ブログWebサイトを運営するとき、「アクセス解析ツール」は必要不可欠なツールです。サイトへのアクセス数やユーザー属性を明らかにし、客観的な数値を根拠にユーザーニーズをあぶり出して、コンテンツUIUXの改善に繋げていくことができます。

この記事では、アクセス解析ツールをこれから導入しようとしている人に向けて、おすすめツール14選をご紹介し、それぞれのメリットや活用法、どんな人に向いているかを解説します。

目次

  1. アクセス解析ツールを使うと、何が分かるようになる?
  2. おすすめのアクセス解析ツール14選
  3. アクセス解析ツールを選び方のポイントは?
  4. アクセス解析ツールは状況に合わせて使い分けよう

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アクセス解析ツールを使うと、何が分かるようになる?

アクセス解析ツールを導入することで、以下のようなことが数値で客観的に分かるようになります。

・対象サイトのアクセス数(日次・週次・月次)
・アクセスした人の属性やデバイス
・GoogleやSNSなど何経由でサイトにアクセスしたか
・ユーザーのサイト内での行動(他ページへのアクセス、離脱など)
・人気のあるコンテンツ / 不人気なコンテンツ

自社サイトとユーザー行動の関係を明らかにすることで、「サイト内のどこをテコ入れしていけばもっと良くなるのか?」という点でヒントを得られます。

サイトで集客し、ビジネスに役立てようとするならば、アクセス解析ツールの導入は必須だと言えます。

おすすめのアクセス解析ツール14選

ここからは、おすすめのアクセス解析ツールを具体的に14個挙げ、その特色やメリット、どんな人に向いているかを解説します。

1.Google アナリティクス4(GA4)

● 国内上場企業の8割以上が利用するアクセス解析ツール

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https://analytics.google.com/analytics/web/

国内上場企業の8割以上が導入していると言われ、最も知名度が高いアクセス解析ツールが「Google アナリティクス」です。導入企業が圧倒的に多いため、その分、Web上に活用法のノウハウを解説した記事なども数多く見られます。

アクセス解析ツール導入を検討しているなら、まずは「Google アナリティクス」に注目すべきだと言えます。2020年10月にGoogle アナリティクス4(GA4)がリリースされました。主な変更点は、機械学習による購入や離脱の予測機能、複数デバイスをまたいだユーザーの行動測定、自動計測の充実化、Googleが提供するBigQueryとの連携などです。

● 特徴

  • Webサイトへの集客数測定
  • Webサイトへの流入元の解析
  • ユーザー層の属性(年代、性別、居住地)の解析
  • ユーザーのWebサイト内での行動フロー解析
  • Google広告との連携(ユーザーが広告をクリックした後にサイト内で何が起きたのかを確認できる)
  • Googleアカウントさえあれば、無料で利用できる
  • Google広告と連携して広告成果を確認できる
  • 利用している企業が多いため、Web上で公開されているヘルプやナレッジの量が多い

● こんな人におすすめ

国内上場企業の数多くが利用しており、サイト内でのユーザーの行動フローなども解析できることから、企業サイトでページ数の多いものを運営している人におすすめです。

また、Google広告ともデータ連携ができるので、Google広告を運用している人にも向いています。

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2.Googleサーチコンソール

●SEO対策には必須のツール

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https://search.google.com/search-console/welcome

Googleサーチコンソールは、ユーザーがどのキーワードで検索してサイトにアクセスしたのかを調べるツールです。KWごとにアクセス数やクリック数、検索結果への表示回数などがわかるため、コンテンツのリライト方針の決定に役立ちます。

また、ページがモバイルユーザーにとって見やすいか、利用しやすいかを示すモバイルユーザビリティも特徴の1つです。問題点を確認し、修正することでサイトのパフォーマンスが改善する可能性があります。

● 特徴

  • ページ単位でアクセス数を確認できる
  • どのKWで検索結果に表示されたのかがわかる
  • 手動ペナルティを受けた際にその原因を探れる
  • 利用条件はGoogleアカウントの作成のみ
  • 利用料は無料

● こんな人におすすめ

Googleサーチコンソールは、サイトへのKW単位でのアクセス数や表示回数、平均掲載順位などの情報を知るために必須です。また、近年ではモバイルユーザビリティGoogle検索結果表示において重要指標となっているため、サイトのパフォーマンスを高めるうえで欠かせないツールと言えます。

3.Googleアナリティクス360

● 大企業におすすめ、ビックデータが解析できるツール

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https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics-360/

