LINE公式アカウントのショップカードとは
本記事で学ぶ内容
・LINE公式アカウントのショップカードの作成方法
・LINE公式アカウントのショップカードのポイント付与方法
・LINE公式アカウントのショップカードの管理方法
ショップカードは、LINE公式アカウントの管理画面で簡単に作成できます。ユーザーにとっても、ポイントカードを持ち運ぶ必要がなく、気軽に利用できるメリットがあります。
ショップカードとは
ショップカード(LINEショップカード)とは、LINE上で無料で作成・利用できるポイントカードのことです。LINE公式アカウントを友だちに追加したユーザーに配布でき、QRコードを使ってポイントを付与します。配布枚数の制限はありません。
紙のカードのように持ち運ぶ必要がなく、ポイントの有効期限もメッセージで知らせるため、ユーザーにとっても使いやすいカードといえます。
また、ショップカードのポイントが貯まったユーザーに対して、「特典チケット」をプレゼントできます。特典チケットは、LINE公式アカウントの管理画面で作成できます。
特典チケットの内容は、割引きクーポンやワンドリンクサービスなど、自由に決めることができます。
ショップカード作成方法
ショップカードを利用するには、ショップカードとポイント付与QRコードを作成する必要があります。また、トーク画面下部にショップカードへ遷移するリンクを設定したい場合は、リッチメニューを作成が必要です。
他にもショップカードに特典チケットとランクアップカードを追加すると、さらにユーザーにとって使いやすいカードが仕上がります。
ここでは上記の機能を備えたショップカードの作成方法を以下の順番で解説します。
- ショップカードと特典チケットの作成
- ランクアップカードの作成
- ポイント付与QRコードの作成
- リッチメニューの作成
上記4つは、LINE公式アカウントの管理画面で作成できます。
1. ショップカードと特典チケットの作成
LINE公式アカウントにログインして、画面左側のメニューバーの「ツール」>「ショップカード」をクリックします。ショップカードの案内画面から右下の「ショップカードを作成」ボタンをクリックしてください。
カード設定画面が表示されるので、各項目を入力していきましょう。
背景画像
ショップカードに背景画像を設定できます。アップロードできるデータの仕様は以下の通りです。
項目 | 仕様 |
---|---|
ファイル形式 | JPG、JPEG、PNG |
ファイルサイズ | 3MB以下 |
推奨画像サイズ | 1920px × 960px |
なお、背景画像は設定しなくてもカードは作成できます。
デザイン
色やキャラクターごとに10種類用意されています。店舗の雰囲気に合うものや、ターゲットとなるユーザーの好みを想定して選択しましょう。
作成中のショップカードは、画面右のプレビューに反映されます。
ゴールまでのポイント数
カードの上限ポイントを、1〜50まで自由に選択できます。
ゴール特典
ここで「特典チケット」を作成します。
初めて特典チケットを作成する場合は、「特典チケットを選択」>「特典チケットを作成」をクリックしてください。既に作成している場合は、利用したいチケットを選択します。
特典チケット作成画面から以下の項目を設定しましょう。
項目 | 設定内容 |
---|---|
デザイン | レッド、ブルー、パープルの3色 |
特典チケット名 | 30文字以内 |
利用ガイド | 500文字以内 |
特典チケット有効期限 | 1ヵ月単位で設定可能 |
特典イメージ | 10MB以下の写真(ファイル形式:JPG、JPEG、PNG)のみアップロード可 |
入力後、「保存」ボタンをクリックします。
ポップアップ画面から、作成した特典チケットが選択できるようになります。「選択」をクリックすると、カード設定画面に遷移します。
注意点として、カードの有効期限が切れてしまっても、特典チケットは引き続き利用可能です。カードを公開停止にした場合は、特典チケットも利用できなくなります。
カード有効期限/有効期限の通知
カード有効期限は月単位で設定でき、以下3つのパターンから選べます。
- 最終利用日からカウント(最後にポイントをつけた日)
- 初回利用日からカウント(はじめてポイントを獲得した日)
- 設定しない
また、ユーザーがもっているショップカードの有効期限が近づいてきた場合、どのタイミングでその通知を出すかも設定できます。
ユーザーの来店頻度に合わせて通知すると、来店意欲を高めることができるでしょう。
カード取得ボーナス
ユーザーが初めてカードを取得する場合のボーナスを0〜50まで自由に付与することができます。
