本記事で学ぶ内容

・プッシュ通知のメリット・デメリットを理解できる。
・メリット・デメリットを理解した上で、最適なメッセージ配信を実施できる。

LINE@でユーザーにメッセージを配信すると、ユーザーのスマートフォンにプッシュ通知が届きます。

プッシュ通知は、ユーザーに情報をいち早く知らせる便利な機能です。しかし一方で、配信のタイミングや頻度を間違えると、ユーザーに不快感を与え、LINE@アカウントブロックされてしまいかねません。

プッシュ通知とは

プッシュ通知とは、アプリを起動していない状態でも、更新情報やメッセージがユーザーのスマートフォンに通知される仕組みのことで、他の伝達手段に比べ、メッセージが読まれやすいことが特徴です。

プッシュ通知のメリット

リアルタイムでユーザーに気付いてもらいやすい

メールマガジンやDMが、メールボックスやポストに溜まってしまった経験がある方は少なくないでしょう。しかし、スマートフォンにプッシュ通知が届けば、リアルタイムでユーザーに気付いてもらえる可能性が高まります。

昼休みや通勤の時間帯など、ユーザーがスマートフォンを操作している可能性の高い時間に狙って情報発信することで、開封率が向上します。

購買のタイミングに合わせてクーポンを配信できる

例えば、飲食店がランチタイム前にランチメニューのクーポンを配信するなど、ユーザーの購買タイミングに合わせた配信も可能です。

いつどのような内容を発信するかによって、ユーザーが行動を起こしやすい戦略を立てられることが、プッシュ通知の大きなメリットであるといえるでしょう。

プッシュ通知のデメリット

配信メッセージの内容や頻度によっては効果が下がる

LINEはもともと、個人ユーザー同士のコミュニケーションアプリです。そこにただ自社商品の購入を促すだけの内容など、ユーザーにとってメリットを感じにくい情報を配信すると、ユーザーの満足度が低下します。

また、内容が適切でも頻繁に配信し過ぎたり、早朝や深夜など不適切な時間帯に配信したりする場合にも、ユーザーの満足度やメッセージが届く可能性は低くなります。

メッセージがユーザーに読まれないだけでなく、今後一切メッセージを受信しないようにブロックされてしまう可能性もあるため、配信内容やタイミングには十分配慮しましょう。

一度ブロックされてしまうと、解除されない限りメッセージが届かなくなる

株式会社ジャストシステムの調査によると、スマートフォンユーザーの46.6%が、「大量のプッシュ通知」が原因でアプリを削除しています。

参考:
プッシュ通知に関する実態調査|マーケティングリサーチキャンプ

また、LINE@の公式ブログでは、ブロック率が「10〜30%」程度であればよくあるケースであると述べています。

参考:
ブロックについて|LINE@公式ブログ

LINEは日常的に利用されているアプリなので、プッシュ通知が面倒だからといってユーザーアプリを削除することはないでしょう。ただ、アカウントをブロックされてしまう可能性は大いにあり得ます。

一度ブロックされてしまうと、ユーザーが解除しない限り、そのアカウントからのメッセージは届かなくなってしまいます。ある一定のブロック率は心配する必要はありませんが、配信ごとにブロック率の推移を確認し、考慮して運用していきましょう。

最適な配信時間・頻度・内容での配信が重要

プッシュ通知のメリットとデメリットを踏まえた上で気になるのが、ユーザーに読んでもらえる、そしてブロックされない配信のポイントです。

ユーザーに喜ばれるメッセージをプッシュ通知で届けるためには、スマートフォンを利用している時間・頻度・内容を考えることが重要です。

生活スタイルに合わせた配信時間

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引用:平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所

総務省は、ユーザーインターネットを利用する時間帯をグラフにまとめています。メッセージを届けたいターゲットの生活スタイルに合わせて配信時間を決めましょう。

ユーザーの通勤時間や一息ついている時間など、スマートフォンを手に取っている時間を狙います。例えば、学生や社会人であれば「7〜9時、11時半〜14時、17時〜20時」、主婦であれば「9時〜11時、14時〜16時」などが考えられます。

業種や商品に合わせた配信頻度

自社の業種や商品に合わせ、配信頻度を調整することも大事です。

毎日通うわけではない美容室から毎日配信がきても、利用頻度と合わないため情報過多になってしまうでしょう。一方、ユーザーが日常的に利用するスーパーであれば、定期的に特売品を配信するほうが効果的かもしれません。

LINE@のメッセージ配信の頻度は、ターゲットとなるユーザーが商品やサービスを利用する頻度に合わせます。

コミュニケーションを重視した配信内容

前述したとおり、LINE@で配信するメッセージが営業文句ばかりだと、ユーザーに不快感を与えてしまう可能性があります。

クーポンやキャンペーンを告知したり、日常会話のようなトークも挟んだりと、ユーザーにとってメリットのある内容や、コミュニケーションを重視した内容を打ち出しましょう。

“開きたくなる”プッシュ通知

プッシュ通知で表示される文字は、記事のタイトルのようなものです。ユーザーが思わず開きたくなるような内容を簡潔にまとめるのも重要なポイントです。「スペシャル」「サービス」「限定」など興味を引くキーワードが効果的です。

【例】
【水曜日はスペシャルデー!】生ビール1杯無料!
☆LINEの友だち限定☆5月の新商品を発売前に特別公開!

まとめ:プッシュ通知は時間・頻度・内容に注意しよう

プッシュ通知は、リアルタイムでユーザーに情報発信できる便利な機能です。しかし、ユーザーの目線に立った配信を心がけないと、不快感を与えてしまいかねません。

メッセージやクーポンは、設定したターゲットに適した時間・頻度・内容で配信できるよう、工夫してみましょう。