Googleアナリティクス 360 は、主に大企業向けのツールで、基本的な機能はGoogle アナリティクス4とほとんど変わりませんがデータ処理やサポートなどに有利な点があります。大企業固有の測定ニーズに応じたカスタマイズにより、ユーザーのライフサイクルにおいて自社サイトやアプリをどのように利用しているのかを測定できます。また、データ収集の頻度が高く、収集後1時間以内に表示されるため、速やかな分析が可能です。さらに、Google広告や検索広告360、ディスプレイ&ビデオ360、Google Cloudなど、さまざまなツールと連携できます。

● 特徴

  • データの上限値が高く正確性が高い分析データを取得できる
  • BigQueryにデータをエクスポートしてデータ処理・分析・加工ができる
  • コンバージョンまでの各プロセスにおける貢献度を確認できる
  • 4時間ごとにデータが更新される
  • サービス利用の教育トレーシングや導入サポートが充実している

●こんな人におすすめ

Googleアナリティクス 360は大企業向けのツールです。また、分析できるデータの上限が非常に高いため、アクセス数が多いサイトを複数運営している人にも向いています。無料のGoogle アナリティクス4(GA4)よりも早くデータを更新したい、より多くのデータに基づいた分析がしたい方はGoogleアナリティクス 360も視野に入れましょう。

4.SimilarWeb

● 競合分析ができるツール

SimilarWeb.jpg
https://www.similarweb.com/ja/

SimilarWebは競合サイトのアクセス数やユーザー属性などを確認できるツールです。「Google」「Microsoft」「eBay」「楽天」「価格コム」「Airbnb」といった有名企業でも導入されています。

● 特徴

  • 自社サイトのアクセス解析に加えて、競合分析ができる
  • ブラウザ拡張機能を使えばネットサーフィンしながら情報を取得できる
  • 月間アクセス数や年齢の分布、訪問したサイトなどの情報を得られる- 自社が市場のどこに位置しているかを可視化できる
  • 業界と特定の競合他社との両方に対する自社のパフォーマンスを分析できる
  • 未知の競合他社を素早く特定できる
  • 「競争」という観点からマーケティング戦略構築をアシストしてくれる

● こんな人におすすめ

自社サイトのアクセス解析だけに留まらず、競合分析まで行いたい人におすすめです。競合分析データを根拠に、デジタル施策の加速をアシストしてくれます。

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5.User Insight

● ヒートマップ機能を搭載したアクセス解析ツール

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https://ui.userlocal.jp/

User Insightは、ページにアクセスしたユーザーの動きをヒートマップで可視化するとともに、サイト改善に必要なデータ分析を行えるツールです。従来のヒートマップツールはユーザー行動の情報しか把握できませんが、User Insightはサイト改善点の抽出も行えます。

● 特徴

  • ユーザー行動を可視化できるヒートマップ機能を搭載
  • サイトの改善方針決定に欠かせないユーザー行動データを取得可能
  • 広告経由のアクセスの計測が可能
  • 1億PVの大規模サイトでも低コストでデータ分析ができる
  • アクセス元の企業名や学校名がわかる
  • 訪問から1秒で解析画面にデータが反映される

● こんな人におすすめ

ページ内でのユーザー行動を把握して、コンバージョン率を高めたい方に向いています。また、アクセス元の企業名や学校名を把握して、営業をかけたい場合にも最適なツールです。さらに、訪問から1秒でデータが反映されるため、リアルタイムで分析・改善したい人にもおすすめです。

6. List Finder

● BtoB特化のMAツール

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https://promote.list-finder.jp/

List Finderは、法人営業の効率化を実現するマーケティングオートメーション(MA)ツールです。名刺情報や顧客情報のインポート、メール配信機能などを搭載しています。メールの開封率URLのクリック率の解析が可能なため、反応が良いメールマガジンの分析にも役立ちます。

● 特徴

  • 登録した名刺情報からサイトを閲覧している人物を把握できる
  • 見込み客データをSalesforceやSansanと同期できる
  • シンプルな画面設計
  • 6ヶ月間の活用コンサルティングが無料
  • PDFを読み込ませるだけでWebコンテンツを作製できる

● こんな人におすすめ

自社サイトのアクセス解析だけではなくメールマガジンの開封率URLのクリック率の解析も行いたい人におすすめです。また、営業担当者の業務効率化やデータ管理のセキュリティ性の向上などのメリットもあるため、List Finderを導入するかどうかは複数部署で検討した方がよいでしょう。

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7.FC2アクセス解析

● 完全無料、初心者でも簡単

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https://analyzer.fc2.com/

FC2アクセス解析は、サイトにタグを貼るだけでアクセス解析ができるツールです。完全無料で利用でき、アクセス解析を初めて行う人でも簡単に利用できます。

● 特徴

  • サイトのアクセス状況がわかる
  • 検索キーワードがわかる
  • リンク元がわかる
  • クリック先がわかる
  • 訪問者の情報が分かる(OS、ブラウザ、言語、国など)
  • タグをサイトに設置するだけですぐに利用開始できる
  • 完全無料で利用できる
  • 管理画面がシンプルで、初心者にも理解しやすい

