合や、多くの関連商品を取り揃えているサイトなどではリピート訪問率を重視する必要があります。

Webサイトの売上を向上させるためには、商品を繰り返し購入してくれるリピーターの獲得が重要です。リピート訪問率が高まれば、リピート購入による売上の向上が期待できるでしょう。

かご落ち率

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かご落ち率とは、ECサイトで商品をカートに入れたユーザーの内、商品を購入せずに離脱したユーザーの割合を示す指標です。かご落ち率は次のような計算式で算出されます。

かご落ち率(%) = かご落ちした人数 ÷ カートに商品を入れた人数 × 100

例えば、カートに商品を入れたユーザー100人の内、80人がかご落ちしてしまった場合、かご落ち率は80%です。

ECサイトの平均的なかご落ち率は、約70%にもなります。かご落ちが発生する主な原因は次の通りです。

  • 送料や手数料が高く購買意欲がそがれてしまった
  • 希望する決済手段が使えなかった
  • 決済のためにアカウント登録が必要だった
  • フォームの入力項目が多すぎた

Webサイトの売上を向上させるためには、かご落ち率を改善する必要があります。送料や手数料などの追加費用の見直しや、フォームの自動入力機能による使いやすさの改善などが、かご落ちを減らす主な対策です。

ページビュー/セッション

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ページビュー/セッションとは、ユーザーが1回の訪問でWebサイト内をどれだけ回遊するかを表す指標です。ページビュー/セッションは次の計算式で算出されます。

ページビュー/セッション = ページの閲覧数 ÷ サイト訪問回数

例えば、Webサイトが10回訪問され、30ページが閲覧された場合のページビュー/セッションは3.0です。

ページビュー/セッションの目安は、ポータルサイトの場合は約4.15、ビジネス産業サイトの場合は約2.63となっています。1度の訪問で多くのページが見られているWebサイトほど、ページビュー/セッションの数値が大きくなることが一般的です。

ただし、Webサイトの構造や操作方法が分かりにくい場合も、ユーザーが迷子になりページビュー/セッションが大きくなるケースがあります。そのため、単純な値の大小だけではWebサイトを評価することはできません。

多くのアクセス解析ツールでは、ユーザーがどのような順番でWebサイト内を回遊したかの確認が可能です。同じページ間を繰り返し行ったり来たりしている場合は、ユーザーが迷子になっているパターンに当てはまる可能性があります。

ユーザーサイト内を回遊した経路も踏まえて、ページビュー/セッションの数値をWebサイトの改善に役立てましょう。

直帰率

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直帰率とは、全てのセッション数に対して、直帰したセッションの割合を示す指標です。直帰とは、Webサイトの訪問者が1ページ目しか閲覧せずに離脱することを表します。直帰率の計算式は次の通りです。

直帰率(%) = 直帰されたセッション数 ÷ 全てのセッション数 × 100

直帰率はWebサイトの種類によって大きく異なります。例えば、ECサイトにおける直帰率の目安は20%~40%程度です。一方、1ページのみで構成され、商品購入ページや資料請求ページにしかリンクが貼られていないランディングページでは直帰率が70%~90%となる場合があります。

サービスサイトなどで複数のページを閲覧してもらいたい場合には、直帰率の低さが問題となります。サイト訪問者の多くが直帰してしまい、商品紹介ページや料金に関するページなどが見られていない時は、Webサイトが分かりにくくないか確認しましょう。

これらの他、Webサイトで重要な指標は以下のPDF資料でご覧いただけます。

Webサイトの売上向上のためにすべき、残りの3つの指標はこちら

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Webサイトの施策を行う際のポイント

Webサイトで売上を向上させるための施策は、やみくもに行うのではなく、いくつかのポイントに注意して取り組む必要があります。特に重要なポイントは次の3つです。

施策の優先順位を決める

Webサイトの売上を向上させる施策には様々な手法があるものの、優先順位の高いものから順番に行っていくことが大切です。

例えば、Webサイトのコンバージョン率が低い状態で、アクセスを増やすための施策に取り組んでも大きな成果は得られません。

広告費をかけてアクセスを集めてもコンバージョンに繋がらず、費用対効果が悪くなってしまいます。このような場合は、アクセス数の増加よりも、コンバージョン率の改善の方が優先度の高い施策です。

また、Webサイトの内容を改善する時は、アクセス数が特に多いページから優先的に取り組むとより良い成果が期待できます。多くのアクセスを獲得しているページから商品紹介ページへの導線を強化したり、よく見られている商品ページの内容を見直したりする施策を優先しましょう。

ABテストを繰り返す

ABテストとは、デザインやキャッチコピーなどを変えた2パターン以上の施策を実行し、より成果の高かった方を採用する手法です。Webサイトにおける様々な指標は、ABテストを繰り返すことで改善できます。

例えば、直帰率の高いページを改善する場合、ページ上部のキャッチコピーリンクバナー画像などがABテストの対象です。キャッチコピーで訴求する内容やバナーのデザインなどでABテストを行い、各パターンの直帰率を比較することがWebサイトを改善するための参考となります。

感覚や好みではなく、数値化できる客観的な指標をもとに改善を繰り返すことがポイントです。

複数の指標をチェックする

Webサイトの売上向上に取り組む時に、一つの指標だけを参考にしてしまうと、成果に繋がらないリスクがあります。

例えば、ページビュー/セッションの指標だけを見ながらWebサイトの回遊性を高めたとしても、最終的にコンバージョンに至っていなければ売上は向上しません。この場合、かご落ち率などの指標も同時にチェックしながら、商品購入に至るユーザーを増やしていくことが重要です。

複数の指標を確認することでWebサイトの課題を明らかにし、適切な施策に取り組みましょう。

指標をチェックしてWebサイトの売上を向上させよう

Webサイト経由の売上を向上させるためには、より多くのサイト訪問者を集め、高確率でコンバージョンに繋げることが大切です。そのためには、自社のターゲットユーザーが求めている情報を提供し、商品の魅力を分かりやすく伝える必要があります。

かご落ち率や直帰率などの指標を参考にすると、Webサイトの改善点を客観的に把握することが可能です。アクセス解析で得られる複数の指標をチェックし、売上向上のための施策に取り組みましょう。

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