はじめてWeb担当になった方に向けて、知っておくと安心な「Webの基礎知識」を解説します。すべて基礎的なことなので、覚えると仕事がスムーズに進みそうです。しかし今のうちに覚えておかないと後々、困る可能性も……。ぜひ、この機会にWebの基礎知識を備えて、仕事に活かしてください。

インフラ/サーバー関連

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CPU

Central Processing Unit の略。中央処理装置のことです。コンピューターの構成要素で、制御や演算、情報転送などを行う、パソコンの中枢部分です。CPUの性能が高ければ、処理速度が速くなります。CPUを製造しているメーカーは、Intel(インテル)やAMD(エーエムディ)などが有名で、世界中のパソコンに搭載されています。

SaaS(サース)

Software as a Serviceの略。「サービスとしてのソフトウェア」という意味で、クラウド経由で提供されるソフトウェアを示します。DropboxやEvernoteなどが、それに当たります。クラウド経由のため、ネット環境があればどこからでもアクセスできるのが魅力です。

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PaaS(パース)

Platform as a Serviceの略。「サービスとしてのプラットフォーム」という意味です。Google Apps EngineやMicrosoft AzureなどがPaaSで、アプリケーションソフトを動かすために必要なプログラム実行環境やデータベースなどが提供されるサービスのことです。

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IaaS(イァース/アイアース)

Infrastructure as a Serviceの略。「サービスとしてのインフラ」という意味です。仮想化技術を利用して、ITインフラをインターネット経由で提供するサービスです。CPUやメモリ、OSなどが選べるなど、自由度の高いサービスですが、その分知識が必要となります。

レンタルサーバー

レンタルサーバーを管理している会社からレンタルして使用するサーバーのことです。レンタルサーバーには、専用サーバーと共用サーバーがあります。専用サーバーは、利用者1人が専用で使用。共用サーバーは複数人で1つのサーバーを使用します。その分、料金が安く設定されています。しかし共用サーバーよりも専用サーバーの方がデータ容量などは大きいという特徴があります。

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IoT

Internet of Thingsの略。「モノのインターネット」と訳されることが多いです。センサーやデバイスなどが組み込まれたモノなどを、ネットワークに接続して、新たな価値を生む仕組みのことです。外出先にいてもスマートフォンで家電をがコントロールできるスマート家電もIoTです。

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