● こんな人におすすめ

シンプルかつ簡単で分かりやすいため、はじめてアクセス解析を行う人におすすめです。また、解析できる期間やページボリュームに上限があるため、ブログや、個人店舗の小規模Webサイトを運営している人に向いています。

8.忍者アクセス解析

● 解析バナーを非表示にもできるツール

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https://www.ninja.co.jp/analyze/

忍者アクセス解析は、前述した「FC2アクセス解析」とよく似た仕組みの、初心者向けの解析ツールです。設置したそのときからリアルタイムでアクセス解析できます。

● 特徴

  • 日別のアクセスログが分かる
  • ページのどこがクリックされているか確認できる
  • 参照元や検索ワード/フレーズが確認できる
  • 新規ユーザーとリピーターが確認できる
  • サイト閲覧者のOS、ブラウザ、ディスプレイが確認できる
  • 無料ですべての機能が使える
  • 初心者でも簡単に設置・運用できる

● こんな人におすすめ

こちらも、初心者が簡単に理解できるツールをまずは気軽に導入したい人におすすめです。なおかつ、自社サイト上にアクセス解析のバナーを表示させたくない人は、こちらを選ぶと良いでしょう。

無料アクセス解析ツール「忍者アクセス解析」とは?基本的な使い方とメリット・デメリットを解説

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アクセス解析ツールを自社のホームページやブログに導入しているWeb担当者は多いのではないでしょうか。ユーザー数や属性、閲覧ページなどホームページのパフォーマンスを分析することで、集客やコンバージョンの検証や改善に繋げられるというメリットがあります。

9.アクセス解析研究所

● 初心者でも分かりやすく、かつ詳細な解析が可能

アクセス解析研究所・最強の解析能力を無料で.png
https://accaii.com/

アクセス解析研究所は、ユーザーがリンクをクリックした日時や回数、相互リンクのサイトからの流入などを解析できるツールです。無料で利用でき、細かな解析データを獲得できます。ユーザーから見えるバナー広告などを表示させる必要もありません。

● 特徴

  • リンクをクリックしたユーザーを特定できる
  • 相互リンク先のサイトからの流入・離脱を確認できる
  • GPS座標を解析し、ユーザーの居場所を確認できる
  • 気になるユーザーに名前をつけて、その後の動向を継続的に追跡できる
  • 特定のユーザーに対し、掲示板などへの書き込み・サイトへのアクセスを禁止できる- 異なるドメインのウェブページでもユーザーの追跡を継続できる「クロスドメイン解析」に対応
  • 日本語ドメインのサイトにも対応
  • 無料で利用できる
  • 解析結果を収めたCSVファイルをGoogleドライブに保存できる
  • スマホからでも解析結果画面を見やすい

● こんな人におすすめ

初心者向けで簡単、分かりやすいアクセス解析ツールを導入したいが、できる限り細かな解析データを獲得したいという人におすすめです。

10.User Local – スマートフォン解析ツール –

● スマホ・タブレット向けサイトの解析に強み

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スマホ・タブレット向けサイトの解析に強みを持っているツールが「User Local – スマートフォン解析ツール –」です。

● 特徴

  • アクセスしたユーザーのAndroid/iPhone/iPadのバージョン・機種を分析できる
  • リアルタイムに訪問しているユーザーの閲覧ページや流入KWを確認できる
  • ユーザーのアクセス元URL、サイト、その種類を集計できる
  • 地域別アクセス数を確認できる- ユーザーの属性(性別、年代、年収)を大まかに推定できる
  • PCからのアクセス解析も可能
  • スマホやタブレット端末からのアクセスを詳細かつリアルタイムに分析できる

● こんな人におすすめ

プロダクトの特色から、スマホ向けサイトを中心に運営している人におすすめだと言えます。

▼User Local – スマートフォン解析ツール –
http://smartphone.userlocal.jp/

11.Pt engine

● ヒートマップが使えるアクセス解析ツール

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https://www.ptengine.jp/

ヒートマップを使えることが特長のツールです。色でユーザーの関心を浮き彫りにし、数値で何が起こっているかを明らかにします。初心者にも優しいインターフェースになっており、その使いやすさによりグッドデザイン賞を受賞しています。

● 特徴

  • ページ別にユーザー特徴を把握できる
  • ユーザーの離脱ポイントを把握できる
  • チャネル毎のユーザー動向を調査できる
  • ABテストの測定、広告別媒体分析、メルマガコンテンツリンク後の測定が可能
  • ヒートマップを利用できる