例えば「1」と設定すると、ユーザーのショップカードには初めから1ポイントが付与されている状態になります。
ポイント取得制限/利用ガイド
ユーザーに誤ってポイントを重複して付与してしまわないよう、ポイントを付与できる間隔を1時間単位で設定できます。
また、ショップカードの最下部に利用ガイドを明記できます。
ユーザーに誤解を与えてしまわないよう、細かく入力することをおすすめします。
2. ランクアップカードの作成
ショップカードを公開する前に、ランクアップカードを作成できます。
ランクアップカードとは、ショップカードのポイントを全て貯めたユーザーに対して発行できるカードのことです。ショップカードよりも豪華な特典チケットを用意することで、ユーザーに継続利用してもらうきっかけを作ることができます。
ランクアップカードを設定したい場合は、「保存してランクアップカードを作成」をクリックしてください。
ランクアップ設定画面から以下の項目を設定して「保存」ボタンをクリックします。
項目 | 設定内容 |
---|---|
デザイン | 色やキャラクターなど10種類から選択 |
ゴールまでのポイント数 | 1~50ポイント |
ゴール特典 | 特典チケットを選択する |
ポイント特典 | ゴールに到着する前にも特典を付与できる。 |
上記以外の項目については、ベースとなるショップカードの内容が反映されます。
ランクアップカード設定画面の右上にある「ランクアップカードを追加」をクリックすると、カード設定画面に遷移します。
最後に「保存してカードを公開」>「公開」をクリックすると、すぐにショップカードの利用が開始されます。公開をクリックしたあとは、カード有効期限と有効期限の通知が変更できなくなるので注意しましょう。
3. ポイント付与QRコードの作成
ショップカードのポイントを付与するには、ユーザーにQRコードをスキャンしてもらう必要があります。スキャンの方法は以下の2通りです。
- ポイント付与QRコードを印刷して店舗に設置する
- 広告主のデバイス(アプリ)にQRコードを表示する
ショップカードを公開すると、カード設定画面にカード配布のメニューが追加されるので、ポイントを付与するためのQRコードを作成しましょう。
メニューバーの「ツール」>「カード設定」>「QRコードを印刷」をクリックします。
ポイント付与画面に遷移するので、右上の「作成」ボタンをクリックしてください。
印刷用ポイント付与QRコード設定で下記項目を設定しましょう。
項目 | 設定内容 |
---|---|
QRコード名 | 30字以内 |
付与ポイント | 1~50ポイント |
読み取り期限 | QRコードを読み取れる期限の設定有無を選択 |
位置情報による制限 | アカウント設定で登録している住所から300m以上離れた場所での読み取りを制限するか選択 |
ポイント取得制限 | デフォルトはショップカードで設定した内容。この画面から変更も可能 |
入力後、「保存してファイルを表示」ボタンをクリックします。
「印刷用ポイント付与QRコードをダウンロード」のポップアップ画面が表示されるので、「一括ダウンロード」ボタンをクリックしてください。
A5サイズ(PNG形式)に最適化された縦型・横型のPOP素材と、QRコードの3つをダウンロードできます。
4.リッチメニューの作成
画像出典:LINE for Business「リッチメニューの活用方法│特長や運用のコツを解説」
トークルームのメニューからショップカードに誘導したいときは、リッチメニューを作成しましょう。
メニューバーの「ツール」>「カード設定」>「リッチメニューを作成」、またはメニューバーの「トークルーム管理」>「リッチメニューを作成」を選択してください。
タイトルは管理画面のみで使用され、ユーザーには公開されません。管理しやすいタイトルを入力しましょう。次に表示期間を設定します。
リッチメニューのテンプレートを選択して、画像(アイコン・背景)をアップロードします。
次に、アクションのプルダウンから「ショップカード」を選択しましょう。自動でリンクが設定されます。
メニューバーの設定は、デフォルトで選択されています。
チャットルームの下部にあるメニューバーに任意のテキストを表示したい場合は、「メニューバーのテキスト」>「その他のテキスト」を入力しましょう。
画像出典:LINE for Business「リッチメニューの活用方法│特長や運用のコツを解説」
また、ユーザーがトーク画面を開いたときにメニューバーを表示したくないときは、「メニューのデフォルト表示」>「表示しない」を選択しましょう。
全ての項目を入力・選択してから、最後に「保存」ボタンをクリックして完了です。