● こんな人におすすめ

ヒートマップをまずは無料で導入してみたい人におすすめです。ヒートマップを活用することで、ユーザーの関心度が高いページを可視化できます。それを根拠に、サイトのコンバージョン率向上やLPからの申込率向上、サイト内の回遊率向上、UIUX向上などの効果が期待できます。

また、施策実行速度の向上やクリエイティブ作成提案、クライアントへの施策提案など、業務基盤としても活用できます。

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12.Juicer

● ペルソナをあぶり出し、デジタル施策に直結させる

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https://juicer.cc/

「ユーザーを知ること」を目的とした、無料のユーザー分析DMPです。

サイト訪問者一人ひとりの属性やデジタル行動、欲求や願望を分析し、ユーザーが「どこ」の「誰」で、あなたのサイトに何を求めているのか理解・把握するアシストをしてくれます。

● 特徴

  • Web上での行動データ、属性などを解析できる
  • ペルソナを自動生成し、代表的なユーザーをリアルな人物像として可視化できる
  • キャンペーンなどのポップアップバナーを設置するとWeb接客が可能になる
  • 自社サイト上でNPS調査を簡単にできるようになる
  • 永年無料で利用できる
  • 有料オプションではより詳細な分析データを取得できる
  • 有料オプションでは分析データを基にした広告配信プランを提供

● こんな人におすすめ

単なるアクセス解析だけではなく、その結果をWebマーケ施策に素早く直結させ、早く成果を出したい人におすすめです。

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13. i2i. jp

● アクセス解析ができる無料Webパーツ

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https://acc.i2i.jp/

i2i. jpは、解析データの元となるアクセスログを閲覧できるツールです。日別のアクセス推移や再訪ユーザー分析、アクセス元のURL、ユーザーのブラウザ解析などを行えます。

● 特徴

  • リンク元や閲覧ページ単位でアクセスログを閲覧できる
  • 日別のアクセス推移を確認できる
  • リンク元のドメイン、あるいはURL全体を確認できる
  • ChromeやFirefoxなどユーザーが使用しているブラウザを分析できる
  • ユーザーの通信方式やWeb画面サイズ、表示カラー数などを確認できる

● こんな人におすすめ

シンプルで無料のアクセス解析ツールを求める方におすすめです。リンク元や閲覧ページで検索できるため、目当てのページのアクセスログをスムーズに確認できます。

14.みやすい解析(sibulla)

● ウェブ解析・広告効果測定:SEO効果測定ができるオールインワンツール

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http://www.sibulla.com/

みやすい解析(sibulla)は、SEO効果測定からWeb解析まで複数の機能を搭載したツールです。広告の費用対効果やSEO対策のヒントも確認できます。

● 特徴

  • ユーザー別に別ページへの移動を把握できる
  • 特定企業からのアクセスに絞ってユーザー行動を確認できる
  • タグ1つを設置するだけで導入できる
  • リスティング広告や自社における集客施策の効果測定ができる
  • KW別のアクセス数やコンバージョン数をグラフで表示できる

● こんな人におすすめ

SEO対策からWeb解析まで1つのツールで完結したい方におすすめです。KW単位のアクセス数やユーザーが利用した検索エンジンの割合など、サーチコンソールとGoogleアナリティクスの機能をかね揃えています。

アクセス解析ツールの選び方のポイントは?

この記事では、14個のアクセス解析ツールを具体的に挙げながら、その特長などをお伝えしました。

「初心者向けで、シンプルな機能に絞り込まれたツール」から、「規模の大きいサイトを運営する大企業向けで、ログ保持も長期間可能なツール」など、さまざまなタイプのツールが存在する事が分かります。

また、ただアクセス解析を設置するだけでなく、Web施策改善に繋げていくことが重要という観点から、「ヒートマップ」や「Web接客」「NPS調査」などWebマーケ施策に直結するサービスを付加した製品も見られるようになっています。

ツールによってコストやメリット・デメリットが異なるため、自社にとって最良のツールを選びましょう。有料ツールの多くはトライアル期間が設けられているため、実際に自社に適しているかどうか確認のうえで導入を検討できます。

アクセス解析ツールは状況に合わせて使い分けよう

アクセス解析ツールによって精度に大きな違いはありませんが、使いやすさやコスト、機能の数などが異なります。場合によっては複数のツールを導入し、必要な解析がいつでもできるようにしておきましょう。

アクセス解析は、サイト改善に必要な情報を得るための手法です。この段階で方法を誤るとサイト改善も失敗するリスクが高まるため、信頼できて使いやすく、全てのニーズを満たしたツールを選んでください。

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