ショップカードの管理
ここからは、ショップカードの管理について説明します。
ポイント付与履歴
公開中のショップカードのポイントの付与履歴は、メニューバーの「ツール」>「ショップカード」>「ポイント付与履歴」から期間別に参照できます。また、右上の「ダウンロード」ボタンから、CSV形式でエクスポートもできるので、管理に役立ちます。
分析
ショップカードの統計情報は、「ツール」>「ショップカード」>アカウントトップの「分析」タブから確認できます。
以下はショップカードの主要な統計情報です。
- 有効カード
- 発行済みカード
- 付与ポイントの合計
- 来店ポイント
- カード取得ボーナス
- 有効期限切れ
- 発行済み特典チケット
- 使用済み特典チケット
- 使用率
右上のタブから期間を指定することで、過去データとの比較も簡単にできます。
参考:
LINE for Business「分析 - ショップカード」
ショップカードの公開停止
ショップカードの公開停止をする場合は、「カード設定」画面の最下部にある「カードの公開を停止」ボタンから操作できます。
以下の項目を入力して、最後に「公開停止」ボタンをクリックします。
- カードの公開停止日
- ポイント付与終了日
- お客様への案内メッセージ
- 注意事項の確認(チェックボックス)
一度公開停止設定を行うと取り消せないため注意しましょう。公開停止後は、前述したポイント付与履歴、統計管理情報も削除されます。
ショップカードを公開停止した後に分析したい場合は、ポイント付与終了日よりサービス公開停止日を後に設定し、その期間に集計しましょう。
また、公開停止日の翌日まで、新しいショップカードを作成することはできません。
まとめ:リピーター増加、顧客満足度の向上に効果的
LINE公式アカウントのショップカードは、無料で簡単に作成できるほか、ポイントが貯まったときの特典チケットの作成やポイント付与履歴の確認など、カードの運用に関するさまざまな機能が搭載されています。
リピーターを増やしたい、顧客満足度を高めたい方は、一度活用してみてはいかがでしょうか。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アカウント
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- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- リンク
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- ファイルサイズ
- ファイルサイズとは、コンピューターで扱うファイルの容量のことをいいます。 ハードディスクなどにファイルを転送する際などは、この容量をしっかりチェックしておく必要があります。その数値に応じてデータをコンピューターに保存することができます。
- ポップアップ
- ホームページにおいてポップアップとは、現在見ているホームページの上に、重なるような状態で、新たな画面が開き、その最前面面に表示されることを言います。より目立つ、注目を集めることが出来る反面、見ている画面を遮るように表示されるので、不快に受け取られる傾向があります。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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- ポップアップ
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- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- テキスト
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- CS
- CSとはCustomer Satisfactionの略称で「顧客満足度」を意味します。顧客との関係維持、サービスの発展に関するマーケティング戦略に関わる用語です。
- アカウント
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- リピーター
- リピーターとは、商品やサービスに愛着を持ち、繰り返し利用してくれるお客様のことです。 リピーターを獲得することは、ホームページを使って売上を上げるためにも重要な指標の一つと言えます。
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